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ニッキン・2021年7月23日号

主な記事

2021年7月23日号1面 金融庁、五輪中のサイバー攻撃警戒、演習踏まえ初動強化促す

  • 法令制度政策

 金融庁は7月23日に開幕した東京2020オリンピック期間中のサイバー攻撃を警戒するよう、金融機関に強く促している。7月までに、2020年に実施したサイバーセキュリティー演習の結果を還元し、攻撃を受けた後の初動対応で課題がみられた点などを指摘。素早くシステム復旧できる準備を求めている。
 五輪開催地は期間中に大規模な攻撃を仕掛けられるケースが多い。コロナ禍で海外からの渡航と国内の往来は制限されているが…

2021年7月23日号11面 特集 【地域にスポット】首都圏信金・信組の貸金庫戦略

  • 経営
  • 特集

 稼働率低下も収益化模索、銀行店舗撤退で受け皿に
 首都圏ではメガバンクや地方銀行の店舗網見直しが進み、貸金庫の需要が信用金庫・信用組合に流れ込んでいる。収益に直結させるため契約料を上げる動きもみられる。半面、近年は稼働率の低下に頭を悩ますところが多く、主なターゲットだった富裕層から一般客に推進対象を広げる先も出ている。本紙では1都3県の信金・信組(職域・業域を除く)に貸金庫の動向に関するアンケートを実施。依頼した60先のうち回答のあった54先の現状をみた。

 ■高齢化が利用低迷要因
 回答先の多くで貸金庫の稼働率が低迷している(グラフ)。複数の金融機関は…

 【写真】全自動貸金庫を利用する東京シティ信金の取引先経営者(6月17日、東京シティ信金秋葉原支店)

2021年7月23日号19面 もみじ銀行、「金融×進学塾」コラボ拠点、運用・ローン相談に対応

  • 経営

 【広島】山口フィナンシャルグループ(FG)のもみじ銀行は7月20日、旧青葉台出張所を進学塾と併設した「YMFG talk base 青葉台」としてリニューアルオープンした。グループ内の銀行店舗ネットワーク見直しの一環。地域で進学塾などを運営するインベントグループとのコラボレーションは初めて。
 店舗内には個別型の机を設置。ATM、応接室、ロビースペースを設け、カフェ風の待合室とした。自習学習スペースのほか…

 【写真】金融と進学の相談拠点。初日には保護者らが訪れた(7月20日)

2021年7月23日号2面 日銀、気候変動対応を鮮明化、支援オペは「付利ゼロ%」

  • 法令制度政策

 日本銀行は気候変動問題への対応姿勢を鮮明にしている。2021年内にも始める金融機関の関連投融資を支援するオペでは対象や付利金利(ゼロ%)を示す「骨子案」を公表したほか、組織全体の取り組み方針も明らかにした。欧州中央銀行(ECB)でも具体的な施策を伴う同問題への「配慮」を表し、脱炭素社会に向けた主要中央銀行の動きが加速する。

 日銀は7月15、16日に開いた金融政策決定会合で…

【写真】気候変動に関する取り組み方針について説明する黒田総裁(7月16日、本店)

2021年7月23日号3面 地域金融機関のSDGs、地域銀行9割・方針策定へ、信金も112金庫が表明

  • 経営
  • 地域貢献

 地域金融機関の大半がSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを掲げる時代を迎えた。SMBC日興証券の調査によれば、地域銀行78行が方針を公表、検討中の13行を加えると業界全体の9割に上る。専門部署を設ける先も増加。信用金庫でも112金庫が方針を表明している。
 2018年から毎年調査しており、直近では2020年11月~21年1月に実施した。18年当初、方針を設けていたのは…

2021年7月23日号4面 三井住友信託銀行、現役世代との接点つくる、2022年度にアプリ投入

  • 経営
  • ネット・システム

 職域にデジタル化推進
 三井住友信託銀行は職域営業のデジタル化を推進し、若年層の個人ビジネスを強化する。2022年度初頭にも資産形成に関する情報を提供するアプリを投入し、24年度までに利用者20万人以上を目指す。対面によるアクセスが困難な現役世代との継続的な接点をつくり、新規取引先拡大や既存先の複合取引などビジネスの実効性を高める。
 同行は、個人や家計の資金循環について、ライフサイクルの三大イベントである…

2021年7月23日号7面 地域銀行、民事信託コンサル拡大、山田エスクローと14行提携

  • 資産管理

 地域銀行で、民事信託コンサルティング業務への取り組みを積極化する動きが出てきた。高齢化が進展するなか、民事信託についての周知が進み、老後の認知症リスクに備える動きが拡大。これに伴い、信託大手の山田エスクロー信託と4月30日に常陽銀行、6月25日には足利銀行が同業務で提携。同社が提携する16金融機関のうち地域銀は14行になった。大手地銀を中心に今後も連携は広がりそうだ。
 民事信託は、個人や法人が受託者となり、営利を目的としない業務として…

