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ニッキン・2021年8月13日号

主な記事

2021年8月13日号1面 政府・与党、民間ゼロゼロ融資再開も、衆院選控え要望強まる

  • 法令制度政策
  • 融資

 政府・与党が民間金融機関の実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資の取り扱い再開を視野に入れ始めた。コロナ禍が長引くなか、資金繰りが厳しい事業者の要望が強まり、衆議院議員選挙を控える自民党が無視できなくなってきた。予算で設けた融資枠は6月末時点で60兆円近く残り、財源に余裕はある。一方、すでに過剰債務を抱えている企業も多いため、金融庁や中小企業庁は資金需要を慎重に見極める考えだ。
 旅館・ホテルの業界団体が同党に再開を求めた。横浜市では、流通団地の協同組合が…

【画像】3月末に締め切った民間金融機関の実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資(金融庁のホームページより)

2021年8月13日号11面 特集 【読者の意見】コロナ禍のメンタルヘルス

  • 人事施策
  • 特集

 53%が精神的な不調訴える、運動でストレス解消
 新型コロナウイルスの影響により、金融機関でも働き方や顧客との接し方が大きく変わった。テレワークや交代勤務が徐々に浸透し、セミナーや顧客との面談ではテレビ会議システムの活用が定着してきている。ただ、職場でもプライベートでも自粛が求められ、感染リスクに絶えずさらされていることから、「コロナうつ」などの精神的な不調を感じる人も少なくない。本紙読者に意見を聞いた。

 【写真】ランニングなどの運動で心身の健康管理をしている人が最も多かった(8月9日、東京都内)

2021年8月13日号2面 就任インタビュー 中島・金融庁長官、時間軸持ち経営強化を

  • 法令制度政策
  • インタビュー

 コロナ対応が最重要課題
 7月に就任した中島淳一・金融庁長官(58)が本紙のインタビューに応じた。新型コロナウイルス感染症の拡大が続くなか、金融機関による事業者支援の重要性を強調。地域銀行に対しては、時間軸を意識した経営基盤の強化を求める考えも示した。(聞き手=飯田 裕彦)

 ■私的整理ガイドライン検討
 ――2021事務年度(21年7月~22年6月)の最重要課題は。
 「一番は新型コロナ対応だ。足元の緊急事態宣言下では…

2021年8月13日号16面 【地域にスポット】四国地区信金の補助金支援、“関係構築の入り口”へ

  • 取引先支援

 【高松】新型コロナウイルスによる売り上げ減少に悩まされる事業者。実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資で足元の資金繰りは保たれているが、将来の事業存続には不安が残る。そんななか、補助金支援が“関係構築の入り口”となりつつある。顧客と距離が近い四国地区の信用金庫ならではの伴走型金融について取材した。

 【写真】藤村育雄・藤村鐵工所社長(右)と一緒に補助金の事業計画書を作成する観音寺信金本店営業部の樋笠智博理事部長(左から2人目)と担当者(7月6日、藤村鐵工所)

2021年8月13日号4面 MUFG、個人ウエルスマネジメントビジネス拡大、証券仲介利益120億円増へ

  • 資産管理

 グループ総合力を発揮
 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、個人ウエルスマネジメント(WM)ビジネスを拡大させる。グループ総合力を発揮する総資産営業モデルで、銀行・証券で資産運用を、銀行・信託連携で相続起点の不動産ビジネスを活性化させる。
 個人取引のベースとなる資産内容や、運用目的などを掌握するプロファイリングの…

2021年8月13日号5面 ネット証券3社、米国株取引が広がる、新たな収益源に

  • 経営

 楽天は約定件数3.5倍
 主要インターネット証券3社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)の米国株取引による収益が拡大している。国内株式相場に比べて、米国株式市場は上昇基調が続き、取引ニーズが増加。スマートフォンアプリによる米国株取引の利便性向上も寄与し、国内株以外の手数料収益強化につながっている。他のネット証券でも参入する動きが相次いでいる。
 SBI証券は、4月に提供を開始した米国株式専用のスマホアプリ経由での取引が…

2021年8月13日号6面 きらぼし銀行、医療融資1200億円突破、14人の専担部がけん引

  • 融資

 資本性ローンでメイン化
 きらぼし銀行は、医療・福祉事業部の融資残高が2021年3月末で1千億円の大台を突破。20年3月末比で28%増加した。コロナ禍で厳しい経営が続く地域医療を支えるため、ファイナンスだけでなく、本業・経営を多角的にサポートする「医療メイン化プロジェクト」を展開。3~5月に約300億円を実行し、残高は足元で1200億円に拡大している。
 医療・福祉事業部(上原敦部長)は発足19年目と、地銀界の先駆け…

2021年8月13日号9面 東濃信金、課題解決に評価シート活用、経営分析資料を提供

  • 取引先支援

 【名古屋】東濃信用金庫(岐阜県、加知康之理事長)は、事業性評価手法の一つとして作成を進めてきた「CCMシート」の活用による課題解決支援を加速する。同シートへの記入で、経営分析資料を自動作成できる仕組みを構築。資料のフィードバックを通じた課題共有で、解決支援につなげる。コロナ対応先のうち2021年度中に1千先で支援に取り組む方針。
 同評価シートは15年ごろに運用を始め、コロナ禍を機に「コロナ対策支援先」用に…

