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ニッキン・2019年6月7日号

主な記事

2019年6月7日号1面 金融庁、金融仲介の共通KPI設定、経営者保証対応を比較

  • 法令制度政策

 二重徴求割合など開示要請
 金融庁は銀行の金融仲介機能を評価できる共通の成果指標(共通KPI※)を設定する。事業承継時に新旧経営者から個人保証を求める「二重徴求」の割合などを開示するよう要請する。大手行や地域銀行を対象に、2019年度下期分から自主的な公表を求める。融資先の経営実態を見極めることを促し、慣例的な個人保証への依存をなくす。
 開示を促す項目は、事業承継時に経営者から個人保証を求めた件数の割合。二重徴求のほか、…

※共通KPI 金融仲介や投信販売の取り組みを評価する共通の成果指標。指標を高めるだけの形式的な対応に走る恐れがあり、金融庁が慎重に検討してきた。

2019年6月7日号3面 金融界、選考解禁、早期に内定出し、6月以前の“特別選考枠”も

  • 人事施策

 通年採用 流れ加速へ
 金融界で6月1日、2020年入社の新卒採用面接が始まった。日本経済団体連合会による指針が適用される最後の採用活動だが、5月1日時点の大学生の就職内定率は51.4%(リクルートキャリア調べ)と、企業の内定出しの早期化に拍車がかかる。金融機関は選考途中の学生の流出を避けるため、スピードを重視した選考で内定者を囲い込む。
 指針の形骸化で「昨年度以上に解禁前から選考を始める企業が増加」(北海道地区地域銀行)。今年は特に…

【写真】三井住友海上火災保険の1次面接参加者

2019年6月7日号1面 【写真を読む】「前例のない融資」に挑む

  • 融資
  • 写真を読む

 商工組合中央金庫の関根正裕社長は6月4日、創業3年目の落合陽一・ピクシーダストテクノロジーズCEO(31)を訪ね、波動工学の世界最先端技術を体験。商工中金は3月、10億円の期限一括償還型の無担保融資を契約。「前例のない融資」(関根社長)だが、落合氏は「ベンチャーにとって革新的な取り組み」と評価。

【写真】聴覚障がい者も波動で音楽を体感できる球体型デバイスの説明を落合氏から聞く関根社長(左、6月4日、東京・神田)

2019年6月7日号2面 金融庁、コア業務純益かさ上げに待った、法定開示で投信損益除く数値

  • 法令制度政策

 2019年9月期から実施
 金融庁は、銀行の本業収益を表すコア業務純益の開示を法定化する。資金運用の一環で売買する投資信託の解約損益を除いた数値も公表させ、市場関係者などが預貸業務や手数料を稼ぐ業務から計上される収益を見極めやすくする。銀行法施行規則を改正し、2019年9月期から適用する。
 コア業純は地域銀行が経営上で重視する指標。法定開示ではなく、…

2019年6月7日号4面 三菱UFJ銀行、本人確認API連携を開始、金融事業者・ネットで完結

  • 法令制度政策
  • ネット・システム

 他行と社会インフラ構築

 三菱UFJ銀行は、証券会社や消費者金融会社など金融を中心とする事業者が、個人顧客向けオンラインサービスを完結する、新API(アプリケーション・プログラミング・インタフェイス)サービスを開始。将来的には、ほかの金融機関とも連携し、複数銀行横断での展開を目指している。犯罪収益移転防止法(犯収法)の改正で可能となった。
 犯収法は、主要な金融サービスにおける本人確認方法を示しており、改正前までは…

2019年6月7日号3面 金融界の2019年株主総会、集中日は27日、スマホ議決権行使が拡大

  • 経営

 金融界(銀行、証券、保険)の2019年3月期決算の定時株主総会が、6月14日から始まる。スマートフォンを利用した議決権行使が拡大するなど、株主と真剣に向き合う姿勢が鮮明になっている。
 3月期決算の上場企業の株主総会の集中日は6月27日。金融界も、本紙が集計した103機関(表)のうち29機関(28.2%)が27日に開催する。18年の集中日(6月28日)開催は24機関(22.2%)だったため、分散化は若干後退する形になる。福井銀行は今年も土曜日開催を継続。
 以前からインターネットによる議決権行使には対応していたが、…

2019年6月7日号10面 かんぽ生命・2018年度新契約、50代以下の比率上昇

  • 投信保険

 初めて50%超す

 かんぽ生命保険の新契約者に占める青・壮年(50代以下)比率が高まっている。2018年度は前年度比4ポイント上昇して52%となり、初めて半数を超えた。現役世代のニーズが高い保障性商品の提案に注力し、契約実績が伸びているのが主な要因。18年春に不適切な勧誘方法が問題化して以降、高齢者への営業姿勢を慎重にしていることも影響したとみられる。
 特に伸びたのが40、50代の比率で、40代比率は前年度比1.5ポイント、50代比率は…

2019年6月7日号9面 信金界、個人信託2商品が好調、取り扱いは1年で3倍に

  • 資産管理

 信用金庫が業界独自ブランドで提供する個人向け相続信託と暦年信託の実績が好調に推移している。3月末までに約160信金が取り扱いを始めており、2商品の利用件数は3580件、残高は187億円になった。件数・残高ともに、1年間で3倍程度に増えている。
 信金中央金庫(柴田弘之理事長)は、しんきん信託銀行の事業を譲り受ける形で…

