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ニッキン・2021年4月9日号

主な記事

2021年4月9日号1面 地域銀行、「予防的引当」広がる、飲食・宿泊業など厚く

  • 経営

 株高の含み益活用
 地域銀行の2021年3月期決算で、予防的な引当が広がりそうだ。政策効果により足元の企業倒産は低位に推移しているが、コロナ禍が長期化し、今後の取引先の経営悪化が懸念されるため。株式相場の上昇を背景に、有価証券の含み益を原資として活用する動きも予想される。
 東京商工リサーチの調べによると、全国の月間倒産件数は直近の2月まで…

2021年4月9日号3面 生保各社 地域銀行株売却の動き 資本規制見据えリスク削減

  • 経営

 生命保険各社は、2025年に導入される新たな国際資本規制に対応するため、保有株式の圧縮を急ぐ。大手生保幹部は「資産ポートフォリオのなかで、リスクの高い株式売却や銘柄の入れ替えが加速するだろう」と指摘。一部生保が地域銀行株の売却を検討するなど、地域銀に波紋が広がる。生保と地域銀はこれまで銀行窓販や地方創生などで連携を深めてきただけに、影響が懸念される。
 簿価ベースで約5兆円の国内株式を保有する日本生命保険は…

【写真】日本生命は2021年度、約250億円の地域銀株売却を予定

2021年4月9日号10・11面 特集 【本紙調査】主要金融機関の2021年度採用実績

  • 人事施策
  • 特集

 1万1621人で5年連続減少
 主要金融機関の新卒採用者数が一段と減少している。本紙は大手銀行10グループ、97地域銀行・グループ、預金量上位50信用金庫(2021年1月末残高)の157機関を調査。2021年度は2020年度比6.8%減の1万1621人で、減少は5年連続。5年前に比べて4割少ない。大手行・グループを中心に採用を抑制しているほか、採用活動のオンライン化で計画数に届かないケースもあった。一方、他業種の採用縮小で応募者数増加や辞退率低下の動きもあり46%の地域金融機関は前年度以上を確保した。
 業態別では、大手行・グループが前年度比15.9%減の…

 【写真】全128人が出席したひろぎんホールディングス入社式(4月1日、5月開業のひろぎんホールディングス新本店)

2021年4月9日号2面 再生支援協、特例リスケ1年延長、コロナ長期化で再申請に備え

  • 法令制度政策
  • 取引先支援

 全国の中小企業再生支援協議会は、経営者に代わって既存債務の元金返済猶予を金融機関に要請する「特例リスケジュール」を1年間延長する。2021年度からはリスケ先の再生計画策定支援に軸足を移す予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、二度目のリスケや新規先のリスケ要請が見込まれるため。新たに、当面の事業継続に向けた行動計画の策定もサポートする。
 特例リスケは、コロナ禍で売り上げが減少した企業の資金繰りを安定させるため…

【画像】中小企業庁のHPより

2021年4月9日号4面 三井住友FG、量子コンピュータの実用性確認、ストレステスト作業効率化

  • ネット・システム

 不正送金検知でも効果
 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、量子コンピュータを利用した技術評価・検証などの共同研究で成果をあげた。傘下の三井住友銀行、日本総合研究所のほか日本電気(NEC)と連携して3月22日、ストレステストのシナリオ策定時間を圧縮することに成功。人工知能(AI)による不正検知システムで生かす送金やカード利用における不正パターン生成でも効果を確認した。
 今回利用したのは量子コンピュータの特化型と呼ばれる分野での最新手法…

2021年4月9日号6面 地域銀行、信託兼営34行に拡大、資産承継ニーズ対応

  • 資産管理

 関西みらい銀行・名古屋銀行が認可取得
 地域銀行で、信託業務を自ら取り扱う動きが広がっている。相続・資産承継に伴う信託ニーズに直接対応する狙い。3月25日に関西みらい銀行が地方銀行で33行目、同30日には名古屋銀行が第二地方銀行で初めて信託業務兼営の認可を取得した。それぞれ4月1日、同26日に業務を開始。認可は地域銀全100行の3分の1を超える34行になった。
 関西みらい銀は従来、りそな銀行の信託代理店として信託関連サービスを…

2021年4月9日号7面 山陰合同銀行、デジタル化加速、個人取引を来店不要に

  • ネット・システム

 戦略投資は倍増の16億円
 【広島】山陰合同銀行は、デジタル化を加速する。個人取引をすべて非対面で手続きできる体制をめざすほか、法人融資のオンライン化にも着手する。顧客の利便性向上と業務効率化で競争力を高める。
 2021~23年度の中期経営計画で取り組む。これまでも、個人向け融資の大半を…

