「ニッキンONLINE」創刊!
 

ニッキン・2019年9月13日号

主な記事

2019年9月13日号1面 金融庁、12月にマニュアル廃止、引当計上の柔軟化容認

  • 法令制度政策

 将来リスクも反映可能に
 金融庁は12月に金融検査マニュアル(手引書)を廃止する。貸出債権の償却・引当の柔軟化を容認する文書が意見募集を経て確定すれば、分野別に示す今後の検査・監督の考え方が出そろう。廃止後は、経営理念に沿った戦略に潜むリスクに応じて引当に反映できるようになる一方、従来以上に経営判断の重要性が増す。
 9月10日から引当方法などを定めた手引書の別表に代わるディスカッション・ペーパーの意見募集を始めた。手引書を廃止する…

2019年9月13日号19面 台風15号、営業店に爪痕、首都圏・9日は93カ店が営業休止

  • 社会

 大規模停電で業務に支障
 9月8、9日に関東地区を直撃した台風15号は、金融機関の営業店にも生々しい爪痕を残した。9月9日9時時点で停電や浸水、さらにはJR東日本の計画運休や幹線道路の不通などで役職員が出勤不能の事態となり、首都圏で19金融機関の93カ店が営業を休止。16機関のATM980カ所(コンビニATM含む)が利用不能に。他にも53郵便局が営業を休止した。被災した取引先対応のため、相談窓口の設置や緊急融資の開始も相次ぐ。
 被害が大きかったのは千葉県で、銚子地方気象台の観測では9日4時28分に千葉市中央区で県内観測史上最大の風速57.5メートルを記録。強風による送電線の倒壊などにより…

 【写真】強風で破損した君津信用組合君津支店の屋上看板

2019年9月13日号12面 特集 【読者の意見】消費増税、9割が景況に影響

  • 法令制度政策
  • 特集

 軽減税率・制度の複雑さ懸念
 10月1日に消費税が8%から10%に引き上げられる。回答者の9割近くが、増税は地元経済や取引先の景況、自身の消費活動に「影響する」と回答した。特に、地方経済への悪影響を懸念する声が多い。一方、飲食料品と新聞の税率を8%に据え置く「軽減税率制度」は、複雑な仕組みが消費者や事業者の混乱を招くとし、半数以上が「反対」だった。また、約5割が「増税は財政健全化に資すると思う」と回答。増収効果を無駄にしないため、今後は支出面の改革に厳しい目が注がれそうだ。

 【写真】消費増税の家計対策セミナーには、会社員など約80人が詰めかけた(8月21日、ファイナンシャルアカデミー丸の内本校)

2019年9月13日号2面 金融庁、リスク商品販売を検証、提案プロセスなど焦点

  • 法令制度政策

 営業店ごとに資産構成も
 金融庁は、投資信託や貯蓄性保険などリスク性商品の販売実態を検証する。今秋にも、大手行や地域銀行を中心に営業現場の提案状況に踏み込んだ点検に入る。顧客への提案プロセスや本部の管理状況を調べたうえで課題を洗い出す。
 10月中にも事前調査を始め、大手行や地域銀などからヒアリング対象を絞り込む。課題抽出に加え、…

2019年9月13日号3面 全銀協、短期市場のBCPサイト、「スマホ版」を開設

  • ネット・システム

 災害時、素早く状況把握
 全国銀行協会は9月2日、コール取引など短期金融市場のBCP(事業継続計画)ウェブサイトのスマートフォン版を開設した。朝の通勤時や夜間に地震などの大規模災害が発生した際でも、市場部門担当者らが素早く状況を把握できるようした。11月に予定する各種市場との共同訓練でも、積極的な利用を促していく。
 全銀協では、災害時の決済システムの稼働状況や、短期市場参加者の罹災(りさい)状況を確認する手段として、…

2019年9月13日号4面 三井住友FG、地方都市再生へ、スマートシティ開発推進

  • ネット・システム
  • 取引先支援

 革新企業を発掘・支援

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、傘下の三井住友銀行や日本総合研究所、SMBC日興証券などが中心となって、地方都市・エリアを最新のIoT(モノのインターネット)技術を土台にした「スマートシティ」開発を行うオープンイノベーションを展開している。
 東京都の豊洲地区や福岡市、浜松市で始動。8月26日には石川県加賀市が同総研と…

