2019年11月11日号

ニッキンレポート2019年11月11日号(毎週月曜日発行)

保険情報

生損保窓販手数料収入と終身保険の販売実績
(地域銀など、大手信金 2019年度上期)


静岡銀行、手数料収入33億円で地銀最多
手数料収入計421億円で前年比▲2.5%の10億円減

 一時払い終身、前年同期比▲6.0%、9,000件超減らす
 2019年度上期の生損保窓販実績をアンケート調査し、回答のあった地銀63行、第二地銀39行、大手78信金(2019年7月末預金残高5,000億円以上および販売実績のある信金)、大手信託銀行等3行の合計183機関の生損保窓販手数料収入と終身保険の販売実績をまとめた。

1.生損保手数料収入
 生損保手数料収入の総合計は、421億円(18年度下期比10億円減、▲2.5%)となった。業態別では、地銀合計が299億円(同10億円減、▲3.3%)。第二地銀が69億円(同4億円減、▲6.3%)、大手信金が52億円(同4億円増、+9.0%)と大手信金のみが前年同期比で増加という結果が出た。地銀の生保手数料の合計の推移をグラフにした。2017年度上期・下期の水準までは落ち込んでいないものの、17年度下期以降続いていた上昇傾向が一服したのを確認できる。

地銀の生損保窓販手数料収入上位行(2019年度上期)
第257回『ヒトの輪』
活性化する銀行の取組み

保険健全化推進機構結心会
上野直昭 会長
保険窓販情報 北陸銀行、佐賀銀行、香川銀行、三条信用金庫、
アイリックコーポレーション・京都銀行、
エヌエヌ生命保険
 

経営情報

国債など公共債の預かり資産残高
(地域銀など、大手信金・信組など 2019年9月末)
川崎信用金庫、増加率トップ3.2倍の30億円増
業態別残高首位は中国銀行、北洋銀行、多摩信用金庫
住宅ローン金利 (2019年11月)
コール・NCDレート推移 (2019年10月)
信用保証協会別の保証実績 (2019年9月末)
信金・信組の定積契約高比率ランキング (2019年9月末)

決算分析

全国銀行の業績予想修正
(2020年3月期・第2四半期)

展望

しんきんのヒストリア

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