2021年3月期決算概況(2)
(地銀)
62行合計の純利益は5,995億円、5期ぶりの増益
預金残高と連結総資産が全行で前年同月末比増加
<単体>
地方銀行62行の2021年3月期決算(単体ベース)で62行合計の当期純利益(以下、純利益)は、前年同期比68億円(1.1%)増の5,995億円となった。5期ぶりの増益。
個別にみると、前年同期に純損失を計上したみちのく銀行、清水銀行、十八親和銀行(旧十八銀行、旧親和銀行分)の3行が黒字化。東邦銀行が純損失を計上した。同行の赤字決算は、有価証券利息配当金と有価証券売却益の減少と与信関係費用の増加および将来のデジタル化を見据えた店舗再編の方針に基づく固定資産減損損失の計上(22億円)が影響した。増益は前年同期比8行増の25行。増加率が最も高かったのは、筑波銀行の391.7%増。同行は業務粗利益が減少したが、子会社(筑波信用保証)の株式売却益を42億円計上したことを主因に増益となった。荘内銀行は289.5%増。有価証券利息配当金が34億円増の53億円、株式等関係損益が16億円増の4,000万円、経費が5億円減の135億円だったことが増益につながった。南都銀行は219.9%増。貸出金利息が17億円増の319億円、有価証券利息配当金が20億円増の160億円だったのに加え、経費が12億円減の392億円、与信関連費用が40億円減の29億円と改善して増収となった。
主な掲載項目:【単体決算】、【連結決算】、【預金・貸出金・有価証券残高(単体)】、【国債等債券関係損益・株式等関係損益の状況(単体)】、【その他有価証券評価損益】
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