【写真】山陰合同銀行本店ビル

2021年4月9日号8面 信金、PFIで存在感、実績53件・参加は130金庫

  • 融資

 信用金庫業界のPFI(民間資金を活用した社会資本整備)への存在感が高まっている。2002年以降、信金中央金庫がアレンジャーとなったPFI事業案件は53件・1260億円(20年3月末)で、国内金融機関ではトップクラスの水準。参加も含めると、全PFI案件の約1割に関与するなかで個別信金の参加も増え、これまで全国130信金に達している。
 PFI事業は、15年に内閣府から「多様なPPP/PFIを優先的に検討するための指針」が出されて以降、…

2021年4月9日号9面 関西地区信金・信組、地域・業態超え交流

  • 取引先支援

 活性化へノウハウ共有
 【大阪】関西2府4県の信用金庫や信用組合などで、地域活性化プロジェクトの立案や推進ノウハウを共有する業態・組織を超えた有志のグループワークが活発だ。
 2021年1月、近畿財務局が橋渡し役となり、成功体験を持つ金融機関の専担者と…

2021年4月9日号19面 川崎信金、3.11被災地から備蓄品購入、定期更新で食品廃棄も防ぐ

  • 地域貢献

 川崎信用金庫(川崎市、堤和也理事長)は東日本大震災から10年を迎えた3月、地元のプロサッカーチーム・川崎フロンターレを経由して岩手県陸前高田市の障がい者福祉作業所から、缶詰など災害時の食事セットを購入した。被災地支援の一環。納品に伴い庫内の保存食を地元のフードバンクに寄贈。食品廃棄削減にも貢献した。
 同信金は乾パンなど保存食の賞味期限が近付いていることから、フードバンクへの寄付と新たに購入する食品を検討。その過程で…

 【写真】食事セットを手にする担当者たち(3月26日、川崎信金本部)

2021年4月9日号20面 ワンチーム ソリューション営業、富山第一銀行滑川支店

  • 営業店

 2020年度は32件サポート、白熱の朝会で戦略考案
 【金沢】富山第一銀行滑川支店(砂原学支店長=行員12人うち女性4人。パート1人)は、ソリューション(課題解決型)営業に力を入れる。2020年度はコロナ禍の資金繰り融資と並行して、ビジネスマッチングなどに取り組んだ結果、上期15件、下期17件の支援を手掛けた。同店の強みは、人材育成と戦略考案を兼ねる朝のミーティングにある。
 マッチングから事業承継、M&A(合併・買収)、補助金申請の手続き支援、経営計画の策定と同店が取り組むソリューション営業は多岐にわたる。その底流には…

 【写真】ホワイトボードを使い情報供給や意見交換をする滑川支店の渉外チーム(3月26日)<写真撮影時にマスクを外していただきました>

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[2]=FPの役割(2)』
『“そうぞく”に強くなる[2]=相続の基本知識(2)養子・代襲相続』
『地域金融の未来―価値共創[2]=事業承継問題への対応は待ったなし』
『金融コンプラ[2]=ポストコロナを展望したコンプラ(2)』
【金融法務】[2] 特定調停
【解説】[2] 改正個人情報保護法

人材育成 (15面)

人間力を高める -2-
メンタル不調を防ぐ(中)
人と話し 心の交流を

レギュラー企画

『寸言』 コロナ後を見据える (1面)=板垣 衛・宮崎県信用金庫協会会長
『輝いています』 折れない心と対話力 (9面)=呉信用金庫・藤川 歩里さん
『東西ペンリレー』 日本百観音巡礼 (17面)=りそな銀行常務執行役員・米谷 高史氏
『ちょっと一言』 「楽しませたい」が原動力 (17面)=VRアーティスト・せきぐちあいみ さん
『スマイル』 磨いた話法で事業支援 (20面)=中栄信用金庫・市川 義和さん
『初支店長(702)』 知識不足を恐れるなかれ (20面)=呉信用金庫 安浦支店長・三津井 政孝氏

企画・特集・連載など

トランスフォーメーション【2】 (1面) D・デジタル
顧客と新たな関係性創造
インタビュー (3面) 山口・日本銀行 審議役・上席考査役
リモートで考査再開
インタビュー (4面) 半沢・三菱UFJ銀行頭取
ウェルスマネジメント強化
行員に挑戦・参画機会
インタビュー (5面) 高田・住友生命保険社長
円建ての強み、さらに生かす
山道・東京証券取引所社長に聞く (5面) 障害、風化させない
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]悪材料消化も米国に劣後する日本株
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]中期債利回りが上昇し始めた米国
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
千里眼<315> (13面) Creww 代表取締役CEO・伊地知 天氏
成長企業と地方つなぐ
みになる金融のはなし(2) (16面) 預金の種類は何があるの?
輝け!フレッシャーズ(3) (18面)
 顧客・地域を支える
千葉興業銀行・小川 真和氏
顧客目線を忘れない
新入行職員日記(2) (18面) 倫理は社会生活の基本

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。