ニッキン・2018年7月13日号

2018年7月13日号1面 西日本豪雨、金融機関・被災者支援へ全力

  • 社会

 一時17カ店・63局が休業
広範囲に大きな被害をもたらした「西日本豪雨」の影響は金融機関にも及んだ。中国・四国地方を中心に一時、10機関17カ店と63郵便局が臨時休業を余儀なくされ、ATMは店外を中心に83カ所で利用不可能になった。被災地の金融機関は通帳を紛失した顧客への預金払い戻しや、被災した取引先の相談対応など緊急対応に追われている。(関連記事21面)
 7月11日午前までに政府が確認した死者は176人に達し、同9日時点で1万1227人が580カ所に避難している。交通インフラが寸断され物流がまひしたため稼働停止した工場も多く、地域経済への影響の拡大が懸念される。
 政府は、8府県58市35町4村へ災害救助法を適用した。金融庁は財務局を通じ、……

【写真】広島信用金庫坂出張所の周辺が水没し、ボートで救助される近隣住民(7月7日15時、広島県安芸郡坂町)

2018年7月13日号3面 3メガバンクG、グループ一体営業強化、評価体系見直しや共同店舗増

  • 経営

 みずほ銀行、“信証”へ645人
 3メガバンクグループ(G)は、銀行のほか傘下各社が一体となって収益増強を図るため、営業担当者の人事交流や業績評価の見直し、店舗の共同化に取り組んでいる。銀行の資金利益が伸び悩むなか、傘下各社の商品・サービスを提案する機会を増やし、非金利収益の増強を目指す。
 みずほフィナンシャルグループ(FG)は、銀行から各社へ……

【写真】銀信証に保険の相談機能を備えたみずほ銀行吉祥寺支店

2018年7月13日号2面 金融庁の新体制(上)、長官に遠藤氏、監督局長は栗田氏抜擢

  • 法令制度政策
  • 人事施策

 金融庁は7月17日付で森信親長官(61)が勇退し、後任に遠藤俊英監督局長(59)が昇格する。長官交代は3年ぶり。監督局長には栗田照久監督局参事官(54)を抜(ばっ)擢(てき)する。同日付で組織再編し、新設する総合政策局長に佐々木清隆総括審議官(57)、企画市場局長に佐々木氏と同期の三井秀範検査局長(59)が就く。
 遠藤氏は五味廣文氏、畑中龍太郎氏に並んで……

2018年7月13日号4面 みずほ銀行、ベンチャー支援を拡充、クロステックやVC投資

  • 取引先支援

 専門の審査ライン設置

 みずほ銀行は、革新的な技術を有するベンチャー企業の支援体制を拡充している。7月4~9日に「イノベーションウィーク」を初開催。大企業とイノベーション企業との大規模商談会のほか、特定業界とITベンチャーを掛け合わせる「クロス(X)テック」や、スタートアップ企業がベンチャーキャピタル(VC)から資金調達する「VCマッチング会」など、成長ステージに合わせた支援メニューを提供する。ベンチャー専門の審査ラインを持っているのも特徴で、ベンチャー向け融資は2017年度に約500億円超と2年前の約2倍に拡大した。
 同行は7月4日……

 【写真】ベンチャーキャピタルに事業計画を説明する大学発ベンチャーの起業家(7月9日、みずほ銀大手町タワー29階特別会議室)

2018年7月13日号4面 全銀協5委員長に聞く(上)、望月・企画委員長

  • インタビュー

 銀行の信頼感・存在感示す、SDGs推進後押し

 全国銀行協会(藤原弘治会長=みずほ銀行頭取)は、2018年度の活動方針として、(1)社会的課題解決への挑戦(2)金融・デジタルインフラの進化(3)健全で強固な金融システムの構築――を掲げている。企画、業務、市場国際、事務、公共の5委員長に当面の課題を聞いた。初回は望月昭人・企画委員長(みずほ銀行常務執行役員)。

2018年7月13日号6面 地域銀行、「公平な情報開示」進む、10行・GがIR質疑公開

  • 経営

 地域銀行は、4月の法改正で導入されたフェア・ディスクロージャー(公平な情報開示)・ルールへの対応を進めている。一部地域銀は行内規定を制定したほか、機関投資家・アナリスト向け会社説明会(IR)の質疑応答を公表する動きも広がっている。
 フェア・ディスクロージャー・ルールは、改正金融商品取引法の施行により制定された。上場企業が……

2018年7月13日号8面 信金界、建設業向け貸出金が堅調、6年ぶり5兆円回復

  • 融資

 防災・老朽化修繕増える

 信用金庫界の建設業向け貸出金残高が2016、17年度に2年連続で増加、6年ぶりに5兆円を回復するなど堅調に推移している。東京オリンピック関連のほか、防災対策や老朽化修繕などの建設需要増加が寄与した。一方で、建設業の人件費は高騰。価格に転嫁できなければ、今後、業況が悪化する可能性もあるとみる信金もあり、経営改善支援を強化する動きも出始めた。
 建設業向け貸出金残高は……

2018年7月13日号9面 信金界、移動店舗の活用が多様化、取引先に出向き相談拠点

  • 取引先支援

 集客イベントで広告効果

 信用金庫界で、移動店舗車の活用方法が多様化しそうだ。山間部や店舗統廃合後の金融サービス維持手段としての活用が一般的だが、導入を検討している信金のなかには「祭りなど集客イベント時に広告塔として活用する」(首都圏信金)との声がある。また、取引先従業員向けに昼休みや終業後の相談場所として利用を検討する信金もある。
 移動店舗は……

