2023年10月9日号

ニッキンレポート2023年10月9日号(毎週月曜日発行)

決算分析

貸出金の残存期間別残高・構成比
(全国銀行 2023年3月末)


109行合計の期間別最多は、「7年超」211兆円
構成比「7年超」、スルガ銀行が79.8%で首位

 全国銀行109行合計(都銀5行、信託銀3行、地銀62行、第二地銀37行、SBI新生銀行、あおぞら銀行)の2023年3月末における残存期間別貸出金残高をまとめた(単体ベース。ディスクロージャー誌より作成)。
 合計残高は662兆2,711億円で前年同月末比35兆4,786億円増(5.6%)。最も残高が多かったのは(期間の定めのないものを除く)、「7年超」の211兆5,224億円で同3兆5,522億円増(1.7%)。次いで「1年以下」の150兆1,204億円で同9兆1,327億円増(6.4%)。以下、「1年超3年以下」の111兆4,894億円で同7兆7,266億円増(7.4%)、「3年超5年以下」の92兆3,800億円で同9兆4,441億円増(11.3%)、「5年超7年以下」が52兆1,852億円で同3兆3,305億円増(6.8%)となった。
 前年同月比で残高が増加した期間(期間の定めのないものを除く)を業態別に見ると、都銀と地銀は全5期間、第二地銀は「7年超」(26兆4,445億円、同6,018億円減、▲2.2%)以外の4期間。

主な掲載項目:【残高】1年以下・1-3年・3-5・5-7・7年超・期間の定めのないもの・合計(単位:百万円、%)、
【残高構成比】1年以下・1-3年・3-5・5-7・7年超・期間の定めのないもの(単位:%、ポイント)

地域銀の貸出金残存期間別残高構成比 上位10行

経営情報

金融機関の債務格付け状況
(2023年10月2日現在)
SBI新生銀行、2格付け機関が格上げ
JCR、広島市信用組合を「A」から「A+」に
【連載】
地域金融機関のDX(7)
金融ビジネスの顧客価値を高める(2)
住友生命保険 デジタル&データ本部事務局
岸和良 事務局長 / 宮本智行 
変動金利型住宅ローン基準金利 (2023年10月2日)
主な掲載項目:改定日、基準金利(単位:%)
住宅ローン金利 (2023年10月)
主な掲載項目:改定日、2・3・5・7・10・15・20年、キャップ付10年・全期間、フラット20・35・50(単位:%)

保険情報

有識者にタイムリーなテーマについて聞く
保険業務に関する調査結果から見る銀行保険窓販
アイリックコーポレーション
ソリューション事業部 中村敦史
 『ヒトの輪』
ROEが全てではない
カドタ・アンド・カンパニー
社長 門多丈 
保険窓販情報  広島銀行、第一生命保険、太陽生命保険、
チューリッヒ生命保険、全国労働者共済生活協同組合連合会

展望

マイナス金利からの脱却方法

ニッキンバックナンバー
  • 広告掲載案内
  • 年特
  • ニッキンがWEBで読めます!
  • 広告掲載案内
  • 年特
  • ニッキンがWEBで読めます!

お問い合わせ

ニッキンへのお問い合わせは
こちらからご連絡ください。