2022年7月4日号

ニッキンレポート2022年7月4日号(毎週月曜日発行)

決算分析

自己資本比率
(全国銀行 2022年3月末)


国際統一基準首位、八十二銀行の19.06%
埼玉りそな銀行の15.42%が国内基準でトップ

 銀行持ち株会社24社および全国銀行109行の2022年3月末における自己資本比率(原則、決算短信ベース)をまとめた。
 国際統一基準を適用する15行・社(持ち株会社7社、地銀7行、第二地銀1行。持ち株会社の傘下行を除く)のうち、連結ベースの比率が最も高かったのは八十二銀行。前年同月末比1.63ポイント(p)低下し19.06%。続いてみずほフィナンシャルグループ(FG)が0.66p上昇し17.53%。三井住友FGが2.05p低下し16.56%と続く。前期比で変動幅が±1.0p以上だったのは、前出の八十二銀、三井住友FGのほか、三菱UFJFG(▲2.02p)、滋賀銀行(▲2.05P)。前年同月末比は、2行・社で上昇し、13行・社で低下した。
 国内基準を適用するのは92行(大手行等4行、地銀52行、第二地銀36行)。大手行等(単体ベース)が最も高かったのは、埼玉りそな銀行の15.42%。92行のうちで最も高い。りそな銀行の11.08%、新生銀行が13.79%、あおぞら銀行が10.33%と、引き続き全行・社が10%以上を確保。前期比で変動幅が±1p以上だった銀行はなかった。前年同月末比は、あおぞら銀行を除く3行で上昇した。

主な掲載項目:【国際統一基準適用行】総自己資本比率、TierI比率、普通株式等TierI比率、総自己資本の額、リスク・アセットの額
【国内基準適用行】自己資本比率、自己資本の額、リスク・アセット等、総所要自己資本額(単位:%、ポイント、億円)

地域銀の自己資本比率上位10行(国内基準、単体)
配当額・配当性向
(全国銀行 2022年3月期)
91行・社のうち増配・据え置きともに40行・社
2023年3月期、85行・社のうち23行・社が増配予想
主な掲載項目:1株当たり配当金(円)、配当金総額(百万円)、配当性向(%)、純資産配当率(%)

経営情報

2022年夏のキャンペーン(1)
(地銀 2022年6月24日現在)
「投資信託」関連、全体の約40%占める23行展開
「現金」と「クオカード・商品券」が各28行
信用保証協会別の信用保証実績 (2021年度)
主な掲載項目:保証承諾・保証債務残高(平均)・代位弁済(元利合計)について、件数、金額(単位:件、百万円)
信用保証協会別のセーフティ保証実績 (2021年度)
主な掲載項目:保証承諾・保証債務残高(平均)・代位弁済(元利合計)について、件数、金額(単位:件、百万円)
ニッキンレポート掲載索引 (2022年1~6月)

保険情報

『ヒトの輪』
アフターフォロー
保険健全化推進機構結心会
上野直昭 会長
保険窓販情報 東北銀行、横浜銀行、
信金業界、 鹿児島相互信用金庫など、
ニッセイ・ウェルス生命保険・三菱UFJ銀行、
太陽生命保険・山梨中央銀行 

展望

エリートは笑いを獲る!!

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