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ニッキン・2021年9月24日号

主な記事

2021年9月24日号1面 金融庁、バーゼル3最終化を延期、国内基準行は2024年3月末

  • 法令制度政策

 エクイティ支援促す
 金融庁は、2023年3月末から国内導入する新たな資本規制(バーゼル3最終化)について、国内基準行への適用時期を1年間、延期する方針を固めた。新型コロナウイルス感染拡大による中堅・中小企業の財務悪化を踏まえ、地域銀行がエクイティ支援に取り組みやすくする。新規制では、株式や劣後債権のリスクウェイトが現行規制より高まる点が課題となっていた。
 新規制は、銀行システムの健全性強化に向けて17年に国際合意された。その時点では…

2021年9月24日号12面 特集 関東地区金融機関、防災・新たな仕組みや計画導入

  • 社会
  • 特集

 「業務継続」と「人命」を両立
 2021年7~8月に「観測史上1位の記録的な大雨」が各地で相次ぎ、土砂崩れや河川の氾濫(はんらん)、低地での浸水など被害が広がった。今後も豪雨を伴う台風や発生頻度が高まる地震にも警戒が必要で、社会インフラを担う金融機関にとって自然災害対策は一段と重要になる。9月の「防災月間」は身の回りの防災を見つめ直す好機。そこで、関東地区に本拠を置く銀行グループや地域金融機関の最新の動向や今後の課題を追った。

 【写真】災害用井戸から水をくむ平塚信用金庫職員

2021年9月24日号11面 特集 【読者の意見】手形・小切手の完全電子化、「達成できる」は4割

  • 為替・決済
  • 特集

 カギは利便性向上
 古い商習慣の是正や事務効率化を目的に、政府は2026年までに紙の約束手形を廃止する目標を打ち出した。これを受けて、金融界でも今後5年間で手形・小切手を完全に電子化する自主行動計画がスタートしている。野心的といえる目標の行方について、本紙読者に意見を聞いた。

 【写真】東京手形交換所が入居する銀行会館(東京・丸の内)

2021年9月24日号4面 りそなHD、店頭業務を再構築、チャネル改革やDXで

  • 経営

 チャネル改革や店頭DX(デジタルトランスフォーメーション)による生産性向上を進めるりそなホールディングス(HD)。関西みらいフィナンシャルグループ(FG)を含めたグループの総人員は、2018年3月の約3万4600人から21年3月には約3万1100人と、年平均1千人ペースで減少している。関西みらいFGとの店舗共同化など再配置と並行して1万人の“事務人財”のミッションを変更し、営業店のあり方を再構築する。
 インターネット取引やコンビニATMの普及で、銀行への来店客が減少する社会変化は、…

【写真】デジタルサービスオフィス(DSO)は営業店とテレビ会議をつなぎ、複雑な相談に対応する(埼玉りそな銀行本部)

2021年9月24日号7面 横浜銀行、不動産業のDX後押し、ファンド投資先と協業

  • ネット・システム
  • 融資
  • 資産管理

 横浜銀行は、不動産管理業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を手がける「WealthPark(ウェルスパーク)」と協業し、紙に依存する不動産管理会社の業務効率化を後押しする。同社との情報連携によって不動産オーナーのニーズを把握し、不動産用ローンや相続関連の取引につなげる。
 ウェルスパークは、横浜銀のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドが出資した…

【写真】ウェルスパークが提供する不動産オーナー向けアプリのデモ画面

2021年9月24日号8面 信金界、デジタル化の遅れが課題、IT環境整備や教育急ぐ

  • ネット・システム

 信用金庫は、デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた業務のデジタル化の遅れが顕在化している。コロナ禍に伴って対面営業の機会減少やテレワークへの対応が求められるなか、IT環境の整備や職員のITリテラシー向上が喫緊の課題となっている。
 信金界は「Face to Face」の強みを補完するデジタル化の取り組みに…

2021年9月24日号9面 しんくみ保証、非対面の件数が前年比1.5倍、“コロナ前残高”回復めざす

  • 融資

 周年運動を展開
 全国の信用組合で、個人ローンの非対面チャネル活用が鮮明になっている。全国しんくみ保証が運営する業界のローン検索サイト「しんくみローンサーチ」経由の申込件数は、2021年4~8月に各月とも前年同月比1.5倍超で推移。21年度下期には、しんくみ保証の設立30周年キャンペーンも展開し、コロナ前の水準の回復を目指している。
 非対面チャネルには、商品検索や審査の申し込みが可能な…

2021年9月24日号18面 金融・保険業、4年ぶりに「入職超過」、コロナ禍で離職者大幅減

  • 人事施策

 金融・保険業で2020年、4年ぶりに入職者が離職者を上回る「入職超過」に転じたことが厚生労働省の調査で分かった。コロナ禍で転職市場が停滞したり不安定な雇用環境下で退職を控えたりしたことで離職者が大きく減ったことが主因。離職率は前年比3ポイント低下の7.7%と、1993年以降最低となった。
 全産業ではコロナ禍の雇用情勢の悪化を映して9年ぶりに「離職超過」に…

