2021年7月12日号

ニッキンレポート2021年7月12日号(毎週月曜日発行)

決算分析

自己資本比率
(全国銀行 2021年3月末)


国際統一基準首位、八十二銀行の20.69%
山梨中央銀行の12.26%が国内基準でトップ

 銀行持ち株会社22社および全国銀行110行の2021年3月末における自己資本比率(原則、有価証券報告書ベース。未提出行は決算短信ベース)をまとめた。
 国際統一基準を適用する15行・社(持ち株会社6社、地銀8行、第二地銀1行。持ち株会社の傘下行を除く)のうち、連結ベースの比率が最も高かったのは八十二銀行。前年同月末比1.75ポイント(p)上昇し20.69%。続いて三井住友フィナンシャルグループ(FG)が0.14p 低下し18.61 % 。滋賀銀行が3.07 p 上昇し17.19%と続く。前期比で変動幅が±1.0p以上だったのは、前出の八十二銀、滋賀銀のほか、北国銀行( +2.74p )、名古屋銀行( +1.50p )、三井住友トラスト・ホールディングス(HD)が▲1.47p。前年同月末比は、12行・社で上昇し、4行・社で低下した。
 国内基準を適用するのは93行(大手行等4行、地銀52行、第二地銀37行)。大手行等では、りそな銀が10.85%、埼玉りそな銀行が14.45%、新生銀行が13.26%、あおぞら銀行が11.13%と引き続き全行が10%以上を確保。前期比で変動幅が±1p以上だった銀行はなかった。前年同月末比は、3行で上昇し、新生銀1行のみ低下。

主な掲載項目:【国際統一基準適用行】総自己資本比率・TierI比率・普通株式等TierI比率、それぞれの20/3比、総自己資本の額、リスク・アセットの額
【国内基準適用行】自己資本比率・自己資本の額・リスク・アセット等・総所要自己資本額、それぞれの20/3比(単位:%、ポイント、億円)

地域銀の自己資本比率上位10行(国内基準、単体)

経営情報

2021年夏のキャンペーン(2)
(大手行など・第二地銀 2021年7月1日現在)
京葉銀行、第二地銀最高の定期預金6カ月もの0.4%で提供
りそな銀行、50代向け積立投信キャンペーン
平均年間給与・年齢・勤続年数
(全国銀行 2021年3月末)
84行平均は7,000円減の700万6,000円
平均年間給与トップは三菱UFJ信託銀行の869万円
主な掲載項目:平均年間給与・平均年齢・平均勤続年数それぞれについて、21/3・20/3・増減(単位:千円、歳、年)
住宅ローン金利 (2021年7月)
主な掲載項目:改定日、2・3・5・7・10・15・20年、キャップ付5・10年・全期間、フラット20・35・50、それぞれの当月値・前月値、変動金利型基準金利(単位:%)
コール・NCDレート推移 (2021年6月)
主な掲載項目:無担保コールレート(翌日・1週間・2週間・3週間・1カ月・トムネ)、有担保コールレート(翌日・トムネ)、NCDレート(3カ月新発・1カ月新発・スポネ現先)(単位:%)

保険情報

『ヒトの輪』
社外取締役と株主との「対話」
実践コーポレートガバナンス研究会
門多丈 代表理事
保険窓販情報 青森銀行、きらやか銀行、損害保険ジャパン、
T&Dフィナンシャル生命保険・静岡銀行、
PGF生命保険、アクサダイレクト生命保険 

展望

古民家

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