2020年11月16日号

ニッキンレポート2020年11月16日号(毎週月曜日発行)

保険情報

生損保窓販手数料収入と終身保険の販売実績
(地域銀など、大手信金 2020年度上期)


終身保険販売件数、一時払▲40%、平準+41%
静岡銀行、生損保合計の手数料25億円で全体トップ

 生損保手数料収入、▲26.1%、110億円減の311億円
 2020年度上期の生損保窓販実績をアンケート調査し、回答のあった地銀64行、第二地銀38行、大手信金(2020年7月末預金残高5,000億円以上および販売実績のある81信金)、大手信託銀行等3行の合計186機関の生損保窓販手数料収入と終身保険の販売実績を一覧にした。20年度上期は、4月7日に東京・大阪など7都府県に出された新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が、同月16日に全都道府県へと拡大されるなど、新型コロナウイルスが拡がった時期と重なる。そのような状況下での保険窓販の現状をまとめた。

1.生損保手数料収入
 生損保手数料収入の総合計は、311億円(19年度上期比110億円減、▲26.1%)の大幅減となった。業態別では、地銀合計が216億円(同82億円減、▲27.4%)。第二地銀が53億円(同15億円減、▲22.8%)、大手信金が40億円(同12億円増減、▲23.1%)と3業態ともに前年同期比で20%以上マイナスと大きく減らした。手数料収入のうち大部分を占める生保手数料の半期ごとの推移を地銀合計について示した。計数を確認できる2014年度上期以降で、今回調査の20年度上期が最低となっている。

主な掲載項目:主な掲載項目:2020年度上期の生保手数料収入(千円)・同損保、
一時払い終身保険・平準払い終身保険それぞれの取扱商品数・販売件数・収入保険料(百万円)、
うち外貨建ての取扱商品数・販売件数・収入保険料(百万円)

地銀の生損保手数料収入上位10行(2020年度上期)
医療・がん保険販売実績
(地域銀など、大手信金 2020年度上期)
水戸信用金庫、医療721件、がん840件販売で業態トップ
医療、前年同期比▲16.6%、がん▲12.1%と低調
主な掲載項目:取扱商品数・販売件数、
販売件数上位(1)・販売件数上位(2)それぞれの商品名・引受保険会社・販売件数(単位:件)
『ヒトの輪』
鶏口牛後
FWD富士生命保険 CEOオフィス
田中啓士 特命部長
保険窓販情報 北海道銀行、荘内銀行、北陸銀行、きのくに信用金庫、
PGF生命保険・中京銀行、SOMPOケア

経営情報

地域銀行の株式持ち合い状況
(2020年3月末)
74行が地域銀株を「特定投資株式」として保有
保有銘柄数最多は東邦銀行の21銘柄

展望

ジョブ型雇用

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