2021年9月24日号13面 リンカーズ、マッチングで新機能、潜在的課題引き出す

  • 取引先支援

 処方箋や企業を紹介
 リンカーズは、金融機関に提供するマッチングシステムに取引先の潜在的な課題を引き出してソリューションを与える新機能を搭載し、10月から本格稼働させる。検索機能や操作性に優れるため、金融機関では取引先のマッチング相談に対応できる営業支援ツールとしても期待される。リンカーズのマッチングシステム「Linkers for BANK」は、すでに地方銀行など約20機関に導入されている。その新機能として注目されるのが「イシュー・ソリューション・マトリックス(ISM)」だ。
 ISMは、オンラインで部署ごとの多種多様な課題を表示し…

2021年9月24日号15面 広島銀行、「華道」通し価値観共有、人間力磨く「アート教育」

  • 人事施策

 オンラインで行員参加
 【広島】「植物の声に耳を傾けて」――。広島銀行は9月11日、華道を採り入れた管理職研修を開催した。“いけばな”を通して日本文化を学び、多様な価値観に共感したり、新たな価値観を創造する力を養う。感覚や直感に基づき人間力を磨く「アート教育」を導入するのは珍しい。
 管理職研修には、代理職以上の29人がオンライン形式で参加した。日本を代表する草月流師範が“いけばな”の創作を実演。参加者は…

 【写真】植物の声を聞き、花材を生ける人事総務部の行員(9月11日)

2021年9月24日号20面 ワンチーム 法人コンサル、百十四銀行三木支店

  • 営業店

 1社に四つ以上の解決策、分析し「個社別方針」作成
 【高松】「地域に頼られる何でも屋になりたい」――。百十四銀行三木支店(渡邊孝典支店長=行員18人うち女性11人。パート7人)はさまざまなニーズに対応できるよう、四つ以上の解決策を示す法人コンサルティング営業を展開。チームで提案力を磨き、2020年下期でグループ下位だった業績評価は、2021年度上期にトップクラスへ躍進した。
 渡邊孝典支店長は、2020年10月に着任。当初3カ月は「売る」ことより「聞く」ことを重視した。“金貸す前に知恵を貸せ”の精神を実現するため…

 【写真】三木町地域活性課の貞中政治課長(左から2人目)と、地場産業支援についてアイデアを練る渡邊孝典支店長(左から3人目、9月8日、三木町役場)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【上期確認テスト 『FP実践力強化』
『“そうぞく”に強くなる』
『地域金融の未来―価値共創』
『金融コンプラ』

人材育成 (15面)

注目集める「事業承継・人材マッチング」企業(6) 久保田・サーキュレーション 代表取締役
専門人材をシェア活用

レギュラー企画

『寸言』 3つのキーワード (1面)=鷲尾 精一・湘南信用金庫理事長
『東西ペンリレー』 アスリートに学ぶ継続の力 (16面)=山口銀行頭取・神田 一成氏
『ちょっと一言』 若者パワーの発揮を支援 (16面)=SNOPPIcreation代表取締役社長・下大澤 志保氏
『日銀支店長』 金融システムの安定を守る (18面)=横浜支店長・河西 慎氏
事業者の声に直接耳を (18面)=釧路支店長・二宮 拓人氏
『スマイル』 顧客との関係深める (20面)=福井信用金庫・牧野 春香さん
『初支店長(725)』 地域の課題解決を第一に (20面)=北空知信用金庫 雨竜支店長・新井田 馨 氏

企画・特集・連載など

フォーカス2021 (1面) 「18歳成人」
無知のトラブル 未然に防ぐ
インタビュー (3面) 説田・全国サービサー協会理事長
アフターコロナへ役割発揮
全銀協5委員長に聞く(下) (4面) 大澤・事務委員長(三菱UFJ銀行取締役常務執行役員):手形完全電子化に挑戦
中野・公共委員長(三井住友信託銀行常務執行役員):「合理的配慮」へ対応を
インタビュー (5面) 米山・富国生命保険社長
100周年に向け原点回帰
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]ドル円の予想変動率が急低下
 柴田 秀樹・東海東京調査センター 投資戦略部 グローバルストラテジーグループ 金利・為替シニアストラテジスト
[金利]次期首相と日銀
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
インタビュー (8面) 川上・広島信用金庫理事長
廃業先の雇用も支える
千里眼 (13面) 黒田 和国・Wasabi テクノロジーズ ジャパン 代表執行役員社長
低コストでデータ保管
キャリアを描く(8) (18面)
 本部の仕事
宮崎太陽銀行・賴泉 佑衣さん
行員の成長が喜び

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社説/ニッキン抄

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。