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ニッキン・2017年6月30日号

金融界、「改元」へ対応始まる システム面は影響軽微、帳票類の見直し必要 (1面トップ)

 金融界で、早ければ2019年1月に実施される元号変更に向け、問題の洗い出しが始まった。金融庁は「勘定系などの基幹システムは対応ができている状況」とみており、現時点で金融機関に注意喚起は行っていない。

大規模団地の老朽化が著しい横浜市は、建て替え促進へリバースモーゲージの活用を模索。(6月27日、たまプラーザ団地)
大規模団地の老朽化が著しい横浜市は、建て替え促進へリバースモーゲージの活用を模索。(6月27日、たまプラーザ団地)

【時の話題】潮目変わるリバースモーゲージ 顧客目線で商品設計、地域の課題解決にも (16面特集)

 高齢者が住宅を担保にして生活資金を借り、死後に物件を売って返済するリバースモーゲージ型のローン。「日本人の気質に合わない」とも指摘され、長年普及しなかったが、近年は積極的に取り扱う金融機関が増え始めた。借入金を生活費以外に充てる新しい手法が登場し、地域の課題を解決するツールとしても期待が高まる。先駆的な取り組みを展開する金融機関と、充実する公的な保証制度の現状を追った。

全国信金大会、変化対応力と競争力強化 当局に自主性の尊重求める (8面トップ)

 全国信用金庫協会(佐藤浩二会長=多摩信用金庫会長)は6月21日、経団連会館で全国信用金庫大会を開催した。来賓に安倍晋三首相、麻生太郎・金融担当相、黒田東彦・日本銀行総裁、三村明夫・日本商工会議所会頭らを迎え、全国の信用金庫理事長など約800人が参加した。


  • トップ45人に聞く:金融行政の評価分かれる、安定収益確保が課題

金融庁、フィンテック実用化後押し チーム組み・実験ごとに (2面トップ)

 金融庁は、今秋にも「フィンテック実証実験ハブ(仮称)」を創設する。金融機関やIT企業などが新たな技術や金融サービスの実証実験を行う場合に、行政対応や制度面の不安、懸念を払拭(ふっしょく)するための担当チームを編成してサポートする。金融界ではブロックチェーン技術の有効な活用方法を探る実証実験が相次いでおり、同技術が支援対象の第1号となる可能性が高い。

金融界、個人番号カード活用へ 本人確認業務など、共同利用構想も浮上 (3面トップ)

 金融界で、本人確認業務などに個人番号カードを活用する動きが広がりそうだ。GMOクリック証券や三菱東京UFJ銀行が口座開設や住宅ローン契約で利用を始めているほか、NTTデータが金融機関向けに共同利用型サービスの提供を検討。事務効率化や顧客の利便性向上に期待が大きくなっている。

埼玉りそな銀行、地域開発向け融資を増強 2017年度は510億円めざす、企業誘致・まちづくりに貢献 (4面トップ)

 埼玉りそな銀行は、2017年度に地域開発向け融資で前年度比11%増の510億円を目指す。地域ビジネス部プロジェクト開発推進室が、地域開発案件やPPP(官民連携)、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)に積極的かつ主体的に関与する。また、同室は営業店や関連部署とも連携し、市街地開発や土地区画整理事業を含めたプロジェクトにも取り組んでいく。

全国地方銀行協会・基本問題調査会 「観光立国」で報告書、地方創生へ施策紹介 (6面トップ)

 全国地方銀行協会は、2016年度下期の基本問題調査会の検討テーマ「観光立国と地方創生」について報告書を取りまとめた。外国人観光客を中心としたインバウンドの現状や課題、地方創生への取り組みとの関係、地銀の役割について考え方を示した。

黒本・第二地方銀行協会会長に聞く 地域活性化・顧客本位に注力、強固な経営基盤を構築 (7面トップ)

 第二地方銀行協会の新会長に6月15日、黒本淳之介・栃木銀行頭取(58)が就任した。「厳しい経営環境の下、各会員行は自行の経営効率化に取り組み強固な経営基盤を構築していくことが重要」と強調する黒本会長に今後の課題を聞いた。

信金中央金庫、地方創生に10億円助成 日本財団と新スキーム、地域の担い手育成へ (9面トップ)

 信金中央金庫(田邉光雄理事長)は、4月に日本財団、全国信用金庫協会(佐藤浩二会長=多摩信用金庫会長)と連携し、日本財団の「わがまち基金」を活用した地方創生支援スキームの提供を開始。6月に8信用金庫に対し、8千万円の助成を決定した。

