2020年6月1日号

ニッキンレポート2020年6月1日号(毎週月曜日発行)

決算分析

2020年3月期決算概況(2)
(地銀)


64行合計の当期純利益、4期連続の減益
福岡銀行の与信費用、368億円増の389億円

 <単体>
 地方銀行の2020年3月期決算(単体ベース)で64行合計の当期純利益は、前年同期比359億円(▲5.7%)減の5,926億円となった。4期連続の減益。個別にみると、前期に純損失を計上したスルガ銀が黒字化。みちのく銀、清水銀、十八銀、親和銀の4行が純損失を計上した。みちのく銀は与信費用と有価証券含み損の増加、清水銀は、一部投資信託の処分と株式の減損処理が影響した。十八銀と親和銀は、親会社であるふくおかフィナンシャルグループ(FG)が貸倒引当金の見積もりを変更(フォワードルッキング引当金の導入)したことが影響した。福岡銀は純損失こそ免れたものの、減益幅は312億円(▲62.0%)となった。増益は17行、減益は47行。増加率が最も高かったのは、北九州銀の62.1%増。

地銀の当期純利益増加率上位10行(2020年3月期)

経営情報

多彩なコロナ対策(1)
(地銀 2020年4月緊急調査)
西日本シティ銀行・佐賀銀行・筑邦銀行・琉球銀行・十六銀行、申請代理開始
筑波銀行、支援強化で特対班22人が母店8カ店に駐在
信金の渉外人員比率ランキング 2020年3月末
金融機関店舗の開設・廃止状況 2020年4月

保険情報

個人年金保険販売実績
(地域銀など、大手信金 2019年度下期)
千葉銀行、定額平準払い地銀最多の2,700件販売
地銀の外貨建定額一時払い、▲45.5%の1万5,000件に 
第284回『ヒトの輪』
コロナ、その2
FWD富士生命保険 CEOオフィス
田中啓士 特命部長
保険窓販情報 山形銀行、常陽銀行、川崎信用金庫、
PGF生命保険、メットライフ生命保険
保険窓販商品の新規取扱状況 2020年3~4月

展望

ポスト・コロナ雑感

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