2023年3月期決算概況(4)
(第二地銀)
連結純利益、前期比増益は25行・社中14行・社
純利益首位はあいちFGの818億円
<連結>
連結ベース25行・社(傘下行が第二地銀のみの持ち株会社を記載。傘下行の連結決算は対象外)の2023年3月期における親会社株主に帰属する当期純利益(以下、純利益)は前年同期比10行・社減の14行・社で増益となった。
純利益が多い上位3行・社は、818億円(前年同期比671億円増、同457.5%増。愛知銀行と中京銀行の連結決算を合算して比較)のあいちフィナンシャルグループ(FG)、141億円(同11億円増、同8.4%増)のトモニホールディングス(HD)、103億円(同7億円減、同▲7.1%)の京葉銀行。あいちFG(22年10月発足)は、企業結合による負ののれん発生益(804億9,100万円)を特別利益に計上したことが大幅な利益増につながった。一方、じもとHDは、21年3月期以来、2期ぶりに純損失(96億円増、70億円)を出し、25行・社で唯一、赤字決算となった。
主な掲載項目:【単体決算】、【連結決算】、【預金・貸出金・有価証券残高(単体)】、【その他有価証券評価損益】、【国債等債券関係損益・株式等関係損益の状況(単体)】
諸利回り・利ザヤ状況 (地域銀 2023年3月期) |
65行で有価証券利回り、41行で貸出金利回りが上昇 平均総資金利ザヤ、地銀0.262%、第二地銀0.245% 主な掲載項目:有価証券利回り、貸出金利回り(A)、資金運用利回り(C)、預金債券等原価(B)、経費率、資金調達原価(D)、預貸金利ザヤ(A-B)、総資金利ザヤ(C-D)(単位:%、ポイント) |
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信金の渉外人員比率ランキング | (上位100金庫・2023年3月末) 主な掲載項目:渉外人員比率(B/A)、渉外数(B)、常勤役職員数(A)、店舗数(単位:%、人、店) |
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『ヒトの輪』 |
第一生命経済研究所 的場康子 主席研究員 |
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保険窓販情報 | 三十三銀行、北都銀行・荘内銀行、 住信SBIネット銀行、PGF生命保険、 ニッセイ・ウェルス生命保険 |
米銀の破綻とその教訓
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