2020年6月8日号

ニッキンレポート2020年6月8日号(毎週月曜日発行)

決算分析

2020年3月期決算概況(3)
(第二地銀)


連結当期純利益、東京スター銀行が89億円で首位
当期純利益、38行合計で▲7.8%の723億円

 <連結>
 連結ベース27社・行(傘下行が第二地銀のみの持ち株会社を記載。傘下行の連結決算は対象外)の親会社株主に帰属する当期純利益は8社・行が増益、19社・行が減益となった。純損失は島根銀が19億円計上。貸倒償却引当費用が前年同期比13億円増の15億円に、株式等関係損が10億円増の3億円となり利益を圧迫した。純利益首位は東京スター銀(89億円)。続いてトモニHD(81億円)、前年同期1位の北洋銀(75億円)。
 包括利益は全27行・社が前年同期比で減益。黒字だったのは、東京スター銀(44億円)、西京銀(2億円)の2行のみ。
 総資産は18社・行が増加、9社・行が減少。残高上位3社・行は北洋銀の9兆9,880億円、京葉銀4兆9,947億円、トモニHD3兆9,931億円。

第二地銀の当期純利益増加率上位10行(2020年3月期)

経営情報

多彩なコロナ対策(2)
(大手行・第二地銀・信金 2020年4月 緊急調査第3弾)
MUFG、医療産業支援で100億円の投資ファンド
愛知銀行・愛知信用金庫・碧海信用金庫、名古屋市のワンストップ連携機関に 
住宅ローン金利 (2020年6月)

保険情報

長期火災保険の販売状況
(地域銀など・大手信金
2019年度下期)
販売件数合計は4.3%増の3万1,600件の高水準
業態トップは伊予銀行1,613件、第三銀行879件、城南信用金庫372件
第285回『ヒトの輪』
独居高齢者の増加と社会的孤立
明治安田総合研究所
内匠功 主任研究員 
保険窓販情報 山口銀行・もみじ銀行・北九州銀行、
荘内銀行、スルガ銀行、知多信用金庫、
アイリックコーポレーション、あいおいニッセイ同和損害保険 

展望

新型コロナウイルス感染拡大に対する日本銀行の対応

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