ニッキン・2018年9月21日号

2018年9月21日号1面 金融庁、送金時確認の具体化促す、効果的なマネロン対策に

  • 法令制度政策

 金融庁は地域金融機関に対し、送金受付時などに確認する検証項目を具体化するよう促す。営業店が判断しやすいルール設定によりマネーロンダリング(資金洗浄)対策の実効性を高める。
  同庁は3月以降、送金取引に絞った緊急点検や……

2018年9月21日号11面 特集 【地域にスポット】関東甲信越の地銀12行、移住・定住を促進

  • 地域貢献
  • 特集

 ネットワーク活用、自治体との連携拡大

 少子高齢化や東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)への人口の一極集中が進むなか、地域金融機関が地元への移住・定住を後押しする動きが広がっている。“地元流入”に力を入れる関東甲信越地区(東京都をのぞく)の地方銀行12行の取り組みをみた。

【写真】千葉銀行の移住定住セミナー会場で移住相談をする首都圏在住者(9月8日、中央区・日本橋、室町ちばぎん三井ビルディング)

2018年9月21日号17面 北陸地区金融機関、住宅ローン競争が熾烈化、短期固定型偏重に警鐘も

  • 融資

 【金沢】北陸地区金融機関で、住宅ローンの獲得を巡る競争が熾烈(しれつ)化している。金利のダンピングはほぼ底を打ち、「保証を付けずにプロパー対応」や「金利上乗せなしで8大疾病の団信(団体信用生命保険)保障を付与」など、金利以外の面で訴求する動きも目立つ。半面、過剰な競争が金融機関の収益を圧迫したり、見た目の金利が低い短期固定型の商品に顧客が誘導されている懸念もある。各金融機関の住宅ローン戦略を追った。

【写真】管内金融機関は短期固定型、長期固定型ともに0%台の金利で競っている

2018年9月21日号3面 金融界、窓口を“現金タッチレス”に、自動機でセルフ化移行

  • ネット・システム

 税公金収納や新札両替

 金融界で、営業店の窓口から現金処理を伴う業務を縮小する動きが広がりそうだ。税公金の収納や新札両替など窓口担当者の負担が大きかった業務を自動機でセルフ化に移行。事務量を削減することで、コンサルティング業務の拡充や店舗運営の少人数化につなげる。
 ATMの高機能化やインターネットバンキングの普及など……

【写真】事前登録不要で多種多様な払込票に対応できる税公金対応ATM

2018年9月21日号4面 みずほFG、超富裕層ビジネス強化、法・個一体で永続取引

  • 資産管理

 約8割はオーナー層

 みずほフィナンシャルグループ(FG)は、銀行、信託、証券などが連携して、世帯総資産30億円以上の超富裕層ビジネスを強化している。全体の約8割がオーナー層だが、企業の事業発展と経営者個人の資産承継・資産管理を、次世代を含めてサポートするのが特徴だ。「資産を承継する子息などファミリーベースでリレーションを強化して永続的な関係構築を目指す」(大町祐輔・みずほ銀行ウェルスマネジメント部長)。2019年度以降は海外戦略をさらに強化する方針。
 超富裕層は世帯総資産の規模が……

2018年9月21日号5面 大手生保など、事業開発で外部連携加速、ラボやハッカソン通じ新商材

  • 経営

 大手生命保険会社などで、外部企業と連携した新事業・サービス開発が加速している。最近では、研究所(ラボ)での実証実験やハッカソンの開催を通じ、商材の発掘を目指す動きが本格化。各社は、若年層向けの保険や健康増進分野にフォーカスし、急ピッチで事業開発を進める方針だ。
「血筋の異なる企業との化学反応を期待する」。第一生命保険の……

【写真】ブルーラボなどとの提携後に開かれたワークショップでは多数の参加者が活発に議論した(7月24日、第一生命イノベーションラボ)

2018年9月21日号6面 地銀協、2018年度の規制改革要望、業務範囲の見直しを

  • 経営

 非金融分野含め幅広く

 全国地方銀行協会は9月12日、2018年度の規制改革要望を内閣府に提出した。環境変化を踏まえ、銀行グループが非金融を含む幅広い業務を営めるように現行規制の緩和・撤廃を求めるのが柱。認められれば、顧客ニーズがある不動産取引仲介などが手掛けられるほか、持続可能なビジネスモデルの構築にも追い風となる。
 銀行グループには業務範囲規制が課されている一方、……

2018年9月21日号7面 地域銀行、株主優待の魅力高める、特産品贈呈や専用サイト

  • 経営

 個人の長期保有に期待

 地域銀行は、個人株主に人気の高い「株主優待制度」を充実させている。福井銀行が9月末に新規導入するほか、優待ラインアップを増やす地域銀もある。地域銀の株価は総じて低調だが、長期で保有する個人株主が増えれば株価の安定に寄与する。持ち合い解消が進む政策保有株の受け皿としての期待も大きい。
 福井銀は9月末基準(次回以降3月末基準で年1回実施)で……

