2022年10月24日号

ニッキンレポート2022年10月24日号(毎週月曜日発行)

経営情報

住宅ローンの金利優遇概要
(全国銀行 2022年10月調査)


平均金利、変動型0.002p低下、固定10年0.063p上昇
変動型の最低金利、auじぶん銀行0.289%

 全国銀行の住宅ローン金利優遇の状況を2022年10月にホームページから調査した。判明した108行(大手行等15行、地銀58行、第二地銀35行)の平均金利(同一行で複数の金利設定がある場合は最も低い金利で算出)は、前回調査(22年4月)比で固定3年が0.049ポイント(p)上昇し0.874%、固定5年が0.046p上昇し1.012%、固定10年が0.063p上昇し1.155%、変動金利型が0.002p低下し0.755%となった。固定金利商品は、住宅ローン金利を決める参考指標となる長期金利が前回調査時点に比べ上昇(財務省発表の国債金利情報基準で。9月下旬の平均金利が21年3月下旬の金利に比べ、3年0.075%、5年0.178%、10年0.216%)した。これを受けた金利引き上げが見られた。

主な掲載項目:3・5・10年・変動、それぞれの適用金利・優遇幅(単位:%)

変動金利型住宅ローンの最優遇金利上位10行
金融機関店舗の開設・廃止状況 (2022年9月)

決算分析

与信費用比率
(全国銀行 2022年3月期)
109行合計は前年同期比▲1.0bpの17.7bp
都銀合計は4年連続で上昇し26.2bpに
主な掲載項目:与信費用比率、与信関係費用、貸出金残高(平均残高)(単位:ベーシスポイント、百万円)
貸出金の残存期間別変動金利貸出比率
(全国銀行 2022年3月末)
109行合計、1年超合計の変動金利比率は63.9%
スルガ銀行の7年超、97.4%が変動金利貸出
主な掲載項目:1-3年、3-5、5-7、7年超、期間の定めのないもの、1年超合計(単位:%、ポイント)

保険情報

『ヒトの輪』
熱い金融ウーマン
金融経営研究所
山口省蔵 所長 
保険窓販情報  静岡銀行、観音寺信用金庫、
T&Dフィナンシャル生命保険・北洋銀行、
アクサ生命保険

展望

円買い介入が与える短期金融市場への影響

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