2018年7月13日号17面 7月1日は「銀行の日」、トップも参加し感謝伝える

  • 地域貢献
  • 特集

 7月1日の「銀行の日」。銀行界は日頃の感謝の気持ちを伝える活動を展開した。経営トップも積極的に参加。山梨中央銀行では進藤中会長が、百十四銀行では綾田裕次郎頭取がロビーで来店客を出迎えた。香川銀行では、本田典孝頭取が率先して店周を清掃した。西京銀行は行員86人が献血に協力。大阪銀行協会ではセミナー会場にポスターを掲示した。

【写真】来店客に日頃の感謝を込めて品物を手渡す綾田裕次郎頭取(右、7月2日、百十四銀行本店)

2018年7月13日号21面 九州北部豪雨から1年、農業と人手不足を支援

  • 地域貢献

 産直品販売・ツアーで貢献

 【福岡】福岡、大分両県で甚大な被害を出した九州北部豪雨から7月5日で1年を迎えた。地元金融機関は金融支援以外にも被災地が直面する農業復興、企業の人手不足を支援。また、地元産品の販売支援などで復興に力を入れる。

【写真】西日本シティ銀行が開いた復興応援マルシェで朝倉産の野菜を手に取る買い物客ら(7月5日、博多駅前)

2018年7月13日号22面 第四銀行長岡新産センター支店、事業性融資136%超

  • 営業店

 組織力強化で地力をつける、三つの経営方針生かす

 【新潟】第四銀行長岡新産センター支店(塩井清隆支店長=行員6人うち女性2人。パート5人)は、事業性評価の徹底から貸出金を増強。2017年度は20年ぶりの年間優績店に輝く。18年5月末に事業性貸出先を80件と塩井支店長着任以来11先増加。事業性融資は前年同月比136.28%の24億3400万円と増加させた。
 同店は長岡新産業センター内に立地。168件(6月1日現在)の事業所を抱える団地内にあるが……

【写真】塩井清隆支店長(左)は長谷川良輔代理(中央)を帯同、長岡中央水産の太田徳之助社長に商品をすすめた(6月22日、長岡中央水産本社)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2018年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化 [14]=住宅購入と住宅ローン返済相談(2)』
『コンサル能力養成 [14]=事業再生、事業転換への支援』
『目利き力を磨く [14]=ライフステージ(成長期)』
『金融コンプラ [14]=高齢者取引の留意点(1)』
【金融法務】(14) 金融商品取引法改正(1)
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [220]
福岡中央銀行 小倉支店長・瀬戸口 克 氏<下>
三度目に納得の結果、顧客本位で営業推進
金融知識アレ?これ! [53] 「金融家」と呼ぶ菓子

レギュラー企画

『寸言』 クロスボーダーDVP (1面)=林 新一郎・日本銀行業務局長
『当店の元気印』 地域の人、車でわかるほどに (9面)=幡多信用金庫 本店営業部 係長・夕部 公平氏
『ゆうちょ銀行 新エリア本部長』 地域の投資意欲を醸成 (11面)=信越エリア本部長・宇田 祥二氏
『東西ペンリレー』 新潟お国自慢で地方創生 (12面)=第四銀行常務取締役・殖栗 道郎氏
『ちょっと一言』 活力生み出す飲食店 (12面)=ぼんてんグループ代表取締役・安部 昭彦氏
『初支店長(570)』 顧客、地域の役に立つ (22面)=松永 彰裕・九州ひぜん信用金庫 大宮支店長
『当店のチームリーダー』 気持ちを込めた仕事を (22面)=高岡信用金庫 駅前支店・鹿嶋 ひかりさん

企画・特集・連載など

提言
リーマン・ショックの教訓 (上) (1面) NEW!!
三國谷・元金融庁長官(預金保険機構理事長)
平時から弾力的な備えを
瀧・電子決済等代行事業者協会代表に聞く (3面) 「電代業」の発展後押し
荒木・三菱UFJモルガン・スタンレー証券社長に聞く (5面) 紹介型でリテール強化
【USA金融事情NOW】 (5面) 新OSで迅速な情報提供
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]景況感の先行き横ばい 最悪期は織り込み済みか
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]超長期国債利回り低下の背景
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
手数料ビジネスを強化[2] (6面)
 =十六銀行
“CSR”起債を提案
川上・琉球銀行頭取に聞く (7面) 行内の改革を断行
業績評価はいま[2] (8面)
 =大阪シティ信用金庫
収益意識徹底の仕組み導入
地域に愛され信頼される
 信金ファイターズ (13面)
笑顔と元気、感謝の気持ち
千里眼 <201> (16面) Solace Corporation カントリー・マネージャー・山口 智之氏
システム連携で営業支援、データ活用の高度化を
輝け!フレッシャーズ(23) (20面)
 お客さまの思いを実現(14)
融資の経験、早いうちに
新入行職員日記(14) (20面) オペレーションは慌てず

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2021年8月27日号1面 【写真を読む】兜町に「経済の心臓」

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 「The HEART」と名付けられた心臓がモチーフのキューブ型LEDディスプレーが真っ赤に染まった。8月24日に東京・日本橋兜町に誕生した複合施設「KABUTO ONE」。平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券が開催した竣(しゅん)工(こう)式には証券関係者らが参列。「兜町に経済の心臓を作ろう」と思いが込められた新たなシンボルの点灯を祝った。