2023年4月3日号
ニッキンレポート2023年4月3日号（毎週月曜日発行）
決算分析
預金の種類別平均残高
（全国銀行 2022年９月中間期）
109行合計の流動性預金比率は69.3％
あおぞら銀行の流動性預金残高、前年同期比51.7％増
全国銀行109行（都銀５行、信託銀３行、新生銀行、あおぞら銀行、地銀62行、第二地銀37行）の2022年９月中間期における預金残高（期中平均残高、譲渡性預金除く）は、前年同期比42兆5,181億円増（4.5％）の969兆2,134億円。このうち流動性預金は、同30兆4,155億円増（4.7％）の672兆2,519億円で、定期性預金は同８兆6,740億円増（3.3％）の263兆9,635億円だった。
主な掲載項目：【残高】預金合計、流動性預金、定期性預金、その他預金、うち国際業務部門、譲渡性預金（単位：百万円、％）、
【残高構成比】流動性預金比率、定期性預金比率（単位：％、ポイント）
| 与信費用比率 （全国銀行 2022年９月中間期） |
109行合計は前年同期比0.6bp上昇し1.8bp 比率分布、地銀41行、第二地銀21行が0～10bp未満 主な掲載項目：与信費用比率、与信関係費用、貸出金残高(平均残高)（単位：ベーシスポイント、百万円） |
|---|---|
| 営業経費の内訳 （全国銀行 2022年９月中間期） |
開示46行合計で35億円・0.2％増の１兆3,354億円 滋賀銀行、営業経費が前期比▲11.8％、26億円減 主な掲載項目：営業経費合計、うち給与・手当、うち退職給付費用、うち福利厚生費、うち減価償却費、うち土地建物機械賃貸料、うち消耗品費、うち広告宣伝費、うち租税公課、うちその他（単位：百万円、％） |
経営情報
| 金融機関の合併・統合・新設 （2023年度以降） |
京都銀行、2023年10月初旬に持ち株会社体制へ 八十二銀行は同６月１日に長野銀行と経営統合 |
|---|---|
| ＳＤＧｓ私募債の受託状況 （大手信金 2022年10月～2023年３月末） |
全国16信金が「ちいきのミライ」など99件引き受け 桐生信用金庫が23件でトップ、埼玉県信用金庫は12億円受託 |
保険情報
|
『ヒトの輪』 |
東京海上日動火災保険 堀川智 営業推進部部長兼金融営業推進室長 |
|---|---|
| 保険窓販情報 | 福邦銀行、横浜銀行、淡路信用金庫、 アフラック生命保険、 Ｔ＆Ｄフィナンシャル生命保険 |
展望
異次元金融緩和の10年を振り返る
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