有価証券の種類別残高・構成比
（全国銀行　2022年９月末）

109行合計の増加率、「地方債」が4.5％増で首位
「株式」構成比、地域銀66行で低下
　【種類別残高】
　全国銀行109行が保有する2022年９月末の有価証券（決算短信、ディスクロージャー誌から集計合計256兆2,373億円、前年同月末比９兆1,483億円減、3.4％減）のうち、前年同月末比の増加率が最も高い種類は「地方債」の4.5％増（同１兆1,825億円増、27兆723億円）だった。これ以外の種類の残高は前年同月末比で減少しており、最も減少率が高かったのは、「株式」の15.9％減（同３兆9,947億円減、21兆1,085億円）。このほか、「その他」（投資信託、外国証券など）が3.5％減（ 同３兆4,340億円減、93兆9,780億円）、「国債」が2.6％減（ 同２ 兆3,154 億円減、86 兆2,544億円）。「社債」が2.0％減（同5,863億円減、27兆8,219億円）となっている。

主な掲載項目：【残高】国債、地方債、社債、株式、その他、有価証券合計（単位：百万円、％）、
【残高構成比】国債、地方債、社債、株式、その他（単位：％、ポイント）