2017年9月中間期における地域銀行105行の貸出金利回り(単体ベース。全店分、海外含む)は、マイナス金利の影響や金融機関の貸出競争などを理由に低下基調が続いているものの一部の銀行では底打ち感も見られる。
業態別に見ると、地銀64行の貸出金利回り(単純平均)は1.18%と前年同期比▲0.07ポイント(p)、5年前の12年9月中間期比では▲0.49p。第二地銀41行は1.46%と同▲0.08p、同▲0.54pとなった(グラフ)。個別銀行を見ると、105行のうち前年同期比で貸出金利回りが上昇したのは4行。上昇幅順に、佐賀共栄銀(0.10p)中国銀(0.02p)、岩手銀(0.01p)、大分銀(0.01p)。静岡銀は変わらず。前年はスルガ銀1行だったことから3行増加した。
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