2022年10月31日号

ニッキンレポート2022年10月31日号(毎週月曜日発行)

決算分析

定期預金の残存期間別残高・構成比
(全国銀行 2022年3月末)


108行合計、残高増は「3カ月未満」など2階層
あおぞら銀行、「3年以上」構成比が31.5%で首位

 <残高>
 全国銀行108行(公表区分が異なる南都銀行を除く)の2022年3月末における定期預金合計残高は、前年同月末比2兆6,037億円減(▲1.0%)の247兆1,540億円だった。
 業態別では、都銀5 行合計が前年同月末比6,686億円増(0.6%)の103兆5,871億円。地銀61行合計は同1兆9,090億円減(▲2.1%)の84兆9,680億円、第二地銀37行合計は同6,462億円減(▲2.7%)の22兆7,452億円だった。
 <構成比>
 定期預金の残存期間別残高について2022 年3月末の定期預金合計に占める構成比をまとめた。
全国銀行合計で前年同月末比が最も上昇したのは、「3カ月未満」の0.6 ポイント(p)上昇し37.0%。一方、最も構成比が低下したのは「3カ月以上6カ月未満」が0.3p低下し17.9%と「3年以上」が0.3p低下し3.7%だった。

主な掲載項目:【残高】3カ月未満、3-6、6-12、1年-2年、2-3、3年以上、合計(単位:百万円、%)、
【残高構成比】3カ月未満、3-6、6-12、1年-2年、2-3、3年以上(単位:%、ポイント)

地域銀の定期預金残存期間別構成比 高い5行と低い5行(2022年3月末)
当座貸越、コミットメントラインの融資未実行残高
(全国銀行 2022年3月末)
未実行額は109行合計で貸出金合計の56.2%に
山梨中央銀行、未実行残高が53.6%増4,666億円
主な掲載項目:融資未実行残高(A)、うち原契約期間が1年以内または任意の時期に無条件で取り消し可能なもの(B)、貸出金残高(C)(単位:百万円、%、ポイント)

経営情報

SDGs私募債の受託状況
(大手信金(1) 2022年3月~9月末)
全国の22信金、「ちいきのミライ」などを引き受け
埼玉県信用金庫、29件中15件が新型コロナ基金へ寄付

保険情報

『ヒトの輪』
出口は何処に
オフィス エイ・エイチ
戸田博之 代表 
保険窓販情報  群馬銀行、多摩信用金庫・フコクしんらい生命保険、
第一フロンティア生命保険、
PGF生命保険・第四北越銀行

展望

的外れなインフレ対策
-石油元売り・電力会社より困窮家計を支援すべき-

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