ニッキン・2018年2月16日号

メガバンクグループ、国内利ざや底打ちも TIBOR上昇、個社別採算管理が寄与 (1面トップ)

 メガバンクグループで、国内預貸金利ざやの底打ちの兆しが出てきた。国内貸出残高の約半分を占める短期の市場金利連動型貸出の基準となる東京銀行間取引金利(TIBOR)が上昇し始めたためだ。加えて、個社別採算管理の強化も寄与しそうだ。

女性警官(左)から髪をつかまれた際の離脱方法を学んだ。(2月6日、本店)
女性警官(左)から髪をつかまれた際の離脱方法を学んだ。(2月6日、本店)

【写真を読む】結城信用金庫、女性警官に学ぶ護身術 (1面)

 犯罪に巻き込まれるのを防ぐために身を守る術を学ぼう。結城信用金庫(茨城県、森光郎理事長)は2月6日、女性職員を対象に護身術訓練を実施した。女性渉外の増員に伴うもので17人が参加。結城警察署から女性警官を講師に招き、不審者に腕や髪の毛をつかまれた際の離脱方法など実践的な指導を受けた。

地方創生3年、地域金融機関が各地で成果 (10-11面特集)

 安倍政権が2014年に地方創生を掲げてから3年が経つ。多くの地域金融機関が地元自治体と手を携え、さまざまな取り組みを展開している。まだ満開とはいかないが、各地でつぼみは膨らみつつある。農業を軸に新たな雇用が生まれたり、地域資源を見直し、交流人口の増加につなげる事例もでてきた。若者の流出に歯止めをかける試みも進む。地域金融機関の地方創生への取り組みとその成果を全国取材した。

政府、官民ファンドを整理統合 産業革新機構受け皿に (2面トップ)

 政府は、今国会で国内最大の官民ファンドである産業革新機構の機能を強化する法改正を行い、官民ファンド同士の再編を可能にする。同機構が他の官民ファンドの株式を保有できる規定を新設し、乱立気味の官民ファンドを整理統合する際の受け皿にする。ただ、各ファンドを所管する省庁の壁を越えた再編は実現のハードルが高いとの見方が強い。

生命保険界、生命表改定で対応急ぐ 医療は付加価値を重視、窓販にプラス影響も (3面トップ)

 生命保険各社が4月の「標準生命表」改定を前に、保険料や商品見直しを急いでいる。長寿化や死亡率低下を受けた改定で、一般的には死亡保険料は値下がりし、長生きリスクに備える医療保険料は値上げされる。ただ、生保界では2017年4月に平準払い商品(学資や個人年金)を値上げした経緯があり、「単純な値上げはしない。特約など付加価値を加えた新商品を投入予定」(大手生保役員)など、各社が対応を工夫する。

公取委・3月に再調査、ふくおかFG・十八銀行の経営統合で 3000社にアンケート (3面)

 【福岡】ふくおかフィナンシャルグループ(FG)と十八銀行との経営統合について、公正取引委員会は2月7日までに、当事会社2社の要望を受けて長崎県内企業を対象に再度アンケート調査を行うことを決めた。再調査は3月にも行われる見通しで、前回実施の2016年5月から約2年ぶり。顧客に不利益となる統合を認めないとする公取委と両社の膠着こうちゃく状態が続いていたが、再調査が次の展開への節目となりそうだ。

みずほ銀行、スマホで非接触決済 即時利用のデビット初、2年目に月100万件めざす (4面トップ)

 みずほ銀行は今春に、スマートフォンのデビットカードでコンビニエンスストアなどの専用端末にかざすだけで決済できるサービスを国内で初めて開始する。ジェーシービー(JCB)と大日本印刷と協働して開発した。開始2年目で月間100万件の利用を目指す。

地域銀行、貸出金増加が加速 個人向け2兆4000億円増、上位行はシ・ローン拡大 (6面トップ)

 地域銀行で貸出金残高の増加が加速している。地方銀行と第二地方銀行の2017年4~12月の貸出金残高増加額は6兆9千億円(速報値)に達し、前年同期比1兆8千億円上回った。個人向けが依然として堅調なことに加え、法人向け残高増加の勢いが増している。

京都銀行、事業承継コンサル強化 2017年度・実績300件超に、課題解決へシート活用 (7面トップ)

 【大阪】京都銀行は、親族内・親族外への事業承継問題を抱える取引先のサポート実績を積み上げている。経営者の課題・ニーズを把握するシートの活用などで、営業店と本部専担者が一体でコンサルティング業務を強化。2017年度の支援実績は目標の300件を超す見通しだ。

