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ニッキン・2017年8月18日号

地域金融機関、空き店舗賃貸へ検討本格化 カフェや両替店も浮上、金融庁の規制緩和受け (1面トップ)

 地域金融機関で、空き店舗などの遊休不動産の有効活用に向けた検討が活発化している。金融庁が6月、所有不動産の賃貸に関する要件を柔軟にする監督指針改正案を示したため。地方創生や市街地活性化の観点から、保育所や地域住民の憩いの場となるカフェ、外国人観光客が多い地域では外貨両替ショップへの賃貸なども検討されている。

浅草・仲見世で吉田代表(左から2人目)からインバウンド事業の話を聞く全東栄信用組合三筋町支店の松村正博支店長(左)、相葉主任(同3人目)、中田主任調査役。
浅草・仲見世で吉田代表(左から2人目)からインバウンド事業の話を聞く全東栄信用組合三筋町支店の松村正博支店長(左)、相葉主任(同3人目)、中田主任調査役。

東京都創業サポート、開始3年で765件を実行 (17面特集)

 東京都が2014年6月に東京都信用金庫協会や東京都信用組合協会と連携し、「女性・若者・シニア創業サポート事業」を開始して丸3年。低金利・無担保の融資と専門機関「地域創業アドバイザー」による経営サポートを組み合わせた独自の創業支援で実績を伸ばしている(グラフ参照)。3年間で延べ765件の支援実績。2016年度は506件・34億円で信金、信組業界がともに17億円を実行した。それぞれの夢に向かう創業者を訪ね、実績上位の都内信金、信組における支援例をみた。

メガバンクグループ、「連単差」割合50%超へ、グループ会社の貢献度高まる (3面トップ)

 メガバンクグループで、連結決算に占める「連単差」(業務粗利益ベース)の割合が拡大している。国内の中核商業銀行以外のグループ会社の貢献度が高まり、収益源の多様化が進んでいるためだ。マイナス金利政策で傘下の商業銀の収益力は低下傾向にあることに加え、海外の地場銀行の買収・出資によりその収益を取り込んでいることなどが要因。グループ会社の収益力は今後も強化する方針で、その割合は高まる見通し。

金融庁、こどもNISAを使いやすく 税制改正で改善要求、払い出し制限緩和など (2面トップ)

 金融庁は、ジュニアNISA(少額投資非課税制度)の利便性を高めるため、2018年度税制改正要望で制度内容の改善を求める。8月末までに各省庁が財務省に提出する要望事項に盛り込む方向で検討している。

みずほフィナンシャルグループ、グループ一体でCSR推進 金融教育の成果を本に (4面トップ)

 みずほフィナンシャルグループは、企業価値向上と社会の持続可能な発展に貢献するため、CSR(企業の社会的責任)を企業行動の主軸に置き、グループ一体で推進している。7月現在、八つの国内外の評価機関がESG(社会的責任投資)関連インデックスに組み入れるなど、多彩な取り組みが評価されている。今後、大学と共同研究している金融教育の成果を本にまとめる計画だ。

地域銀行、資金利益に改善の兆し 4~6月期・44行が増加、低金利競争に歯止め (6面トップ)

 地域銀行で、減少が続く資金利益に改善の兆しがみられる。2017年度4~6月期の地方銀行・第二地方銀行全105行のうち44行が単体資金利益で前年同期比増加した。横浜銀行や群馬銀行などは20億円以上増加。激化した融資の低金利競争に歯止めがかかりつつあり、一部では貸出金利回りの低下幅が縮小した。

信金中央金庫、信託機能で海外投資支援 円建て外国籍投信を提供、10月から申し込み受け付け (8面トップ)

 信金中央金庫(田邉光雄理事長)が11月から信用金庫に提供する信託運用スキームのの詳細が決まった。円建て外国籍の投資信託商品で、信託勘定を活用し、先進国を中心とした収益性の高い海外への分散投資をサポートする。10月上旬から信託契約の受け付けを開始。2018年度以降に第2弾の商品を提供する計画だ。

2017年度 これが当行の地域密着型金融、地方創生の実践で地域に活気呼び込む (10-11面特集)

