自己資本比率
(全国銀行 2023年3月末)
国際基準(連結)、八十二銀行が18.36%で首位
バーゼルⅢ最終化の首位は、滋賀銀行15.80%
銀行持ち株会社29社および全国銀行109行の2023年3月末における自己資本比率(原則、決算短信ベース)をまとめた(現行規制適用行・社とバーゼルⅢ最終化適用行・社を分けて記載する)。
国際統一基準を適用するのは14行・社(持ち株会社8社、地銀5行、第二地銀1行。持ち株会社の傘下行を除く)。現行規制(連結ベース)の比率が最も高かったのは八十二銀行。前年同月末比0.70ポイント(p)低下し18.36%。みずほフィナンシャルグループ(FG)が同1.48p低下し16.05%。三井住友FGが同0.58p低下し15.98%と続く。前年同月末比で比率が上昇したのは、22年10月発足のいよぎんホールディングス(HD)のみ(前年同月末比を傘下行連結決算実績と比較)。バーゼルⅢ最終化を23年3月末から適用するのは5行・社(持ち株会社3社、地銀2行)。最も比率が高かった(連結ベース)のは、滋賀銀行の15.80%。22年3月末の現行基準と比較して0.66p上昇。山口FGが14.35%で同1.70p上昇。22年10月発足のしずおかFGが14.17%だった(同社による最終化に基づく試算では前年同月末比1.91p低下)。
国内基準を適用する銀行は93行(大手行等4行、地銀53行、第二地銀36行)。北国銀行は22年12月に海外唯一の営業店(シンガポール支店)を閉鎖したため、国際統一基準から国内基準に変更した。
主な掲載項目:【国際統一基準適用行】総自己資本比率、TierI比率、普通株式等TierI比率、総自己資本の額、リスク・アセットの額
【国内基準適用行】自己資本比率、自己資本の額、リスク・アセット等、総所要自己資本額(単位:%、ポイント、億円)
配当額・配当性向 (全国銀行 2023年3月期) |
83行・社のうち増配51行・社、据え置き28行・社 2024年3月期、81行・社のうち26行・社が増配予想 主な掲載項目:1株当たり配当金(円)、配当金総額(百万円)、配当性向(%)、純資産配当率(%) |
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