2020年11月9日号

ニッキンレポート2020年11月9日号(毎週月曜日発行)

経営情報

個人向け国債販売実績
(地域銀、大手信金・信組など 2020年度上期)


3業態で+10.3%、235億円増の2,504億円販売
地銀トップ常陽銀行160億円、第二地銀は北洋銀行123億円

 トマト銀行、キャンペーンで100万円ごと現金1,000円等贈呈
 地域銀、大手信金(2020年7月末預金残高5,000億円以上)、大手信組(同3,000億円以上)等を対象に、20年度上期の個人向け国債販売状況を調査した。11月2日までに回答のあった地銀63行、第二地銀35行、大手81信金、大手12信組、三井住友信託銀の合計193機関の販売額・販売件数を特集する。
 前提として、調査対象の個人向け国債について概観すると、今回該当分は20年5月から20年10月発行の変動10年債(第121回から126回)、固定5年債(第109回から114回)、固定3年債(第119回から124回)。3銘柄の合計発行額は8,928億円(対前年同期比1兆5,678億円減、▲63.7%)の大幅減となった。銘柄ごとの発行額を見ると、10年もの4,525億円( 同1兆5,781億円減、▲77.7%)、5年もの812億円(同325億円減、▲28.5%)、3年もの3,591億円(同429億円増、+13.5%)となり、固定3年ものだけが対前年同期比で増加している。
 利率は10年もの、5年もの、3年ものすべて0.05%(10年ものは初回利率)。4月以降、多くの金融機関が定期預金金利を1カ月から10年ものまで軒並み0.01%から0.002%に引き下げたため、「3年もの」で見て個人向け国債と多くの金融機関の定期預金の金利差は0.04ポイント(p)から0.048pに拡大している。

主な掲載項目:固定3年(119-124回)・固定5年(109-114回)・変動10年(121-126回)、それぞれの販売額・件数(単位:百万円、件)

個人向け国債合計の業態別販売額上位
国債など公共債の預かり資産残高
(地域銀、大手信金・信組など 2020年9月末)
中国銀行、残高2,339億円で3業態中トップ
トマト銀行、約8倍の5,500億円増加、6,300億円に
主な掲載項目:個人向け国債預かり資産残高・国債など公共債預かり資産残高、それぞれの20/9末・20/3末比・19/9末比、計上時点(単位:百万円)
住宅ローン金利 (2020年11月)
主な掲載項目:改定日、2・3・5・7・10・15・20年、キャップ付5・10年・全期間、フラット20・35・50、それぞれの当月値・前月値、変動金利型(改定日、基準金利)(単位:%)
コール・NCDレート推移 (2020年10月)
主な掲載項目:無担保コールレート、有担保コールレート、NCDレート(単位:%)

決算分析

全国銀行の業績予想修正
(2021年3月期・第2四半期)

保険情報

『ヒトの輪』
サイバーリスク保険開発者からみた日本のセキュリティ課題
東京海上日動火災保険 企業商品業務部R&Dチーム
教学大介 担当次長
保険窓販情報 足利銀行、北国銀行、大垣共立銀行、
浜松いわた信用金庫、第一フロンティア生命保険

展望

菅政権に期待する産業競争力向上に資する環境政策

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