【写真】AIの分析に基づいて豊洲地区の災害把握訓練を行った(8月31日、豊洲西小学校体育館)

2019年9月13日号6面 地域銀行、積立投信の推進強化、長期資産形成を後押し

  • 投信保険
  • 資産管理

 福岡銀行が5万口座で最多

 地域銀行は、積立投資信託(定時定額購入サービス)の推進を強化している。6月末の契約口座数(つみたてNISA含む)は、比較可能な96行の合計で半年前の2018年12月末比8%増え134万口座となった。積立投信は長期の資産形成に向くとされており、現役層に利用を提案する地域銀が増えている。
 本紙調査では、地域銀60行以上が積立投信の口座獲得数を業績評価項目に…

2019年9月13日号7面 地域銀行、結婚相談所の開業支援、名古屋銀行などIBJと提携

  • 取引先支援
  • 地域貢献

 長い目で地域活性化

 地域銀行で、結婚相談所の開業支援に乗り出す動きが相次いでいる。名古屋銀行や、きらやか銀行、仙台銀行など5行が結婚相談サービス大手のIBJ(東京都)と提携して開始。静岡銀行は提携こそ結んでいないが、8月に同社と起業支援セミナーを開いた。人口減少要因となる非婚化や晩婚化が広がるなか、結婚ニーズに対する支援環境を整えることで、長い目で地域経済の活力維持につなげる狙いだ。
 IBJとの提携では、地域銀が結婚相談所運営に関心を持つ取引先を…

2019年9月13日号8面 信金中金、ビッグデータ事業を構想、プラットフォーム設立へ

  • ネット・システム
  • 取引先支援

 購買履歴や医療情報集約

 信金中央金庫は、信用金庫業界でビッグデータを有効活用する新事業を構想している。商店街の購買履歴や地域住民の医療情報を集約・分析し、全国の信金を通じ地域活性化につながる商品・サービスを提供する考え。10月以降、実現に向けた準備を本格化させる。
 須藤浩専務が9月6日、東京都内で金融庁などが開いたイベントに登壇して…

2019年9月13日号17面 しんくみの日週間、献血・清掃で地域貢献

  • 地域貢献

 会津商工信組は芸能部が慰問
 信用組合業界は、9月3日を「しんくみの日」に定め、前後の同1~7日を「しんくみの日週間」として社会貢献活動を全国で展開。今年も献血運動や清掃活動、寄付金の贈呈を中心に、さまざまな取り組みが見られた。
 北海道地区では、全7信組(北央、札幌中央、ウリ、函館商工、空知商工、十勝、釧路)が役職員や組合員に献血を呼びかけたほか、顧客に防災グッズ「あんしんペンライト」と「あんしんホイッスル」をセットで配った。
 東北地区では、会津商工信組の「芸能部」が…

 【写真】幼稚園児に6冊の絵本を手渡した兵庫県警察信組の西谷茂樹理事長理事長(9月2日、泉台幼稚園)

2019年9月13日号18面 地銀労組連絡会、人事制度や労働の実態把握、要請や早帰りで統一運動

  • 人事施策

 地方銀行46単組の労働組合で構成する地銀労組連絡会は9月4日、東京都内のホテルで「2019(組合)年度第1回連絡会」を開催した。各単組の新年度の運動方針について情報交換。人事制度や労働環境などの実態を調査し、銀行側への要請・提言活動につなげる単組が目立った。
 経済活動や組織活動、福利厚生を中心に今期の運動方針を情報交換。賃上げについては、…

【写真】新たな年度を迎え、運動方針について意見交換(9月4日、東京都内のホテル)