労働金庫界、11月から就業不能団信 住宅ローン強化策で (10面トップ)

 労働金庫界は住宅ローンの推進強化に向け、11月に就業不能を保障する団体信用生命保険(団信)の取り扱いを開始する。金融界では3大疾病保障特約付団信とのセット販売が一般的で、就業不能を単独で保障する団信は珍しい。労金の理念で掲げる「勤労者の生活を生涯にわたってサポートしていく」ことにも対応する狙い。

金融界の2017年株主総会(上) 経営統合に質問相次ぐ、トップが進捗状況説明 (17面トップ)

 金融界(銀行、証券、保険、日本郵政)の2017年3月期決算の定時株主総会が6月29日までに終了した。経営統合を表明している地域銀行では、その行方や効果に株主が注目。トップが統合への思いを述べたり、進捗(しんちょく)状況などを説明する場面も見られた。2回にわたり2017年株主総会の状況をまとめる。

研修企画 (14面)

【2017年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化(12)=顧客本位の資産運用(5)』
『コンサル能力養成(12)=経営改善支援への取り組み』
『中小企業支援と融資推進(12)=財務分析の知識(3)』
『金融コンプラ(12)=マネー・ローンダリングとコンプライアンス(3)』
ホットコーナー 『REVICの事業再生(4)』
【金融法務講座】(12) 手形小切手(2)
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

“女性活躍法推進”1年 キャリア発揮へ [中]
法人融資業務の習得
研修・フォローで不安払拭
失敗から学ぶ [176]
北海信用金庫 小樽支店 係長・櫻井 翔太氏 <下>
偶然の再会・雪辱果たす、事業特性踏まえ迅速提案
金融知識アレ?これ! [9] 「短コロ」ってなに

レギュラー企画

『寸言』 現場力 (1面)=松崎 孝夫・東日本大震災事業者再生支援機構社長
『社説』 歴史忘れず顧客本位に徹せよ (2面)
『脚光』 4軸経営で銀行の成長を促す (7面)=中京銀行頭取になった・永井 涼 氏
『当店の元気印』 個人業績表彰で2位 (9面)=日新信用金庫 宇治川支店・青木 芳史氏
『ゆうちょ銀行 新エリア本部長』 また来たい店作り目指す (10面)=中国エリア本部長・菅原 和也氏
『東西ペンリレー』 ワーク・シフト (12面)=みずほ銀行常務執行役員・平間 久顕氏
『ちょっと一言』 元銀行員が起業、研修講師に (12面)=孝翠 代表取締役 教育コンサルタント・長塚 孝子さん
『日銀支店長』 地域金融、独自に工夫 (15面)=金沢支店長・宮田 慶一氏
自立的な成長を後押し (15面)=福島支店長・菅野 浩之氏
『初支店長(520)』 チーム一丸で知恵絞る (20面)=津越 健次郎・南都銀行 坊城支店長
『当店のチームリーダー』 細やかな気配りで提案 (20面)=三菱東京UFJ銀行 内田橋支店・伊藤 加菜さん

企画・特集・連載など

問われる顧客本位 【2】 (1面) 収益と公共性の狭間、脱金利競争で変革急げ
澤・信託協会一般委員長に聞く (4面) 新商品開発へ創意工夫
永井・三井住友海上プライマリー生命社長に聞く (5面) 高齢者対応が重要課題
【USA金融事情NOW】 (5面) 規制緩和は人事次第
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]年の折り返し地点で思うこと
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]米国30年債利回り低下が示唆するもの
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
チャネル改革<12> (6面)
 =常陽銀行
職域サイト通じ9000社と接点
信金トップに聞く 次の一手(12) (8面)
 =松田・幡多信用金庫理事長
10年ロードマップを策定
千里眼 <156> (13面) 三井情報 代表取締役社長・小日山 功氏
金融特化の人材育成、新サービスへ取り組みを
輝け!フレッシャーズ(21) (18面)
 仕事の心がまえ(12)
山口銀行 防府支店・末富 詩織さん
やりがい出るまで頑張って
新入行職員日記[12]:窓口業務を経験
わくわく次世代店舗(9) (19面)
 浜松信用金庫 於呂支店
FSC認証材で林業振興
静岡銀行 長泉支店 (20面トップ)
 移管通じニーズ捉える
1年半で貸出金25%増、若手の行動管理を徹底

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。