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ニッキン・2021年7月9日号

主な記事

2021年7月9日号1面 金融庁、許認可手続き迅速化、財務局と合同ヒアリング

  • 法令制度政策

 地域銀行の新事業後押し
 金融庁は、5月の改正銀行法成立を受けて活発化が予想される地域銀行などの新事業展開を、手続き面の迅速化により後押しする。銀行業高度化等会社の活用など許認可や法令照会が必要となる場合、従来は財務局・財務事務所と別々にヒアリングを実施してきたが、合同形式に改める。行政側の目線統一を図るほか、金融機関側の負担軽減にもつなげる。
 業務範囲規制の緩和を盛り込んだ改正銀行法は、11月までに施行される予定。持続可能な事業モデルの構築に向けて…

2021年7月9日号19面 特集 金融界の2021年株主総会、「脱炭素」「女性登用」迫る

  • 経営
  • 特集

 ライブ配信・導入拡大
 金融界(銀行、証券、保険)の2021年3月期の定時株主総会が6月16~29日に開催された。各社は2020年に続き新型コロナウイルス感染防止対策を徹底。本紙が調査した102機関のうち、約8割が1時間以内に株主総会を終了した。来場する株主数も減少傾向が続く。株主からは脱炭素に向けた取り組みや女性役員の登用など、経営の持続可能性に対して厳しい視線が向けられた。

 ■平均時間は1時間切る
 1機関あたりの平均開催時間は約44分。コロナ禍前の2019年は平均1時間を超えていた。一部の金融機関では…

 【写真】システム障害後の開催となったみずほフィナンシャルグループ(6月23日)

2021年7月9日号4面 三菱UFJ信託銀行、情報銀行サービス開始、匿名データを企業に提供

  • ネット・システム

 EC機能や交流の場を構築へ
 三菱UFJ信託銀行は7月1日、情報銀行サービスの運用を開始した。個人利用者のパーソナルデータを集約、企業への提供とともに、最適化した情報を利用者に提供する。将来的にはEC(電子商取引)機能や交流の場を実装する。現在の参加企業は26社。当面、300社、100万人の利用を目標とする。
 情報銀行サービス「DPrime」は、スマートフォンアプリで、…

【写真】「DPrime」のイベントに登壇した長島社長(左)と中田氏(7月1日、丸ビルホール)

2021年7月9日号6面 阿波銀行、マッチング3443件紹介、手数料は3億円獲得

  • 取引先支援
  • 手数料

 「リンカーズ」システム活用
 阿波銀行はビジネスマッチング(BM)で大きな成果を上げている。2020年度の紹介件数は19年度比3.5倍の3443件、成約件数は同50%増の646件に達した。コロナ禍で大口案件は減少した半面、リンカーズが提供するBMシステムの活用で小口案件は大幅に増加。同システムを活用した手数料収入は19年度並みの約3億円を計上した。
 阿波銀は従来、オペレーティングリースなどの大口案件を中心にBM収益を…

【写真】阿波銀行本店

2021年7月9日号6面 フィデアHDと東北銀行、2022年10月に経営統合へ、収益拡大と効率経営

  • 金融再編

 東北3県の広域連合
 【仙台】北都銀行と荘内銀行を傘下に持つフィデアホールディングス(HD)と東北銀行は7月2日、経営統合に向けて協議することで基本合意した。2022年10月に東北銀が同HDの完全子会社となる予定で、岩手、秋田、山形の3県にまたがる広域連携となる。
 北都銀と荘内銀の経営統合によって09年10月に設立された同HDの傘下に、…

【写真】統合会見で握手する(左から)伊藤新・北都銀行頭取、田尾祐一・フィデアHD社長、村上・東北銀行頭取(7月2日、仙台市内)

2021年7月9日号9面 全信中協と全信組連、全国8会場を結び総会、「一体的運営の緊密化」へ

  • 経営

 全国信用組合中央協会は6月29日、本会議場の全国信用組合会館(東京)と全国7会場(札幌、仙台、新潟、名古屋、大阪、広島、福岡)をウェブ会議システムでつなぐ新たな形式で、第88回通常総会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、移動や密集のリスクを低減。続いて全国信用協同組合連合会も同形式で第67期定時総会を開いた。
 全信中協の総会は、会員総数146のうち本人出席50、委任状出席ゼロ、…

【写真】ウェブ会議システムでつないだ地区会場ごとに議案の賛否を挙手で確認した(6月29日、全国信用組合会館)

2021年7月9日号20面 金融界、「転勤」あり方見直し、勤務地選択や完全リモート

  • 人事施策

 金融界で「転勤」のあり方を見直す動きが広がり出している。従業員に負担を強いたり、キャリア形成の障壁となってきた転居を伴う異動について、働き方の価値観などに対応し転居転勤の有無や働くエリアを選択制とする事例が相次ぐ。子育てや介護などライフスタイルに応じたキャリアの選択肢を拡充することで、働きやすさを高め離職防止につなげる。
 三菱UFJ銀行は、原則転居異動のある総合職のなかに二つの勤務地区分を…