2019年9月13日号20面 七十七銀行栗生支店、ローンと仕組み債で成果、相談プラザ機能を活用

  • 営業店

 若手の成長が原動力
 【仙台】七十七銀行栗生支店(中村健士支店長=行員12人うち女性5人。パート7人)は、仙台市郊外の住宅地に位置するリテール市場で住宅ローンや預かり資産をバランスよく増やし、業績を伸ばしている。2018年度下期に同規模の店舗グループで優績店に輝き、19年度上期も2期連続の表彰を目指す。
 中村健士支店長は18年9月、個人ダイレクト推進部住宅融資課長から異動。住宅業者が展示場でイベントを常時開催し…

 【写真】窓口では資産運用の相談に丁寧でわかりやすい説明を心がける(8月27日)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2019年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[23]=認知症保険・健康増進型保険など新しい保険』
『コンサル能力養成[23]=事業承継に向けた課題』
『中小企業支援型融資推進[23]=融資の事後管理と債権管理(1)』
『金融コンプラ[23]=高齢者取引の留意点(2)』
【金融法務】(23) 会社法改正(1)
自己診断テスト

※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

人材育成 (15面)

失敗から学ぶ [269]
山形銀行 赤湯支店長・土屋 仁 氏<上>
訪ねると夜逃げ状態、兆候察知も“後の祭り”

レギュラー企画

『寸言』 「QOL向上」に貢献 (1面)=稲垣 精二・第一生命ホールディングス社長
『東西ペンリレー』 錦帯橋と五橋文庫 (16面)=山口銀行常務執行役員東京支店長・原元 典夫氏
『ちょっと一言』 興味広げる学び追求 (16面)=夢見る株式会社 代表取締役・重見 彰則氏
『横顔』 震災復興と少子高齢化 (18面)=東北財務局長・原田 健史氏
目指すは「伴走型行政」 (18面)=北陸財務局長・貝守 真一氏
『日銀支店長』 対話重ね地域を知る (18面)=青森支店長・勝浦 大達氏
3県を「くまなく回る」 (18面)=金沢支店長・武田 吉孝氏
『初支店長(627)』 顧客本位で相談集める (20面)=都築 桂二・碧海信用金庫 幸田支店長
『当店のチームリーダー』 平易な説明心がける (20面)=気仙沼信用金庫・齋藤 美希さん

企画・特集・連載など

フォーカス 2019 (1面) JA自己改革の行方
店舗・人員、見直し急務
飯盛・みずほ信託銀行社長に聞く (4面) 地域銀行への支援充実
小宮・東京海上ホールディングス社長に聞く (5面) 修正純利益3~7%成長へ
【USA金融事情NOW】 (5面) 制度変更で社員の健診費削減
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]円高シナリオの蓋然性
 上野 剛志・ニッセイ基礎研究所 経済研究部 シニアエコノミスト
[金利]日米欧の長期金利低下
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
Power of Regional Bank[46] (6面)
 =常陽銀行
1400社に海外支援、事業性評価から提案
地域と生きる[11] (8面)
 =氷見伏木信用金庫
氷見市と協力体制構築、会議と行動で信頼醸成
白波瀬・京都中央信用金庫理事長に聞く (9面) 将来見据え人材を育成
「第2回 FIT大阪」開催 (11面特集) 5139人がデジタル化体感、満員相次いだ事例セミナー
千里眼 <250> (13面) 秀光 代表取締役社長・佐久間 悠太氏
人・ノウハウ・技術力が強み、次世代型店舗を提案
窪田・ほけんの窓口グループ会長兼社長に聞く (13面) 「売る」より「聴く」力

ニッキンのお申し込み

購読のお申し込みは、インターネット・FAXで受付けしております。

申込用紙をFAX(03-3262-2838)またはお近くのニッキン支社・局までお送りください。

ニッキンのおすすめ

社説/ニッキン抄

写真を読む

2022年7月29日号1面 【写真を読む】ナイスバッティング!

  • 写真を読む

 【高松】ソフトボールに似た遊び「アソボール」。伊予銀行女子ソフトボール部は7月19日、愛媛県松山市内の幼稚園で体験会を開き、園児にスポーツの楽しさを伝えた。選手と女子ソフト元日本代表監督の宇津木妙子氏(中央)が講師として参加。同部の事務局は「これを機に選手を目指してくれたら」と期待する。