変わるインターンシップ(上)
(大手行、第二地銀 2019年8月調査)
メガ3行、書類やWEBテスト、面接等で3段階選考
就活ルール廃止展望か、募集対象に学年・卒業年不問
今年の銀行の採用戦線は、かつて経験したことがないほどの逆風が吹き荒れた。その影響をもろに受けて、銀行のインターンシップが大きく変わり始めている。一つは、経団連の就活ルールが21年春入社から廃止が決まり、その後を見越した募集年次拡大の動きだ。二つ目は、採用難を受けて、かつては学生の就労経験の場、CSRの一環と位置づけられていたプログラムが、「インターンシップに求められるものが昔と違っている」(第二地銀)と、より業界研究、会社説明会的に練り直されている。開催頻度も格段に増え、夏、秋、冬と切れ間なく開催するようになっている。メガバンクは、こぞって参加者の選考から書類選考、WEB適性テスト、グループディスカッション、選考会、個人面接と、あたかも採用選考と見紛う程のスクリーニングを重ねている。三つ目が、フィンテック対応の理系人材確保の動きだ。中には時給1,500円で2カ月以上就労の場を提供したり、交通費や宿泊費も支給するところもでてきた。猛暑となった19年夏、過熱した銀行インターンシップの現状を上・下2回にわたり紹介する(銀行ホームページや就活サイトからニッキン19年8月調査)。
今回紹介するのは、大手行の8行20件、第二地銀29行29件、合計37行49件のインターンシップ(限られた時間で判明した主なもの)。
11年目を迎えた「地域おこし協力隊」 ~その成果と期待、金融機関の関わり~(上) |
第一生命経済研究所 ライフデザイン研究部 稲垣円 主任研究員 |
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住宅ローン金利 |
(2019年9月) |
コール・NCDレート推移 | (2019年8月) |
2019年4~6月期決算概況(4) (ゆうちょ銀行、新設銀等) |
ゆうちょ銀行の純利益、▲0.5%の777億円 新設銀等10行の預金残高合計は10%増2兆671億円 |
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2019年3月期決算説明会報告(6) 未来塾主宰 山中壽一 |
東京きらぼしフィナンシャルグループ、名古屋銀行、 第四北越フィナンシャルグループ、伊予銀行、 みちのく銀行、佐賀銀行 |
個人預金残高 (全国銀行 2019年3月末) |
114行合計は1.8% 8兆1,048億円増の448兆7,130億円 栃木銀行、東京スター銀行が個人預金比率80%台 |
信金の不良債権の状況 (2019年3月末) |
遠軽信用金庫・目黒信用金庫・奈良信用金庫、リスク管理債権比率1%以下 合計は、前期比▲4.7%の2兆9,075億円 |
第248回『ヒトの輪』 昭和と令和 |
FWD富士生命保険 田中啓士 氏 |
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保険窓販情報 |
群馬銀行、百五銀行、宮崎銀行、 共栄火災海上保険・全国信金、 日本郵便・かんぽ生命保険 |
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