2021年7月9日号16面 JAバンク、2022年4月からファンドラップ販売へ、組合員に幅広い商品供給

  • 資産管理

 JAバンク(農業協同組合・信用農業協同組合連合会・農林中央金庫)は2022年4月から順次、全国のJAでファンドラップを取り扱う。提供に向けては農林中金が6月、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と三菱UFJ信託銀行の3社で業務提携を結んだ。JAバンクは21年度までの中期戦略で「ライフプランサポートの実践」を標ぼう。幅広い資産運用商品をそろえ、組合員・利用者ニーズに応えていく狙い。
 JAバンクは、つみたてNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)など、…

2021年7月9日号13面 TISとIBM、システム変革で協業、オープン基盤移行支援

  • ネット・システム

 TISと日本アイ・ビー・エム(IBM)は、金融機関のDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けて、最新技術を駆使して基幹系システムを構造変革するモダナイゼーション支援で協業する。両社の強みを生かし、メインフレームから環境変化に柔軟対応できるオープン基盤へ移行するソリューションを提供する。
 TISのプログラミング言語変換サービス「Xenlon~神龍」(シェンロン)を活用し…

2021年7月9日号15面 地銀協、「農業6次化」支援へ、事業計画を作成

  • 人事施策

 全国地方銀行協会は、農業事業者が生産だけでなく加工や販売まで事業展開する経営形態「農業の6次産業化」支援のための研修を開催する。経営支援には製造や流通、販路拡大などさまざまなノウハウや、変化する消費者ニーズに応じた付加価値の高い経営戦略の策定が求められる。受講者に課題や将来性の把握、今後の農業の6次化支援のポイントを習得してもらう。
 本部や営業店の担当者を対象に、9月1~3日に地方銀行研修所での集合・宿泊形式とウェブ形式のハイブリッド型で実施する。農業の…

2021年7月9日号22面 ワンチーム 人材育成、大光銀行吉田支店、若手が自発的に解決策提案

  • 営業店

 難題には全員で知恵絞る
 【新潟】大光銀行吉田支店(清水彰支店長=6月25日付で新潟駅南支店長、行員10人うち女性6人。パート2人)は、若手の育成に力を入れる。目指すのは、取引先の話を聞き、周囲の意見やデータを分析して自分の考えとして組み立て、しっかりと伝えることができる人材だ。銀行側からの一方的な提案ではなく、実情に応じた各種提案で信頼につなげる。
 清水彰氏は2018年7月に初支店長として着任。行員の半数が20代の若手で…

 【写真】板垣政之・アイテックス代表取締役(右)と対話する清水彰支店長(中央)と瀬下洋平営業担当副長(6月9日、アイテックス)<写真撮影時にマスクを外していただきました>

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[14]=オンライン相談の注意点(2)』
『“そうぞく”に強くなる[14]=相続財産の生命保険活用術(2)契約形態課税』
『地域金融の未来―価値共創[14]=金融機関の健全性の評価の視点』
『金融コンプラ[14]=金融商品販売法の改正』
【金融法務】[14] 担保権(2)
自己診断テスト

人材育成 (15面)

人間力を高める -14-
グリーフケア(下)
言葉より態度で弔意を

レギュラー企画

『寸言』 育て成功体験世代 (1面)=長島 巌・三菱UFJ信託銀行社長
『脚光』 本業支援で適正な評価を (7面)=きらやか銀行頭取に就任した・川越 浩司氏
『東西ペンリレー』 ロープウェイに思い巡らす (17面)=横浜銀行代表取締役常務執行役員・小峰 直 氏
『ちょっと一言』 独立リーグ盛り上げる (17面)=新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ監督・橋上 秀樹氏
『日銀支店長』 地域の声をつなぐ (20面)=高松支店長・高田 英樹氏
『スマイル』 課題を着実に解決 (22面)=伊達信用金庫・吉田 諭史さん
『初支店長(714)』 「組織力」と「聞く力」 (22面)=しまなみ信用金庫 手城支店長・藤本 恵二氏

企画・特集・連載など

フォーカス2021 (1面) 正念場のLIBOR移行
代替金利「頑健性」が課題
インタビュー (5面) 板坂・T&Dフィナンシャル生命社長
変額商品で老後資産を延伸
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]日本株の上値を抑える三つの不安
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]金融政策の不透明感が晴れる
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
全国542機関の2021年3月末 資金量・融資量ランキング (10-11面特集)
地域に愛され信頼される 信金ファイターズ (12面特集) お客さま目線で課題解決
千里眼<327> (13面) アイネット 代表取締役兼社長執行役員・坂井 満 氏
統合融資システムに注力
いまさら聞けない 用語解説(2) (16面) 自己資本比率(バーゼル規制)
コーポレートガバナンス・コード
輝け!フレッシャーズ(15) (20面)
 顧客・地域を支える
北海道銀行・松井 勇樹氏
多様な「人・業」に関わる
新入行職員日記(14) (20面) 電話目的伝え要領よく

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写真を読む

2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。