生損保窓販手数料収入と終身保険の販売実績
(地域銀など・大手信金 2023年度上期)
生損保合計、2022年度上期比64億円増、合計533億円
一時払い終身、地銀で13万件超販売
平準払い終身、地銀・第二地銀・信金で2022年度上期比9,376件減
2023年度上期の金融機関の生損保窓販実績のアンケートを実施、回答のあった地銀61行、第二地銀37行、大手78信金(2023年7月末預金残高5,000億円以上および販売実績のある信金)、大手信託銀等2行の合計178機関の生損保窓販手数料収入と終身保険の販売実績を一覧にした。
1.生損保手数料収入の状況
生損保窓販手数料収入の全体の合計は、22年度上期比65億円増(+13.9%)の533億円となった。手数料収入の内訳で構成比の高い生保手数料について、地銀の状況を確認すると、合計で同55億円増(+17.7%)の371億円。14年度上期以降では、直前の22年度下期の412億円に次ぐ2番目の高水準となっている。
主な掲載項目:2023年度上期の生保手数料収入(千円)・同損保、
一時払い終身保険・平準払い終身保険それぞれの取扱商品数・販売件数・収入保険料(百万円)、うち外貨建ての取扱商品数・販売件数・収入保険料(百万円)
医療・がん保険販売実績 (地域銀など・大手信金 2023年度上期) |
医療、地銀・第二地銀・大手信金で2万5,439件販売 がん、大手信金のみ前期比増の販売件数3,573件 主な掲載項目:医療・がん保険それぞれの取扱商品数、販売件数、販売件数上位(1)・販売件数上位(2)それぞれの商品名・引受保険会社・販売件数 |
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『ヒトの輪』 窓販加入者の属性的特徴(2) |
ニッセイ基礎研究所 生活研究部 主任研究員 井上 智紀 |
保険窓販情報 | 東濃信用金庫、山梨信用金庫・明治安田生命保険、 淡路信用金庫・フコクしんらい生命保険、 ニッセイ・ウェルス生命保険、太陽生命保険、 T&Dフィナンシャル生命保険 |
【連載】 地域金融機関のDX(12) 住友生命の人材育成プログラム「DXマインドセット研修」 |
住友生命保険 デジタル&データ本部事務局 岸和良 事務局長 / 宮本智行 |
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信金の定積契約高比率ランキング | (上位120信金・2023年9月末) 主な掲載項目:順位、定積契約高比率(B/A)、同残高比率(C/A)、同鮮度率(C/B)、同当月末契約高(B)、同当月末残高(C)、預金・積金当月末残高(A)(単位:%、百万円) |
全国銀行の業績予想修正(2) | (2024年3月期・第2四半期) |
住宅ローン金利 | (2023年11月) 主な掲載項目:改定日、2・3・5・7・10・15・20年、キャップ付10年・全期間、フラット20・35・50(単位:%) |
「bond」から考える金融機関の役割