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ニッキン・2020年1月1日号

《お知らせ》
本号は2019年12月27日号と2020年1月3日号の
合併号で新年号となります。

主な記事

2020年1月1日号1面 特集 つなぐ力 ヒトが駆ける

  • 取引先支援
  • 地域貢献
  • 特集

 経済成長の源泉は「ヒト・モノ・カネ」。いずれかが動きだせば停滞する現状を打破する契機になる。そんな常識は過去のものになりつつある。緩和マネーがあふれ、デジタル革命が加速するなか、求められるのは豊富な顧客基盤、利用者の信頼を生かし、黒衣(くろご)としてヒト・モノを動かす“非”金融仲介力だ。好循環を生み出すエコシステム構築へ内外の資源を結びつけ、成長を支える「つなぐ力」が試される。(関連記事9、10、11、12面)

【写真】富士屋旅館を前に町の現状について話す(左から)三俣ディレクター、苗代正樹・富士屋旅館支配人、横浜銀行地域戦略統括部地域戦略推進グループの河野辰巳グループ長(19年12月4日)

2020年1月1日号2面 特集 髙島・全銀協会長に聞く 新時代・金融サービス創る

  • 経営
  • インタビュー
  • 特集

 生き残りへ変革恐れず
 東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年。日本への関心が高まることが期待される一方、超低金利の常態化や高齢化の進展など国内を取り巻く環境は依然として厳しい。海外経済も政治リスクを背景に不透明感が漂う。全国銀行協会の髙島誠会長(三井住友銀行頭取=61)に閉塞(へいそく)感を打破するための将来展望を聞いた。

 ――19年の総括と20年の展望は。
 「19年は米中の通商問題やブレグジットなどの不透明感を背景に、世界経済は…

2020年1月1日号3面 特集 2020年の景気見通し 経済対策・五輪で回復続く

  • 経営
  • 特集

 2020年の日本経済は3年ぶりの経済対策や東京オリンピック・パラリンピック開催の効果が見込まれ、緩やかな回復基調が続きそうだ。消費増税の影響や米中貿易摩擦、英国のEU離脱(ブレグジット)など海外の地政学的リスクは残るが、世界的な金融緩和の継続や財政政策の強化などで、経済や景気を下支えする構図は続く見通しだ。

 消費増税の影響懸念
 国内景気は「海外経済の減速などの影響から…

2020年1月1日号10・11面 特集 つなぐ力 コトを動かす

  • 地域貢献
  • 特集

 結ぶ、地方創生へ“出会い”演出 
 少子化の進行による労働力人口の減少は地域経済に深刻な影響を及ぼす。地方創生へ、男女を“結ぶ”仕掛けづくりに取り組む地域金融機関が増えてきた。

 「はじめまして。趣味は……」。2019年12月の週末、甲府市内のパーティー会場に着飾った男女約60人が集まり…

【写真】甲府信金「経営者の会」の第2回婚活パーティーには男女各31人が参加し、2組のカップルが誕生した(2019年12月8日、ベルクラシック甲府)

2020年1月1日号4・5面 特集 2020年金融界の課題 逆算思考で未来描く

  • 経営
  • 特集

 超低金利や高齢化、さらには人手不足の問題など、逆風が続く2020年の金融界。閉(へい)塞(そく)感が漂う今こそ、新しい経営ビジョンを未来からの逆算思考で描き出す構想力が求められる。ひるむことのない高い志が「変革期の生存戦略」を生み出す。

【写真】一見すると実現が難しい壮大な計画を意味する「ムーンショット」。金融ビジネスの再構築には困難も伴うが、果断な挑戦が閉塞感の打破につながる(写真右はみずほ銀行本店)

2020年1月1日号6面 特集 「人生100年時代」の資産形成 金融機関の「顧客本位」徹底へ

  • 資産管理
  • 特集

 「人生100年時代」。2019年は「年金だけでは老後に2000万円不足」とする金融審議会の報告書が波紋を呼び、資産形成の手段として長期・積立・分散投資の重要性が広く認識された。19年9月末までに、NISA口座は一般・つみたて・ジュニアの合計で1375万件、iDeCo(個人型確定拠出年金)加入者は137万人に増加。営業態勢を見直し、「顧客本位」で資産形成を後押しする金融機関の取り組みに迫った。

【写真】顧客が人生設計と資金計画を行員と考えながら書き込める冊子を活用(19年12月、みずほ銀行東京中央支店)

2020年1月1日号7面 特集 目指せ!SDGs達成、広がる身近な取り組み、気づき与え意識醸成

  • 経営
  • 特集

 Transforming Our World(われわれの世界を変革する)――。2015年9月、国際連合加盟193カ国が持続可能な開発目標(SDGs)を採択した。17の目標と169のターゲットからなり、30年までに達成が求められる。金融界では投融資や経営計画にSDGsを反映すると同時に、身近な変革で社内外の意識醸成に取り組む動きが本格化してきた。三つの分野(資源・食・教育)で、SDGs達成に一人一人が貢献できる金融機関の取り組みを紹介する。

【写真】窓口でLIMEX製の袋に書類を入れて手渡す行員(19年12月18日、横浜銀本店営業部)

2020年1月1日号8面 特集 ATMヒストリー、進化し続けた50年

  • ネット・システム
  • 特集

 日本にATM(CD)が登場してちょうど半世紀。生活様式の変化に合わせて機能は日々進化し続け、今や国民にとって不可欠の生活インフラとなった。ただ、急速に広がるキャッシュレスの潮流を前に、その存在意義に陰りも見え始めている。ATMは「過去の遺物」となったのか。50年の歴史を振り返り、その将来像を探る。

【写真】セブン銀行が第4世代となる新型ATMを発表(2019年9月)

2020年1月1日号13面 特集 金融パーソン注目の資格・検定、業務に生きる専門知識

  • 人事施策
  • 特集

 金融機関の業務内容が広がるなか、行職員にはより高い専門性が求められるようになっている。スキルアップを目指そうと、自発的にさまざまな資格取得に挑む金融パーソンも増えてきた。最近、注目を集めている資格・検定を集めてみた。
 資格は、国家資格、公的資格、民間資格に大別される。金融パーソンにとって身近な国家資格の一つが…

 【写真】動産評価アドバイザーの取得に必要な養成講座では、目利き力を養う実習を受ける(2019年10月、東京都内)

社説/ニッキン抄

レギュラー企画

『寸言』 飛躍の一年 (1面)=三毛 兼承・三菱UFJ銀行頭取

企画・特集・連載など

新年トップアンケート (15面特集) 「オリンピックイヤーを占う」
キャッシュレス普及へ好機
お年玉クイズ (16面特集) 【締め切り】2020年1月7日(火)消印有効
「子年」の金融・証券市場 (21面トップ) 海外動向が不透明要因、米株上昇で「大相場」も

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