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ニッキン・2020年4月10日号

主な記事

2020年4月10日号1面 新型コロナ、初の緊急事態宣言発令、金融機関は全店営業継続

  • 法令制度政策

 交代勤務で感染リスク抑制
 4月7日の緊急事態宣言を受け、対象地域となった東京都など7都府県の金融機関では、新型コロナウイルス感染の警戒を高めながらの営業が始まった。金融庁の要請もあり、銀行など預金取扱金融機関は原則、全店営業を継続し、資金繰り支援にあたる。大半は行職員の感染リスクを抑えるため、交代勤務制を導入。顧客間の感染を防ぐため、ATMコーナーに間隔を開けるための目印を付けたり、ロビーのソファを撤去してパイプ椅子を離して置くなどの工夫もみられる。
 安倍晋三首相は、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の各都府県を対象に緊急事態を宣言。期間は5月6日まで。金融庁は…

2020年4月10日号2面 民間でも無利子融資 政府、資金繰り対策に45兆円

  • 法令制度政策

 緊急経済対策決定
 政府は4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策を決めた。日本政策金融公庫が扱う無利子融資を民間金融機関に拡大するのが柱。事業規模は過去最大の108兆円で、急速に業況が悪化する企業の資金繰り対策は45兆円規模になる。4月中にも20年度補正予算を成立させたい考え。
 民間金融機関への無利子融資は地方自治体の…

【写真】臨時閣議後に会見する麻生太郎財務相(4月7日、財務省)

2020年4月10日号3面 金融界の新卒採用、過去10年で最少

  • 人事施策

 メガ、3年連続3割減
 主要158金融機関の2020年春の新卒採用者数は1万2470人で、過去10年で最少となった。大手銀行グループ(G)、地域銀行・G、預金量上位50信用金庫(20年1月末残高)で前年度に比べ1339人(9.7%)減少。減少幅は19年度の18%減に比べて鈍化したが、事務効率化や店舗削減を背景に、4年連続で採用者数が減少した。(10.11面に詳報)
 メガバンクGの採用者数は…

【写真】時間を短縮し、全員がマスク着用で開催した宮崎銀行の入行式。平野亘也頭取に決意の言葉を述べる新入行員代表の黒木惇奈さん(4月1日、第一宮銀ビル)

2020年4月10日号10・11面 特集 本紙調査、主要金融機関の2020年度採用実績

  • 人事施策
  • 特集

 9.7%減の1万2470人
 主要金融機関の新卒採用者数の減少が続いている。本紙は大手銀行10行グループ(G)、98地域銀行・G、預金量上位50信用金庫(2020年1月末残高)の158機関を調査した結果、2020年度は2019年度比9.7%減の1万2470人になった。2019年度の18%減から減少幅は鈍化したものの、過去10年で最も少なかった。新型コロナの感染拡大で採用活動に影響が出ている2021年度だが、71%の金融機関が2020年度と同水準の採用数確保を目指す。
 2020年度の入行庫者数が2019年度を下回ったのは85行庫。1年前の調査に比べて…

 【写真】静岡銀行グループ入社式で、非常事態対策室のテレビ会議システムを通じてメッセージをライブ配信する柴田久頭取。本部で辞令交付を受けた新入社員代表を除く新入社員は配属店など48カ所に分かれ、各店のモニターを通じて参加した(4月1日、静岡銀行本部)

2020年4月10日号3面 インタビュー 日銀 渡邉審議役・上席考査役、取引先へ的確な対応を

  • インタビュー

 新型コロナウイルスの感染拡大により、金融市場や企業業績への影響が深まるなか、日本銀行金融機構局の渡邉昌一審議役・上席考査役(55)に、2020年度考査の重点項目を聞いた。

 ――新型コロナの収束が見通せない。
 「金融機関が取引先の経営課題への的確な対応を進めることを…

【写真】日本銀行金融機構局の渡邉昌一審議役・上席考査役

2020年4月10日号4面 三井住友FG、10年の長期計画を始動、持続可能な社会・経営へ

  • 経営

 グリーンファイナンス、10兆円
 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は4月、持続可能な社会・経営を実現するサステナビリティに特化した、10年間におよぶ長期計画を始動。なかでも「グリーンファイナンス10兆円」「インパクト評価をもとにした社会課題解決を促すコミュニティ構築」に力を注ぎ、進捗(しんちょく)度合いも毎年、公表する。
 同長期計画「SMBCグループ GREEN×GLOBE 2030」は、…

2020年4月10日号6面 地域銀行、クラウド名刺管理広がる、スルガ銀行などサンサン活用

  • ネット・システム

 人脈情報を行内で共有
 地域銀行で、クラウド名刺管理ツールの活用が広がっている。行員が営業活動で受け取った名刺をデータ化して行内で情報共有し、重複訪問を防ぐなど生産性を高めたり、取引深耕につなげたりするのが狙いだ。スルガ銀行など7行はSansan(サンサン)のサービスを利用。同社以外のサービスを含め導入を検討中の地域銀も多い。
 サンサンのサービスは、スキャナーやアプリを使い99.9%の精度で…