2018年9月21日号8面 信金界、業種別融資戦略を強化、訪日客の需要分析

  • 融資

 建設・宿泊業へシフト

 信用金庫界が、業種別の融資戦略を強化している。2017年度末の企業向け貸出金は前年度末比2.9%増の45兆2529億円となり5年連続で増加。個別信金は、インバウンド需要との関連を分析し、増加が見込まれる建設業や宿泊業へ推進をシフト。業種別の融資枠の新設や専担者を配置する信金もある。
  信金界の企業向け貸出金は、98年度末の50兆円をピークに……

2018年9月21日号2面 日米欧中銀など、ストレステスト活用進展、金融危機の経験生かす

  • 経営

 日本、米国、欧州の中央銀行、金融監督当局でストレステスト(健全性審査)活用による金融機関の脆(ぜい)弱(じゃく)性評価の取り組みが進んでいる。10年前に発生した国際金融危機の経験を踏まえ、過去に起きた事象のみに基づきストレスシナリオを設定するのではなく、将来発生する可能性がある事象を盛り込んだフォワード・ルッキングなテスト実施が柱。マクロ経済指標の変動が金融機関全体のポートフォリオに及ぼす影響を評価する動きも目立っている。
 日銀は年2回公表する……

2018年9月21日号13面 アイリックコーポレーション、保険証券を“可視化”

  • ネット・システム

 地域銀行などで導入拡大

 保険ショップ「保険クリニック」を展開するアイリックコーポレーションは、金融機関向けに独自開発した保険証券の“可視化”サービスの提案を強化する。複雑な保険証券の内容を簡単な操作で視覚的に分かりやすく表示する。地域銀行を中心に導入が拡大している。
 同サービスは、意向把握や比較推奨、証跡管理などで……

2018年9月21日号20面 みちのく銀行むつ支店、地域ブランドを支援、官民の協調融資活用

  • 営業店

 営業利益改善後押し

 【仙台】みちのく銀行むつ支店(高屋昌彦支店長=行員19人うち女性9人。嘱託11人、パート5人)は、営業エリアの人口減少や高齢化の進展が著しいなか、水産加工業など地場産業の事業拡大を支援し、地域活性化に貢献している。地元自治体との協調融資スキームで地域ブランドの全国展開を後押しするなど成果もみせている。
 同店が営業区域とする青森県下北地方は……

【写真】取引先の課題解決へ経営者の相談に応じる伊勢学次長(右、8月22日)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2018年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化 [24]=生命保険を活用した相続対策に関する相談(3)』
『コンサル能力養成 [24]=事業承継計画について』
『目利き力を磨く [24]=地方創生』
『金融コンプラ [24]=融資・ローンの取り扱い』
【金融法務】(24) 電子記録債権
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [230]
津山信用金庫 林田支店長・岩崎 隼人氏<下>
現場重視の姿勢徹底、経営者に本音で直言
金融知識アレ?これ! [63] 金融不安定性仮説

レギュラー企画

『寸言』 人生100年時代の到来 (1面)=飯盛 徹夫・みずほ信託銀行社長
『東西ペンリレー』 この20年を振り返り (12面)=西尾信用金庫理事長・近藤 実 氏
『ちょっと一言』 幅広く演じる女優に (12面)=女優・紫吹 淳さん
『日銀支店長』 自らの強みを見極めて (18面)=福岡支店長・宮下 俊郎氏
『横顔』 ライバルは“情報産業” (18面)=福岡財務支局長・河村 直樹氏
『初支店長(580)』 ひがしんファン増やす (20面)=箕輪 美枝子・東京東信用金庫 南行徳支店長
『当店のチームリーダー』 育児と仕事を両立 (20面)=野村証券川口支店 ウェルス・パートナー課・五十嵐 美恵さん

企画・特集・連載など

遠藤・金融庁長官に聞く (1面) 営業現場のヒアリング徹底、付加価値を軸にモデル構築
【USA金融事情NOW】 (5面) 多様化する預金調達
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]日本株の投資環境の改善続く
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]米国債カーブの逆イールド化
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
手数料ビジネスを強化[12] (6面)
 =第四銀行
自己資本に注目、地元貢献
業績評価はいま[12] (8面)
 =北おおさか信用金庫
情報・事業性評価を重視
千里眼 <210> (13面) HEROZ 代表取締役・林 隆弘氏
将棋AIの技術応用、市場予測など活用拡大

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2021年8月27日号1面 【写真を読む】兜町に「経済の心臓」

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 「The HEART」と名付けられた心臓がモチーフのキューブ型LEDディスプレーが真っ赤に染まった。8月24日に東京・日本橋兜町に誕生した複合施設「KABUTO ONE」。平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券が開催した竣(しゅん)工(こう)式には証券関係者らが参列。「兜町に経済の心臓を作ろう」と思いが込められた新たなシンボルの点灯を祝った。