2023年4月10日号
ニッキンレポート2023年4月10日号（毎週月曜日発行）
決算分析
定期預金の残存期間別残高・構成比
（全国銀行 2022年９月末）
残存期間の短期化進み「３カ月未満」残高が急増
「３カ月未満」の構成比率最高は、みずほ銀行の62％
「３カ月未満」の全国銀合計、前年比15％増の104.8兆円に
2022年９月末における、全国銀行の定期預金の残存期間別残高を、各行のディスクロージャー誌を基に集計した。
全国銀行合計（残存期間の開示条件が他と異なる南都銀行を除く108行合計）の定期預金残高を残存期間別（「３カ月未満」、「３カ月以上６カ月未満」、「６カ月以上１年未満」、「１年以上２年未満」、「２年以上３年未満」、「３年以上」の６期間）に見ると、最も残高が多いのは「３カ月未満」で104兆8,705億円。これに67兆3,869億円の「６カ月以上１年未満」、45兆4,530億円の「３カ月以上６カ月未満」が続き、残存期間１年未満の３期間の残高が全体の８割以上を占めている。残り３期間の残高は、「１年以上２年以内」が20兆6,986億円、「２年以上３年未満」が13兆8,810億円、「３年以上」が９兆964億円と、残存期間が長くなるにつれ、残高を減じている。
主な掲載項目：【残高】3カ月未満、3-6、6-12、1年-2年、2-3、3年以上、合計（単位：百万円、％）、
【残高構成比】3カ月未満、3-6、6-12、1年-2年、2-3、3年以上（単位：％、ポイント）
経営情報
| 金融機関の債務格付け状況 （2023年４月３日現在） |
Ｒ＆Ｉ、りそなＨＤと三井住友ＴＨＤを格上げ 新設銀４行は親会社の格付けを基準に見直し |
|---|---|
| 住宅ローン金利 | （2023年４月） 主な掲載項目：改定日、1・2・3・5・7・10・15・20・30・35年、キャップ付10年・全期間、フラット20・35・50（単位：％） |
| 変動金利型住宅ローン基準金利 | （2023年４月３日現在） |
保険情報
|
『ヒトの輪』 |
大和総研 経済調査部 久後翔太郎 シニアエコノミスト |
|---|---|
| 保険窓販情報 | 千葉興業銀行、青い森信用金庫、半田信用金庫、 京都北都信用金庫、アフラック生命保険・第一生命保険 |
展望
技術革新がもたらす光と影
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