2020年4月10日号7面 地域銀行、新中計が相次ぐ、京都銀行が3カ年中計

  • 経営

 コンサル力高め差別化図る
 地域銀行は、4月から相次ぎ新中期経営計画を始動している。法・個人へのコンサルティング機能強化やデジタル化のさらなる推進などを掲げる。一部では、新型コロナウイルスの感染拡大による負の影響も織り込んでいる。
 【大阪】京都銀行は4月1日、3カ年の第7次中期経営計画を開始した…

2020年4月10日号8面 全信協、高齢社会の役割提言、財産管理に民事信託

  • 資産管理
  • 地域貢献

 認知症対応は外部と
 全国信用金庫協会は3月末、高齢社会を迎えるなかで信用金庫が果たすべき役割や、提供すべきサービスを議論する研究会の報告書を取りまとめた。民事信託の有用性や、社会福祉団体など外部機関との連携の必要性を紹介した。
 研究会は、信金が地域社会に貢献できる新たなサービスを検討する狙いで…

2020年4月10日号19面 山梨中央銀行、防護服200着を備蓄、円滑な初期対応に万全

  • 経営

 新型コロナウイルス禍で、マスクや抗菌剤などの不足が深刻化するなか、山梨中央銀行は感染防護服を備蓄するなど、徹底したBCP(業務継続計画)対策を展開。“いざという時”の迅速・円滑な初期対応に万全を期している。
 同行は防護服(M・Lサイズ)計200着や高機能マスク、ゴーグル…

 【写真】緊急時を想定し、防護服の着用手順と備品点検に努める人事厚生課の行員(4月7日、山梨中央銀行本店)

2020年4月10日号20面 ワンチーム コンサル営業、尼崎信金大阪支店、支援・相談130件の9割成立

  • 営業店

 M&Aは地域内で共存共栄
 【大阪】尼崎信用金庫大阪支店(小林卓治執行役員支店長=職員21人うち女性6人。パート1人)は、事業先に対するコンサルティング営業に徹することで基盤を拡充し成果をあげている。2019年度上期は貸出金平残で目標を9千万円上回る7億4千万円が純増。総合表彰で優秀賞を受賞し、項目賞のコンサルティング部門では満点を獲得。2020年2月までの新規事業先獲得は39先となっている。
 小林卓治執行役員支店長は2018年7月に着任。「当信金が目指すビジネスモデルであるコンサルと地域貢献でお客さまとの信頼関係を構築し…

 【写真】関西遠心分離機製作所の勝見尚央社長(左)から遠心分離機の説明を聞く小林卓治執行役員支店長(3月25日)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2020年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[2]=FPの役割(2)』
『企業経営力の見方[2]=ロカベン ~財務情報分析の視点』
『中小企業に寄り添う融資[2]=【新型コロナ】中小企業に緊急支援を』
『金融コンプラ[2]=コンプライアンスの基本(2)』
【金融法務】[2] 相続(2)
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [294]
山梨中央銀行 営業推進企画部
 部長・齋藤 亮 氏<下>
焦りのトップセールス、“主役は部下”痛感

レギュラー企画

『寸言』 人生 (1面)=斎藤 眞一・南日本銀行頭取
『一人一言』 地域応援金庫の力発揮を (8面)=津山信用金庫理事長・松岡 裕司氏
『東西ペンリレー』 大阪中之島の建築群 (17面)=日本銀行理事大阪支店長・山田 泰弘氏
『ちょっと一言』 みんなを笑顔にしたい (17面)=モデル・小澤 奈々花さん
『スマイル』 “気づき”を大切に (20面)=城北信用金庫・上條 ひかる さん
『初支店長(654)』 渉外活動に王道はない (20面)=遠賀信用金庫 医大前支店長・谷元 一馬氏

企画・特集・連載など

サステナビリティを問う (1面)
 第1部 危機対応(2)
押し寄せる相談“止血”急ぐ
インタビュー (4面) 梅田・信託協会長
バーチャル総会で貢献
【USA金融事情NOW】 (5面) マイクロソフトが資産管理業
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]目先の底入れは確認 感染のピークアウト感が鍵
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]原油価格と実質金利
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
千里眼 <273> (13面) カンム 代表取締役社長・八巻 渉 氏
即時発行プリカに注力
新入行職員に贈るトップの言葉 (15面トップ)
ミドルが拓く 370人の声(13) (18面) 自己成長II、高い「学び直し」意欲
輝け!フレッシャーズ(3) (18面)
 お客さまに寄り添う
前向きに取り組む
東日本銀行・鍋谷 茉智子さん
新入行職員日記[2] (18面) 率先して電話を取ろう

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社説/ニッキン抄

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2021年8月27日号1面 【写真を読む】兜町に「経済の心臓」

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 「The HEART」と名付けられた心臓がモチーフのキューブ型LEDディスプレーが真っ赤に染まった。8月24日に東京・日本橋兜町に誕生した複合施設「KABUTO ONE」。平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券が開催した竣(しゅん)工(こう)式には証券関係者らが参列。「兜町に経済の心臓を作ろう」と思いが込められた新たなシンボルの点灯を祝った。