ニッキンレポート2023年8月14日号｜現場直視の紙面づくりを目指す金融情報機関ニッキン　Web site 日本金融通信社

ニッキンレポート2023年8月14日号（毎週月曜日発行）

決算分析

全国254信金の決算概況
（2023年３月期）

純利益合計、前期比345億円減▲12.4％の2,423億円
京都中央信用金庫、コア業純トップ181億円
　経常収益合計は前期比385億円増、＋1.9％の２兆502億円
　全国の信用金庫を対象にしたアンケート調査（2023年７月実施）の回答やディスクロージャー誌に基づき、全254信金の23年３月期の決算概況をまとめた。なお、信金数は前期（2022年３月期）と同数となっている。
　１．収益の状況
　254信金の合計の経常収益は、２兆502億円（前年同期比385億円増、1.9％）、経常利益は3,379億円（同422億円減、▲11.1％）、当期純利益は2,423億円（同345億円減、▲12.4％）、コア業務純益（投信解約損益除く）は4,496億円（同352億円増、8.4％）となった。経常収益の推移を見ると、18年３月期に２兆610億円と17年３月期比で大きく落ち込んで以降、２兆円台で推移し続ける。当期純利益は、17年３月期に前期比555億円減の2,781億円となってから、いまだ3,000億円台まで回復できていない。

主な掲載項目：経常収益、経常利益、当期純利益、コア業務純益、自己資本比率、預金・積金末残、貸出金末残、総資産、出資金、出資配当率（単位：百万円、％）

2023年４～６月期決算概況（1）（大手行など）	主要金融５社合計純利益、80.1％増１兆1,237億円三菱ＵＦＪＦＧの前期比増加率は391.2％主な掲載項目：＜連結＞経常収益、経常利益、四半期純利益、包括利益、総資産、純資産、自己資本比率、資金利益、役務取引等利益、実質業務純益、営業経費、与信関係費用、金融再生法開示債権、その他有価証券評価損益＜単体＞経常利益、四半期純利益、業務粗利益、資金利益、役務取引等利益、経費、コア業務純益、国債等債券関係損益、株式等関係損益、与信関係費用、その他有価証券の評価差額、金融再生法開示債権額・同比率、預金残高、貸出金残高、自己資本比率、自己資本の額（単位：百万円、％）
役務取引等収益の内訳・構成比（全国銀行 2023年３月期）	109行のうち73行で前年同期比が増加長野銀行、「預金・貸出業務」が146.4％増12億円に主な掲載項目：＜内訳＞役務取引等収益、経常収益比（％）、うち預金・貸出業務、うち為替業務、うち証券関連業務、うち代理業務、うち保護預かり・貸金庫業務、うち保証業務、うち投資信託販売業務、うち保険販売業務（単位：百万円、％）、＜構成比＞預金・貸出業務、為替業務、証券関連業務、代理業務、保護預かり・貸金庫業務、保証業務（単位：％、ポイント）

2023年４～６月期決算概況（1）
（大手行など）

主要金融５社合計純利益、80.1％増１兆1,237億円
三菱ＵＦＪＦＧの前期比増加率は391.2％
主な掲載項目：＜連結＞経常収益、経常利益、四半期純利益、包括利益、総資産、純資産、自己資本比率、資金利益、役務取引等利益、実質業務純益、営業経費、与信関係費用、金融再生法開示債権、その他有価証券評価損益
＜単体＞経常利益、四半期純利益、業務粗利益、資金利益、役務取引等利益、経費、コア業務純益、国債等債券関係損益、株式等関係損益、与信関係費用、その他有価証券の評価差額、金融再生法開示債権額・同比率、預金残高、貸出金残高、自己資本比率、自己資本の額（単位：百万円、％）

役務取引等収益の内訳・構成比
（全国銀行 2023年３月期）

109行のうち73行で前年同期比が増加
長野銀行、「預金・貸出業務」が146.4％増12億円に
主な掲載項目：＜内訳＞役務取引等収益、経常収益比（％）、うち預金・貸出業務、うち為替業務、うち証券関連業務、うち代理業務、うち保護預かり・貸金庫業務、うち保証業務、うち投資信託販売業務、うち保険販売業務（単位：百万円、％）、
＜構成比＞預金・貸出業務、為替業務、証券関連業務、代理業務、保護預かり・貸金庫業務、保証業務（単位：％、ポイント）

保険情報

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