 地方銀行各行は、地域密着型金融の機能強化を確実に図るため、全力で取り組んでいます。
 ニッキンでは、企業再生や地域経済の活性化、社会貢献活動を通じ、地域との絆を強める地方銀行の活動状況を銀行に推薦していただき、紙上で広くご紹介します。

NEC、振込不能管理システム拡大 エラー処理を自動化、静岡銀行のノウハウ生かし開発 (13面トップ)

 NECが静岡銀行のノウハウを生かして開発した「振込不能管理システム」の導入が地域銀行で拡大しそうだ。名義や口座番号の相違などで発生する振込不能処理の自動化などで、事務を効率化するのが狙い。すでに静岡銀行や群馬銀行が導入しているほか、複数の地域銀行が導入に向けて準備を進めている。

北陸銀行など3行、女性の異業種交流会 セミナーや体験発表など実施 (15面トップ)

 【金沢】北陸銀行は8月3日、富山市内で北陸電力、インテックと連携し、地元企業に勤務する女性職員の異業種交流会を開催した。富山銀行、富山第一銀行も賛同し、3行から女性行員16人が参加。セミナーや体験発表、マネー講座など女性の活躍促進に向けた多彩なプログラムを用意した。

保険界、学校にもっと保険教育を 教員の指導サポートに力、模擬授業や教材提供 (19面トップ)

 生命保険協会と日本損害保険協会は、学校現場での保険教育の普及を目指して教員の指導サポートを充実している。7月に全国3カ所で高校の家庭科教員を対象に模擬授業を共催(生保側は生命保険文化センター)したほか、講師派遣や副教材も提供している。

研修企画 (14面)

【2017年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化(19)=居住用不動産における小規模住宅等の特例』
『コンサル能力養成(19)=中小企業の事業承継』
『中小企業支援と融資推進(19)=信用保証協会の活用』
『金融コンプラ(19)=反社会的勢力への対応』
ホットコーナー 『金融マンのための「でんさい」知識(3)』
【金融法務講座】(19) 預金の差押え(2)
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [183]
三菱東京UFJ銀行 八事支店長・白井 秀典氏 <上>
信頼構築が最も重要、意見受け入れず言い合い
金融知識アレ?これ! [16] 覚えてますか「パリバショック」

レギュラー企画

『寸言』 資産運用業への期待 (1面)=大場 昭義・日本投資顧問業協会会長
『社説』 相談役・顧問、役割を明確に (2面)
『東西ペンリレー』 古代からの贈り物 (12面)=筑波銀行常務取締役・越智 悟 氏
『ちょっと一言』 落語は想像力で楽しむ (12面)=落語家・立川 晴の輔氏
『日銀支店長』 技術や魅力を育てて (17面)=高松支店長・正木 一博氏
ネットワーク通じ発信 (17面)=松江支店長・大山 慎介氏
『初支店長(527)』 何事にも全力で取り組む (20面)=八藤後 靖子・村上信用金庫 関川支店長
『当店のチームリーダー』 法人担当で地域貢献 (20面)=徳島銀行 佐古支店・加村 あずさ さん

企画・特集・連載など

フォーカス 2017 (1面)
 地銀再編と公取委
原則堅持で埋まらぬ溝
1・2位合併に高い壁、新潟が後続の試金石
馬場・あおぞら銀行社長に聞く (4面) 地域銀行と事業承継で連携
岩崎・投資信託協会会長に聞く (5面) 資産形成促す仕組みを
【USA金融事情NOW】 (5面) 生体認証は行員にも好評
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]「ドル安」、「円高」いずれの要因も健在
 棚瀬 順哉・JPモルガン・チェース銀行 為替調査部長
[金利]総括的検証第2弾
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
連携強める証券子会社[7] (6面)
 =第四銀行
共同セミナーを128回開催
補助金活用術!を指南(7) (8面)
 =小浜信用金庫
地元の創業機運を醸成
千里眼 <163> (13面) Ringdale 常務・太田 準一氏
印刷の安全性を向上、紙管理の意識高めて
デジタルバンキングTODAY (13面) ロボアド乱立、選別・淘汰も
わくわく次世代店舗(15) (19面)
 碧海信用金庫 御園支店
金融界初、隈研吾氏が設計
山陰合同銀行 島根医大通支店 (20面トップ)
 法人融資が8.6%伸長
情報収集徹底に努める、窓口トスアップを重視

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。