2022年11月21日号

ニッキンレポート2022年11月21日号(毎週月曜日発行)

決算分析

2022年9月中間期決算概況(1)
(大手行など)


連結純利益、増加率首位は三井住友FG15.2%増
国債等債券関係損益、都銀全5行で損失を計上

 【主要金融5社の連結決算】
 主要金融5社〔みずほフィナンシャルグループ(FG)、三菱UFJFG、三井住友FG、りそなホールディングス(HD)、三井住友トラストHD〕の2022年9月中間期決算は、経常収益が5社とも前年同期比で増益となったが、親会社株主に帰属する中間純利益(以下、純利益)は三井住友FG、りそなHD2社のみ増益となった。

主な掲載項目:連結決算概況、損益状況(単体)、預金・貸出金残高など(単体)、資金利益・役務取引等利益・経費など(単体)、利回り・利ザヤ(国内業務部門。信託銀は国内3勘定)(単体)、国債等債券関係損益(単体)、株式関係損益(単体)、有価証券の評価損益(単体)(単位:百万円)、業績予想(2022年3月期)、自己資本の状況(連結)・国際統一基準、自己資金の状況(連結)・国内基準、3メガバンクグループの国別貸出状況(単位:億円)

大手行5グループの2022年9月中間期決算<連結>

保険情報

個人年金保険販売実績
(地域銀など、大手信金 2022年度上期)
定額一時払い、3業態合計で4万5,840件販売
半期ベースで14年度上期以降、過去最多
主な掲載項目:変額(一時払い)・定額(一時払い)・定額(平準払い)について、
取扱商品数・販売件数・収入保険料、それぞれのうち外貨建て(単位:百万円)
学資保険・収入保障保険の販売状況
(地域銀など、大手信金 2022年度上期)
収入保障、422件減、▲8.9%の4,313件
学資保険、販売件数129件、88件減、▲40.5%
主な掲載項目:学資保険・収入保障保険について、
取扱商品数・販売件数・最多販売商品の商品名・引受保険会社・販売件数(単位:件数)
『ヒトの輪』
銀行界を待ち受ける異次元の衝撃
Ridgelinez
富樫直記 シニアアドバイザー 
保険窓販情報  百十四銀行、しののめ信用金庫・損害保険ジャパン、
かんぽ生命保険、T&Dフィナンシャル生命保険、
三井住友カード・住友生命保険など 

経営情報

 信組の定積契約高比率ランキング (上位70組合・2022年9月末) 
主な掲載項目:順位、定積契約高比率(B/A)、同残高比率(C/A)、同鮮度率(C/B)、同当月末契約高(B)、同当月末残高(C)、預金積金当月末残高(A)(単位:%、百万円)

展望

“金融オンチ”を治すには

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