信用金庫界、保険商品の見直し相次ぐ 外貨建てや保障性を拡充 (8面トップ)

 信用金庫界で、個人向け保険の商品ラインアップを見直す動きが広がっている。これまでは比較的リスクの低い円建て商品(一時払い終身保険や年金保険)を主力に販売する信金が多かったが、日本銀行のマイナス金利政策導入以降、状況が一変。円建て一時払い商品の販売休止や平準払い保険の料率改定の影響もあり、外貨建てや保障性の保険に注力する信金が増えている。

信用金庫・信用組合、営業時間多様化が加速 住宅案件獲得へ休日営業、短縮で法人開拓注力も (9面トップ)

 信用金庫界・信用組合界で、2018年度から店舗の営業時間多様化の動きが加速しそうだ。昼休み時間の導入が拡大するほか、一部の信金・信組は不動産業者対策で土・日曜日の営業を検討。さらに、都市部では法人集積店の営業時間短縮を予定する動きもある。営業時間の弾力化を機に適正人員を見直し、法人開拓などを強化する。

北都銀行、「ヨネタナ」に県民栄誉章 バドミントンで世界一、地方創生へ国際大会を誘致 (19面トップ)

 【仙台】北都銀行バドミントン部の飛躍が著しい。所属選手が国際大会を制し、秋田県県民栄誉章を受章したほか、同部を呼び水に国際大会の開催にめどをつけた。

研修企画 (14面)

【2017年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化(42)=税制改正のポイント(3)』
『コンサル能力養成(42)=中小企業と経営管理』
『中小企業支援と融資推進(42)=貸出条件変更の要請への対応』
『金融コンプラ(42)=マネロンの取り扱い(2)』
【いざという時のワンポイント】(18) 取引開始後に反社と判明したら
【金融法務講座】(43) 預金と相続
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [203]
多摩信用金庫 常務理事
価値創造事業本部長・福田 博之氏<上>
“安定化”紹介に奔走、「返すのは私」・顧客から苦言
金融知識アレ?これ! [38] ハイブリッド証券

レギュラー企画

『寸言』 人財育成 (1面)=熊谷 俊行・京葉銀行頭取
『社説』 金利リスクの再点検急げ (2面)
『東西ペンリレー』 微笑仏 (12面)=山梨中央銀行取締役システム統括部長・田中 教彦氏
『ちょっと一言』 お金の不安を和らげたい (12面)
=TOE THE LINE(きんゆう女子。)代表・鈴木 万梨子氏
『日銀支店長』 新しい付加価値がカギ (17面)=高知支店長・野々口 秀樹氏
『初支店長(550)』 企業理念が行動指針 (20面)=三枝 寛幸・千葉興業銀行 佐原支店長
『当店のチームリーダー』 笑顔とさわやかさ (20面)=福岡中央銀行 西新支店・牛尾 里子さん

企画・特集・連載など

フォーカス 2018 (1面)
 投資家 ゆうちょ銀行
リスクマネー、兆円規模
ユーロクリア・バンク ユーヴァンCEOに聞く (3面) 担保管理サービスを強化、日本国債のニーズ高い
【USA金融事情NOW】 (5面) 注目されるカフェ支店
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]米国株の急落 水準訂正は完了か
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]長期債利回り上昇と米国経済
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部
チーフ為替・外債ストラテジスト
異業種に学ぶ! -5- (6面)
 =南都銀行
豪華ツアー商品開発を急ぐ
柴戸・ふくおかフィナンシャルグループ社長に聞く (7面) 金融環境の激変に備える
協同組織の強み(5) (8面)
 =福井信用金庫
事業性評価融資で100億円
【フロントライン】
営業店を支える最新テクノロジー (13面)
不正取引対策特集、体制強化が急務に
輝け!フレッシャーズ(3) (18面)
 計画的な育成プログラム
求められる目標の明確化
北陸銀行 苗穂支店 (20面トップ)
  感謝される提案めざす
若手行員と勉強会、事業性の貸出に効果

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社説/ニッキン抄

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2021年8月27日号1面 【写真を読む】兜町に「経済の心臓」

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 「The HEART」と名付けられた心臓がモチーフのキューブ型LEDディスプレーが真っ赤に染まった。8月24日に東京・日本橋兜町に誕生した複合施設「KABUTO ONE」。平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券が開催した竣(しゅん)工(こう)式には証券関係者らが参列。「兜町に経済の心臓を作ろう」と思いが込められた新たなシンボルの点灯を祝った。