2021年7月23日号8面 信金中金、アジアの成長力を生かす、信金シンガポール開業

  • 取引先支援
  • 国際

 商機拡大へ取引先を支える
 信金中央金庫は、7月15日に海外子会社「信金シンガポール」を開業した。ビジョンに「アジアの成長力を信用金庫とともに地域経済の未来に取り込む」を掲げる。駐在員事務所(上海、香港、バンコク)などと連携するアジアのハブ拠点を担って、信用金庫取引先の海外事業展開を支援していく。
 信金シンガポールは、4部門(信金取引先サポート、投融資、総務企画、コンプライアンス)で…

2021年7月23日号10面 日本郵便、内部犯罪の発覚増える、目立つ「金庫の現金横領」

  • 経営

 日本郵便で、貯金業務に携わる社員の内部犯罪が発覚する事例が増えている。2018年度は6件、19年度は4件にとどまっていたが、20年度は14件に急増した。21年4月以降も、長崎県で巨額の詐取が明らかになるなど、ガバナンスを問われる事案が相次ぎ発覚している。
 ゆうちょ銀行から報告を受けた郵便貯金簡易生命保険管理・郵便局ネットワーク支援機構が…

2021年7月23日号15面 地銀協、役員向けにDX推進で研究会、10カ月間・“あり方”議論

  • 人事施策

 全国地方銀行協会は8月から、会員行のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進を所管する役員を対象に、10カ月にわたる「DX推進経営研究会」を初めて開催する。経営の重要事項の決定や業務執行を担う役員に、“デジタル時代の地銀のあり方”を考える機会を提供し、各行の課題認識を踏まえてDXによるビジネスモデル変革を支援する。
 講師は、DX推進で実績のあるアクセンチュアから、金融サービス本部の…

2021年7月23日号20面 ワンチーム 実権者面談、福邦銀行金沢支店、仮説ぶつけて課題を発掘

  • 営業店

 外部機関活用し解決策提案
 【金沢】福邦銀行金沢支店(北川昌志支店長=行員8人うち女性4人)は、企業取引において社長など実権者との面談にこだわる。仮説をぶつけて、その反応から企業が抱える課題を探り、解決策を提案する。2020年度下期は売り上げ拡大など24件の課題解決を支援した。関係が深まったことで、新たな資金ニーズ対応にもつながっている。
 福井県に本店を置く同行にとって石川県金沢市内唯一の店舗。2020年8月に着任した北川昌志支店長は…

 【写真】ダートコーヒーの中西泰仁業務部長(右から2人目)からコーヒー豆の焙煎工程などのレクチャーを受ける北川昌志支店長(同3人目)と小林義和支店長代理(左、7月16日、ダートコーヒー白山工場)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[16]=オンライン相談の注意点(4)』
『“そうぞく”に強くなる[16]=相続財産の生命保険活用術(4)みなし相続財産』
『地域金融の未来―価値共創[16]=対話のポイント―心理的安全性』
『金融コンプラ[16]=ハラスメントを考える(1)』
【金融法務】[16] 債権管理
自己診断テスト

人材育成 (15面)

人間力を高める -16-
「LGBTQ+」(中)
進まぬ法整備、多くの困難

レギュラー企画

『寸言』 ITで社会課題を解決 (1面)=岡本 安史・TIS代表取締役社長
『東西ペンリレー』 北九州の「日本で初めて」 (12面)=日本銀行北九州支店長・梅田 秀彦氏
『ちょっと一言』 金融の新たな可能性研究 (12面)=叡啓大学 ソーシャルシステムデザイン学部長・教授・保井 俊之氏
『スマイル』 顧客のためになることを (20面)=しずおか焼津信用金庫・杉山 多恵さん
『初支店長(716)』 逃げない姿勢を示す (20面)=香川県信用組合 琴平支店長・植松 章良氏

企画・特集・連載など

フォーカス2021 (1面) KAMが映す引当リスク
透明性高め、対話に生かす
インタビュー (3面) 高田・生命保険協会長
真の“顧客本位”追求
インタビュー (4面) 角元・三井住友銀行取締役兼副頭取執行役員(大阪駐在)
マザーマーケット活性化
インタビュー (5面) 永島・明治安田生命社長
自己変革と成長 促す
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]いろいろな「森」の捉え方
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]株高なら米国債利回り上昇だが
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
インタビュー (8面) 松下・飯能信用金庫理事長
三位一体の改革目指す
いまさら聞けない 用語解説(4) (10面) ファンドラップ
IFA
千里眼<328> (13面) NTTテクノクロス 代表取締役社長・桑名 栄二氏
技術かけ合わせ価値提供
デジタルバンキングナビ (13面) グーグルのプリン買収思惑は
輝け!フレッシャーズ(17) (18面)
 顧客・地域を支える
東北銀行・石田 英太郎氏
債権買い取り先を支援
新入行職員日記(16) (18面) 目標達成へ自ら考え動く

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。