2023年5月8日号
ニッキンレポート2023年5月8日号（毎週月曜日発行）
決算分析
国債など公共債の預かり資産残高
（地域銀など、大手信金・信組 2023年３月末）
業態別の国債残高、地銀▲10.8％、第二地銀▲3.8％
中国銀行、個人向け国債残高全体トップの1,577億円
地域銀行等、大手信金・信組を対象に2023年３月末時点の個人向け国債および国債を含めた公共債の預かり資産残高を調査した。４月24日までに回答のあった合計189機関（地銀59行、第二地銀34行、大手82信金、大手13信組、１信託銀）の概要をまとめた。
個人向け国債の預かり資産残高の総合計は２兆933億円（2022年３月末比1,823億円減、▲8.0％）と前年同月末比減少になった。業態別では、地銀合計が１兆3,326億円（ 同1,629億円減、▲10.8％）。第二地銀合計が2,434億円（同98億円減、▲3.8％）。大手信金合計が5,045億円（同104億円減、▲2.0％）と、地銀の減少幅が比較的大きい。
主な掲載項目：個人向け国債預かり資産残高、国債など公共債預かり資産合計、計上時点（単位：百万円）
| 当座貸越・コミットメントラインの融資未実行残高 （2022年９月末） |
未実行額は109行合計で貸出金合計の56.0％ 都銀合計の融資未実行比率は前年比3.3ｐ低下89.0％ 主な掲載項目：融資未実行残高(A)・うち原契約期間が1年以内または任意の時期に無条件で取り消し可能なもの(B)・貸出金残高(C)（単位：百万円、％、ポイント） |
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経営情報
| 地域銀行の新経営計画概要（１） （2023年度開始分） |
コンサル強化、店舗機能見直し、ＤＸ推進に注力 京都銀行は職階別に女性役席者比率の目標を設定 |
|---|---|
| 金融機関店舗の開設・廃止状況 （2022年度） |
24機関が52カ店を開設、うち65％がバーチャル店舗 イオン銀行が12カ店、ＧＭＯあおぞら銀行が８カ店を開設 |
保険情報
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『ヒトの輪』 |
フィッチ・レーティングス・ジャパン 森永輝樹 ダイレクターインシュランス |
|---|---|
| 保険窓販情報 | 宮崎銀行、大東銀行、城南信用金庫、備北信用金庫、 三井住友海上あいおい生命保険・三井住友海上プライマリー生命保険 |
展望
金融経済教育が少子化対策の出発点
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