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ニッキン・2020年9月25日号

主な記事

2020年9月25日号1面 サステナビリティを問う 第3部 変革に挑む(8)コロナ禍で見えた成長の芽

  • 経営
  • 取引先支援
  • 特集

 欠かせぬ顧客支援力
 突如として世界を襲った新型コロナウイルス。いまだ人々の行動を制限し、社会経済活動に暗い影を落とす。金融機関は、取引先を支える使命を再認識し、資金繰り支援に全力を挙げてきた。ただ、現状は“止血”段階。危機を克服し、持続可能な社会を実現するため、担うべき役割は大きい。そこに金融機関自らの“成長の芽”もある。
 政府がコロナ対策で行う官民による実質無利子・無担保融資は、8月末までに約25兆円(融資決定分)に達した。5月から始まった民間金融機関が約半分を占め…

【写真】滋賀銀行と関西みらい銀行が行員を派遣する「しがハブ」。官民で社会課題の解決につながるビジネス創出を目指す(9月9日、大津市)

2020年9月25日号19面 特集 【時の話題】損保界、進む保険金「支払い改革」

  • 投信保険
  • 特集

 最新技術を活用し、より早く
 台風や豪雨など大規模な自然災害が多発する近年。震度5を超える地震も相次ぐ。損害保険各社には迅速な保険金支払いが期待される。一方、足元ではコロナ禍で従来の被災地に大勢の応援人員を送る損害調査は厳しくなり、デジタル技術などを活用した“支払い改革”が加速している。

 【写真】遠隔地と被災地をつなぎ査定を行うあいおいニッセイ同和損保、7月8日の九州豪雨時

2020年9月25日号2面 金融庁、LIBOR利用を再調査、停止に備え移行状況把握

  • 法令制度政策

 日銀と合同で
 金融庁は2021年1月中にも、貸出やデリバティブ取引などに使われるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の利用状況を再調査する。21年末の公表停止に備え、代替金利への移行状況などを把握する狙いだ。金融機関の準備状況を確認する可能性もある。
 再調査は初回と同様に日本銀行と合同で行う。20年12月末時点で…

2020年9月25日号4面 三菱UFJ銀行、地銀のダイバーシティ支援、28金融機関が参加

  • 人事施策

 自行向け提言、経営層に
 三菱UFJ銀行は9月17日、地方銀行24行・グループを含む28機関のダイバーシティ推進をサポートするプログラムを開始した。女性活躍分野で積み上げてきた実績からノウハウを伝え、フォーラムへの参加者が自行に対して提言するまでを後押しする。保険会社、ノンバンクも参加(左表)。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが協力する。
 「2020年度ダイバーシティフォーラム~女性活躍推進」は、…

【写真】第1回フォーラムのオンライン画面。上部中央が南里執行役員(9月17日、同行本館)

2020年9月25日号6面 地域銀行、政府系金融と関係改善、コロナ禍の支援で協調

  • 取引先支援

 地域銀行と政府系金融機関の関係改善が進んでいる。以前は低金利での融資肩代わりなど「民業圧迫」事例が散見されたが、両者の連絡窓口や定期的な意見交換会を通じたコミュニケーションにより相互理解が深まった。新型コロナウイルス禍で、協調・連携による事業者支援は一段と活発化している。
 政府系のなかでも地域銀の評価が高まっているのが日本政策金融公庫。日本公庫は…

2020年9月25日号7面 静岡銀行の地方創生研修生制度、行政職員など担い手育成

  • 人事施策
  • 地域貢献

 OB2人の取り組み
 【静岡】静岡銀行が2017年度に創設した「地方創生研修生」は、将来の地方創生の担い手を育成する人事交流制度。地方自治体などの職員を地方創生部に受け入れ、行政と一体となって地方創生に取り組む土壌の醸成を目指す。これまでに6人が“卒業”し派遣元に帰還。うち2氏に期間中の主な取り組みと現況などを聞いた。

 2018年4月~20年3月に在籍した富士市市長公室市長戦略課主幹の鈴木剛氏は、…

【写真】お互いの近況について報告し合う研修生OBの鈴木氏(左)と森脇氏(8月28日)

2020年9月25日号8面 信金、預け金が35兆円超え、コロナ禍の預金急増受け

  • 経営

 6月に1兆5000億円流入
 信用金庫による信金中央金庫への預け金が増えている。コロナ禍での預金急増を背景に、6月末に初めて35兆円を超えた。特殊要因で増えた資金を有価証券運用に回すのは難しく、当面は滞留する部分を預け金に回す動きが続きそうだ。
 3月末に30兆5844億円だった預け金は、4カ月間で5兆円以上増加…

2020年9月25日号16面 北陸地区JA、移動店舗車の活用拡大、緊急コロナ対応も想定

  • 取引先支援

 【金沢】北陸地区の農業協同組合では移動金融店舗車を工夫しながら活用する動きが広がっている。越前たけふ農業協同組合(冨田隆組合長)は、7月の支店再編に伴い、単位農協では異例の4台目の移動店舗車を投入した。能登わかば農業協同組合(坂井助光組合長)は、営業店職員が新型コロナウイルスに感染した場合の活用も想定している。
 移動店舗車は全国の75JA、4信用農業協同組合連合会が導入しており、…

【写真】営業店でコロナ感染者が出た際の有事対応にも存在感を発揮する移動店舗車(9月2日、JA能登わかば本店駐車場内)