2019年6月7日号8面 信金中金、信金への資本供与減る、23信金・1853億円に

  • 経営

 経営改善で返済進む

 信金中央金庫(柴田弘之理事長)による、信用金庫への資本供与が減少を続けている。2019年3月末時点で供与を受けているのは23信金で、1年前に比べ1信金減った。供与額は、同219億円減の1853億円。供与を受ける信金の経営改善が進み、優先出資証券の買い取りや劣後ローンの返済につながっているとみられる。
 供与による資本増強は、信金業界の重要なセーフティネット。合併などで…

2019年6月7日号6面 横浜銀行、店舗チャネルを改革、軽量化・相談拡充へ

  • 営業店

 横浜銀行は2019年度から店舗チャネルを改革していく。統合や軽量化による効率的な店舗運営をポイントに、「地域金融機関として稠密(ちょうみつ)な店舗網は維持」(大矢恭好頭取)する方針。
 同行は、埼玉県と千葉県に支店はないが、群馬県には高崎市、前橋市、桐生市に…

2019年6月7日号11面 特集 2018年度下期・地域金融機関の生保窓販実績(終身保険)

  • 投信保険
  • 特集

 上期より1万件超増加
 地域金融機関の2018年度下期「終身保険窓販実績」(回答ベース)がまとまった。販売件数は19万7006件と18年度上期比1万件超増加した。平準払いは前回実績を下回ったが、一時払いが好調だった。地方銀行64行、第二地方銀行40行、19年1月末で預金残高5千億円以上の大手79信用金庫を対象に調査した。

2019年6月7日号16面 全国金融機関の資金量上位200(2019年3月末)

  • 預金

 全国金融機関の2019年3月末の資金量上位200(本紙調査)がまとまった。全体の伸び率は2.6%、172機関で増えた。三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行の3メガバンク合計は前年同月比5.1%増の326兆円。みずほ銀と三井住友銀は19年9月末にも100兆円台に乗せる可能性が高まってきた。
 伸び率が高いのは……

2019年6月7日号20面 紀陽銀行河内長野支店、半期で事業性5億7000万円増

  • 営業店

 「顧客をよく知る」徹底、3期連続で店舗表彰
 【大阪】紀陽銀行河内長野支店(村竹学支店長=行員16人うち女性9人。パート6人)は、「お客さまをよく知る」ことを徹底し、事業先に対する課題解決の提案を積極的に行い成果につなげている。2018年度下期は事業性貸出金が5億6800万円純増(目標比196%)、事業性サービス収益(手数料)を1938万円獲得(同204%)し、堺・南大阪地区グループ最優秀賞を受賞した。
 村竹学支店長は17年4月着任。「スピードと鮮度が命」を基本に他行に先駆けて資金ニーズに対応。自分の時間軸ではなく……

 【写真】建設工事機材を取り扱う小金丸工業の小金丸潤子社長(右)から説明を聞く村竹学支店長(左)と畑正比古営業課長(5月22日)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2019年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[9]=20~30代独身のライフプラン』
『コンサル能力養成[9]=創業資金の調達』
『中小企業支援型融資推進[9]=事業性評価とステージ別支援(2)』
『金融コンプラ[9]=相続の取り扱い(3)』
【金融法務】(9) 事業承継
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [256]
宮崎太陽銀行 本店営業部 副長・坂本 祥二郎氏<下>
驕りで不信買ったと自覚、寄り添う一言で契約へ

レギュラー企画

『寸言』 魅力発信の責務 (1面)=市原 好二・東濃信用金庫理事長
『日本郵便新支社長』 三事業一体で職域営業 (10面)=東北支社長・古屋 正昭氏
『東西ペンリレー』 東日本大地震から8年 (12面)=三井住友信託銀行執行役員京都支店長・咄下 泰男氏
『ちょっと一言』 ラスト50メートル制し代表に (12面)=競泳選手 セントラルスポーツ所属・小日向 一輝さん
『初支店長(613)』 マクロとミクロ支える金融 (20面)=川原 章佳・百十四銀行 仏生山支店長
『当店のチームリーダー』 顧客に喜ばれる提案を (20面)=のと共栄信用金庫・花村 朋恵さん

企画・特集・連載など

フォーカス 2019 (1面) 広がる「知財金融」、事業の強み知り成長支援
坂井・みずほフィナンシャルグループ社長に聞く (4面) 5カ年計画語る、「次世代金融」描く
【USA金融事情NOW】 (5面) 多様化するAPI戦略
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]メキシコへの関税引き上げがドル円相場に影響
 石川 真央子・JPモルガン・チェース銀行 為替調査部 ストラテジスト
[金利]FRBは本当に利下げするか
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
Power of Regional Bank[32] (6面)
 =宮崎太陽銀行
人材の「地産地消」を、高校生に企業訪問ツアー
トップの渉外時代[9] (8面) 広島市信用組合理事長・山本 明弘氏
飛び込み営業も門前払い
千里眼 <238> (13面) プロット 代表取締役社長・津島 裕 氏
ファイル無害化 実現、効率良く安全面担保
ワシントンDC現地取材 (17面トップ) ティモシー・K・ジマーマン ICBA前会長に聞く
“顧客の夢実現”が魅力
輝け!フレッシャーズ [14] (18面)
 成長の糧(9)
親和銀行 ソリューション営業部・前田 美智子さん
資産運用の提案 極める
新入行職員日記 [9] (18面) 締めの作業は早め早めに

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。