2019年12月13日号1面 【写真を読む】若手の要望から交流実現 愛知信用金庫
【名古屋】全店の職員が一堂に――。愛知信用金庫(浦田卓理事長)は12月6日、ボウリング大会を初開催した。支店の若手からの要望を受けて実現。2020年度の内定者13人も招待し、約200人が交流を深めた。始球式には浦田理事長が登場。「以前から職員が集まる機会を作りたかった。皆が笑顔でうれしい」とほほ笑む。
【写真】職員が注目するなか始球式で投じる浦田理事長(12月6日、名古屋グランドボウル)
2019年12月13日号2面 政府・与党、NISA・2階建てに、5年間は積立限定へ
非課税、最大10年
政府・与党は2024年に投資信託などの運用益を非課税にするNISAを見直す。23年末に期限を迎える一般NISAを引き継ぐ制度で、新たに2階建ての仕組みを創設するのが柱だ。1階部分にあたる最初の5年間は積立型の投資に限り、原則として終了後に2階部分の投資を可能にする。19年末までにまとめる税制改正大綱に盛り込む。
投資額年102万円(5年間)まで非課税にする2階部分に投資するには、…
2019年12月13日号3面 全国金融機関のマル保融資、保証承諾は240機関で増加、創業支援など積極化
信用保証制度を利用している都市銀行、地域銀行、信用金庫、信用組合448機関のうち半数超の240機関で、2019年4~9月の保証承諾件数が前年同期間の実績を上回った。プロパー融資を併用した件数も、239機関で増加。中小企業庁が11月29日に公表した金融機関別保証実績を集計した。
承諾件数を最も増やしたのは、西日本シティ銀行。4月から、…
2019年12月13日号4面 三井住友銀行、羽田空港周辺の企業支援、マッチングで地元信金も力
三井住友銀行は、東京都大田区の羽田空港跡地と神奈川県川崎市の殿町(キングスカイフロント)両地区における最新テクノロジーの集積に向けた企業支援に力を注ぐ。地元信用金庫と手を組み、大手企業と地元中堅企業をつなぐビジネスマッチングも開く。
大田区と川崎市は2013年に産業包括連携協定を締結。現在、協定を土台に、…
2019年12月13日号5面 中堅生保5社、営業職員数を拡充へ、採用強化や業務見直しで
富国は上期490人増
中堅生命保険各社が、販売チャネルの主力に置く営業職員の増員を進めている。新規採用の強化や提案力向上につながる研修を充実するなど早期離職者の防止にも取り組む。医療やがんなど保障性保険の販売増につなげるのが狙い。1万人割れが続いていた富国生命保険は9月末で1万308人と3月末比490人増やした。朝日生命保険も300人増の約1万2千人体制とした。
営業職員については、固定給引き上げや成果給条件を緩和するなど、…
2019年12月13日号6面 地域銀行、2020年3月期業績予想、58行・Gが減益見込む
与信費用増加を警戒
地域銀行の2020年3月期決算は、連結純利益の増益が黒字転換を含め27行・Gにとどまる見通しだ。全86行・グループ(G)の7割にあたる58行・Gは減益(赤字2行を含む)を予想する。19年度上期実績を踏まえ与信関係費用を保守的に見積もる動きが広がり、利益の下押し圧力となる。
通期予想を未公表の東京スター銀行を除いた連結純利益の合計は8660億円と、…
2019年12月13日号9面 全信協、信金の災害対応力底上げ、三井住友海上と初動訓練
2020年1月までに6地域で
全国信用金庫協会は、三井住友海上火災保険、MS&ADインターリスク総研と連携し、信用金庫の大規模災害発生時の対応訓練を支援している。11月~2020年1月に、全国を6地域に分け計11回の研修を開催。各信金による独自の訓練実施も促している。
2017年に2社と協定を締結。BCP(業務継続計画)の策定支援を含め、…
【写真】研修では地震発生直後に情報を収集・整理する訓練を積む(12月2日、都内)
2019年12月13日号10・11面 特集 全国547金融機関の資金量・融資量ランキング(2019年9月末)
2019年9月末の全国資金量トップはゆうちょ銀行で、2~4位は3メガバンクが占めた。融資量は三菱UFJ銀行がトップ、2位はみずほ銀行で前年の3位から順位を上げた。
2019年12月13日号18面 特集 2019年度上期・地域金融機関の生保窓販実績
終身・年金とも大幅減
地域金融機関の2019年度上期「生命保険窓販実績」がまとまった。一時払い型の終身保険と定額個人年金保険は、合わせて2018年度下期比約3万6千件減少し、18万件を割り込んだ。地方銀行64行、第二地方銀行39行、2019年7月末で預金残高5千億円以上の大手78信用金庫を対象に調査した。
2019年12月13日号19面 住宅機構、リバモ型住宅ローン急伸、「相続人負担なし」が人気
住宅金融支援機構のリバースモーゲージ型住宅ローン「リ・バース60」の申請件数が急増している。2019年度上期(4~9月)は474件と、前年同期比約2.4倍に増加した。2019年度の年間実績は1千件を突破する公算が大きい。
60歳以上の顧客が対象の同商品は、提携金融機関のリバモ型住宅ローンに住宅機構が…
2019年12月13日号22面 十六銀行忠節支店、取引先の返済負担解決、シ・ローンを年1億円軽減
チーム制で4カ店連携強化
【名古屋】十六銀行忠節支店(可児尚幸支店長=行員19人うち女性9人。パート10人)は、シンジケートローンの提案で顧客の課題を解決し収益確保にも寄与。4カ店で運営するチーム制の連携を強化し、2期連続で業績表彰を受けた。
可児尚幸支店長は6月に着任。取引先へのソリューション提供で成功したのが8月に…
【写真】にぎやかな雰囲気で会議も運営(11月28日)