2020年9月25日号16面 日本郵政G、規制緩和へ民間の視線厳しく、生保協・新商品開発に注文

  • 投信保険
  • 年金

 信金は年金口座シフト危惧
 民営化の進展とともに議論される日本郵政グループ(G)の規制緩和に対し、民間金融機関から厳しい視線が注がれている。郵政民営化委員会が9月2日までに集めた意見では、新商品開発を進めるかんぽ生命保険に、生命保険協会が「さらなる業務内容の拡大が議論されるのは時期尚早」と注文をつけた。高齢者の預金割合が高い協同組織金融機関は、日本郵便の年金口座獲得手当の増額を懸念する。
 従前からかんぽ生命の業容拡大に懸念を示していた生保協が今回、…

2020年9月25日号3面 菅新政権発足 金融界、デジタル化など期待

  • 法令制度政策

 地域銀行再編は慎重姿勢
 9月16日に発足した菅義偉(よしひで)新政権に対し、金融界からはさまざまな声が聞かれた。規制緩和やデジタル化を軸とする改革路線や地方創生へ期待感もある。
 デジタル庁創設について、全国銀行協会の三毛兼承会長は9月17日、「行政のデジタル化はいろいろな形で…

2020年9月25日号22面 ワンチーム ソリューション提案、中京銀行大府支店

  • 営業店

 お客さま第一主義を実践、預金係も一丸で融資案件に
 【名古屋】中京銀行大府支店(西川雅一支店長=行員10人うち女性4人。パート3人)は“お客さま第一主義”を掲げ、地域での存在感向上に取り組んでいる。ソリューション提案営業を通じて顧客との信頼関係を深め、取引深耕。2019年度下期には、営業店総合業績表彰を受賞した。
 西川雅一支店長は2018年4月に着任。行員には、取引先へのソリューション提供を通じたCS(顧客満足)向上を図るよう徹底。顧客が抱える悩みに対して…

 【写真】朝活タイムで情報共有と意見交換する行員(9月4日)<写真撮影時にマスクを外していただきました>

ニッキン抄 2020.9.25

  • ニッキン抄

「黄色い風船を持つ少年」「スイートピーとフリージアと少女」――。淡く柔らかなタッチの作品は、どれも可愛らしい子供が主役。絵本画家・いわさきちひろさんの企画展を先日、東京のちひろ美術館で見る機会があった▼「私には、どんな子も夢を持った美しい子にみえる」。展示に添えられた言葉だ。没後46年経てもファンが多いのは、すべての子の幸せを願い描き続けた姿への共鳴もあろう▼ちひろさんが存命なら、どう捉えるだろうか。深刻化する「子供の貧困」問題。日本は7人に1人が相対的貧困にあり、割合は先進30カ国で4番目の高さ。「裕福な国」とされた一昔前と様変わりの感だ▼厳しい生活環境を支えようと銀行界も動く。「子ども食堂」支援が広がるほか、メガバンクグループは支援団体への寄付などを本格化する。貧困解消はSDGs(持続可能な開発目標)の一番手。“子供たちの夢=未来”を守ってほしい。2020.9.25

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2020年度金融ホームドクター養成】
【上期確認テスト】 『FP実践力強化』
『企業経営力の見方』
『中小企業に寄り添う融資』
『金融コンプラ』

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

レギュラー企画

『寸言』 仕事のモチベーション (1面)=酒井 正平・東京ベイ信用金庫理事長
『東西ペンリレー』 マイホームタウン北海道 (17面)=北洋銀行常務取締役・進藤 智 氏
『ちょっと一言』 絶えず新境地を追求する (17面)=ドラマー・神保 彰 氏
『日銀支店長』 知見伝えながら意見交換 (19面)=名古屋支店長・加藤 毅 氏
『横顔』 利便性を考え判断を (19面)=福岡財務支局長・小原 広之氏
足を運び、実情を把握 (19面)=北海道財務局長・谷口 眞司氏
『スマイル』 総合力のある行員に (22面)=香川銀行・新田 真紀さん
『初支店長(677)』 目線を合わせ、率先垂範 (22面)=北海道銀行 紋別支店長・田中 巌之氏

企画・特集・連載など

識者に聞く (3面)
 地域銀行の有価証券運用
小栗 直登・和キャピタル社長、キャピタルゲインへ目を
大原 啓一・日本資産運用基盤グループ社長、丸投げは解決策にあらず
【USA金融事情NOW】 (5面) コロナ禍で滞る銀行合併
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]最低限のFTA締結で英ポンド反発へ
 柴田 秀樹・東海東京調査センター 投資戦略部 金利・為替シニアストラテジスト
[金利]新しい菅首相の財政政策
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
インタビュー (6面) 吉澤・親和銀行頭取、地域振興が新銀行の使命
ニューノーマル時代の人材マッチング (10-11面特集) 座談会:副業・兼業での人材確保も
個人ローン 推進磨く4信金 (12面特集) 顧客接点を強化、若手・人材育成も
千里眼 <294> (15面) アビリティーセンター 代表取締役社長・三好 輝和氏
取引の継続性が強み
デジタルバンキング ナビ (15面) “古くて新しい”問題
「FIT2020 online」 (18面特集)
 10月8日(木)・9日(金)に開催
ニューノーマル ~変化への適応に向けて~
過去最多・180セミナー
キャリアを描く(8) (20面)
 -本部の仕事-
まず自分で調べる習慣
大阪シティ信用金庫・長谷川 美智子さん

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2021年8月27日号1面 【写真を読む】兜町に「経済の心臓」

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 「The HEART」と名付けられた心臓がモチーフのキューブ型LEDディスプレーが真っ赤に染まった。8月24日に東京・日本橋兜町に誕生した複合施設「KABUTO ONE」。平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券が開催した竣(しゅん)工(こう)式には証券関係者らが参列。「兜町に経済の心臓を作ろう」と思いが込められた新たなシンボルの点灯を祝った。