2019年3月22日号1面 【写真を読む】2800人でバーベキュー、きらぼし銀行
きらぼし銀行は3月16日、多摩川緑地でグループ社員ら2800人が参加した初のバーベキュー大会を実施した。用意した肉・食材は1トン、ビール・飲料は3300リットルのギネス級。 渡邊壽信頭取ら全役員はハッピ姿にビールサーバーをかついで登場。各テーブルの行員にビールをついで回り、日頃の労をねぎらった。
【写真】バーベキューで焼いた肉を行員に配る渡邊頭取(3月16日、川崎市多摩川緑地)
2019年3月22日号2面 金融庁、後見支援預金にKPI、普及へ進捗管理
金融庁は、後見人による不正な引き出しを防ぐ専用預金の導入状況にKPI(成果指標)を設定する方向で調整に入る。政府による成年後見制度の利用を促進する基本計画の進捗(しんちょく)を管理する指標と位置づける見通し。専用預金は信用金庫や信用組合で広がる一方、銀行界では静岡中央銀行や十六銀行など少数にとどまる。
政府の基本計画は5カ年で、2017年3月に閣議決定された。19年度は中間年にあたり、…
2019年3月22日号3面 全銀協、SDGsの項目を見直し、マネロン対策充実など
「レポート」も初公表
全国銀行協会は3月14日、国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」の取り組み項目を2019年度に向けて見直した。合わせて会員行の好事例などをまとめた「SDGsレポート(暫定版)」も初めて公表。社会課題の解決に向けて、銀行界としての活動を強化していく。
19年度に本格化する金融活動作業部会(FATF)の第4次対日相互審査を前に、…
【写真】全銀協が入る朝日生命大手町ビル
2019年3月22日号3面 証券会社、10連休中の対応検討、外国株取引を可能に
ウェブや郵送で注意喚起
証券会社各社が、新天皇即位に伴う10連休(4月27日~5月6日)の対応に動きだしている。国内市場は休場となるが、海外市場は開いているため、一部の証券会社は連休中の外国株の取り扱いを検討し始めた。
東京証券取引所や大阪取引所などが10連休中の休場を決めている国内市場に対して、…
2019年3月22日号6面 地銀協、出資規制の緩和を要望、地域活性化や再生支援限定で
5%超の保有可能に
全国地方銀行協会は2月中旬に、地域活性化や事業承継、企業再生を目的とする場合に限り、5%までと定められた企業への出資規制を緩和するよう政府に要望書を提出した。現状でも一部例外措置はあるが、使い勝手の改善を望む声が会員行から出ていた。地域内で資本性資金の出し手が不足しており、地銀が従来以上に役割を担いたい考えだ。
地域活性化事業では現在、地域経済活性化支援機構(REVIC)が関与する案件のみ……
2019年3月22日号8面 城北信金、電債一括ファクタリング実現、商流把握し事業性評価融資
信金界で初
城北信用金庫(東京都、大前孝太郎理事長)は、フィンテックベンチャーのTranzax(東京都、大塚博之社長)子会社を特別目的会社(SPC)として、電子記録債権の一括ファクタリングによるファイナンスに取り組んでいる。
取引先の奥澤産業が2月末にTranzaxのサービスを導入し、納入企業が同社に対して持つ売掛債権を電債化。その債権を買い取るSPCに同信金が資金を供給した。城北信金は……
2019年3月22日号11面 特集 【時の話題】「iDeCo推進」先進事例をみる
職域提案や福利厚生支援、提携先サポートも充実
2018年8月に加入者が100万人を突破した個人型確定拠出年金(iDeCo)。17年1月に加入対象がほぼすべての現役世代に拡大して以降、2年たたず「当面の目標だった大台」(厚生労働省)を達成した。金融界も普及の一翼を担う。推進に積極的な地域金融機関と、それを支える大手運営管理機関の取り組みを取材した。
2019年3月22日号15面 関東地区地銀・第二地銀、進化する行員向け研修
コミュニケーション向上へ
関東地区の地方銀行、第二地方銀行では、さまざまな視点・コンセプトを採用した研修を強化している。各行の研修の現状を紹介する。
【写真】京葉銀行では女性行員のリーダシップ研修に上司も参加して研修内容を共有する(2月14日、千葉みなと本部)
2019年3月22日号19面 永和信金、カジュアル募金続け24年、賛同役職員は100円以上を寄付
盲導犬育成に2600万円
【大阪】永和信用金庫(大阪市、翁長自夫理事長)は1995年から毎週金曜日、自由な服装で業務を行う「カジュアルデー」を展開。活動に賛同する役職員の「カジュアル募金」からの寄付を通じて、盲導犬育成や震災復興支援などの社会貢献に取り組んでいる。
カジュアルデーは、社会貢献活動(CSR)への参加意識の醸成や……
【写真】カジュアルデーの専用バッジを付けて窓口対応する本店営業部の担当者(3月8日、永和信用金庫本店)
2019年3月22日号20面 多摩信金多摩センター支店、新規事業所・40先純増
24先の創業支援に成功、貸出金平残・11%増加
多摩信用金庫多摩センター支店(石川雄大支店長=職員15人うち女性7人。パート1人)は、法・個人先とのきめ細かな面談で顧客の課題を把握し、新規融資や創業支援に成功している。2018年12月末までの貸出金期中平残は期初比11.1%増。18年度上期は総合表彰と経営貢献部門で各3位、課題解決部門優秀賞。11年12月の開設から連続表彰が続く。
18年1月着任の石川雄大支店長の経営方針は……
【写真】総代の臼井努・京西テクノス社長(右)に事業の話を聞く(左から)阿部豊副支店長、石川雄大支店長(3月5日、京西テクノス本社)