2021年8月13日号18面 富国生命の「なでしこ塾」、営業職員から女性所長輩出、1年間で部下育成力養う

  • 人事施策

 富国生命保険は、女性営業職員から営業所長やマネジメントなど管理職を継続的に輩出を目指す。2020年度に試行的に女性営業所長輩出のための1年間の教育体系「なでしこ塾」を創設。1期生17人のうち7人が営業所長に任命されるなど、成果が確認できたため、21年度から本格導入し、管理職育成を急ぐ。
 なでしこ塾の創設は、他社に比べ女性管理職比率が低水準にあることが背景に…

【写真】1期生で卒塾後に営業所長に就任した善野所長

2021年8月13日号1面 【写真を読む】“ぶかすぽ”で学ぶ しずおか焼津信用金庫

  • 人事施策
  • 写真を読む

 【静岡】しずおか焼津信用金庫(静岡市、田形和幸理事長)は7月29日、「ぶかすぽ」を取り入れた新人研修を実施した。将来予測が困難な状態を表すVUCAとスポーツを組み合わせたもので、ラグビー元日本代表・小野澤宏時氏が指導。ラグビーとサッカーと鬼ごっこをミックスしたスポーツで汗を流した。パスを出す際、「ジェスチャーなどの非言語で意思疎通を図る大切さ」を学んだ。 

【写真】「ぶかすぽ」を取り入れた新人研修を実施

2021年8月13日号19面 東京オリンピック閉幕、金融界からメダリスト4人

  • 社会

 7月23日に開幕した「東京2020オリンピック」が8月8日に閉幕した。金融界から出場した27人は自身のベストを尽くし、8人がメダル獲得や入賞を果たした。
 金メダルを獲得したのは、柔道・女子70キロ級の新井千鶴選手(三井住友海上火災保険)。初戦、準々決勝と一本勝ち…

 【写真】三井住友海上火災保険・新井千鶴選手

2021年8月13日号20面 ワンチーム 預かり資産営業、南都銀行上市支店、「情報メモ」で顧客分析

  • 営業店

 仮説を基に最良提案
 【大阪】南都銀行上市支店(喜多知記支店長=行員15人うち女性5人。パート7人)は、“顧客をよく知るため”の仕組みをベースとした預かり資産営業に注力する。同行統一ツール「情報メモ」を基に開く案件会議では、行員同士が当事者目線で意見交換して細部まで分析。担当者は次のヒアリング項目や推進方針の助言を受け、仮説を立てて最良提案につなげている。
 同店は、「奈良南和・和歌山ブロック」内の吉野エリア(統括店=大淀支店)に所属し…

 【写真】週1回開催する「預かり資産案件ミーティング」では、情報メモを基に行員同士が当事者目線で取り組み方針やヒアリング項目などについて意見交換する(7月28日)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[19]=人生100年時代を踏まえた資産形成(2)』
『“そうぞく”に強くなる[19]=贈与の基礎知識(3)結婚・子育て贈与』
『地域金融の未来―価値共創[19]=マニュアル廃止―正常運転資金と引当』
『金融コンプラ[19]=この説明は十分ですか(2)』
【金融法務】[19] 商業登記規則改正
自己診断テスト

レギュラー企画

『寸言』 活力ある組織 (1面)=武市 寿一・みなと銀行社長
『脚光』 コンサル力の見せどころ (6面)=北海道銀行頭取に就任した・兼間 祐二氏
『当店の元気印』 初志貫徹の精神で挑む (9面)=九州ひぜん信用金庫・立石 拓哉氏
『東西ペンリレー』 巡り歩き (12面)=東京海上日動火災保険社長・広瀬 伸一氏
『ちょっと一言』 歴史で地域盛り上げたい (12面)=歴史タレント・小栗 さくらさん
『日銀支店長』 人に謙虚・誠実に接する (18面)=松山支店長・臼井 智博氏
『スマイル』 お客さまの立場で (20面)=新潟信用金庫・鬼嶋 碧さん
『初支店長(719)』 期待を超えるサービス (20面)=百五銀行港支店長・佐々木 健二氏

企画・特集・連載など

フォーカス2021 (1面) 気候変動対応
課題山積、工夫凝らす
インタビュー (5面) 鈴木・ヌビーン・ジャパン社長
社会貢献を情報開示
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]日米欧の経済成長率格差は鮮明、円売り継続
 柴田 秀樹・東海東京調査センター 投資戦略部 グローバルストラテジーグループ 金利・為替シニアストラテジスト
[金利]感染急拡大で景気シナリオ下方修正
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
連携と絆 <2> (8面) 圏央道アライアンス
地域産品をブランド化
いまさら聞けない 用語解説(7) (10面) 全銀システム
金融行政方針
フロントライン
 営業店を支える最新テクノロジー (13面)
ユーザー認証特集
不正利用対策が急務
インタビュー (16面) 大橋・高松信用金庫理事長
“申請疲れ”取り除く
インタビュー (17面) 日下・金融庁地域金融支援室長
盛り上がる「運動体」、地域金融の変革を推進
キャリアを描く(2) (18面)
 本部の仕事
中京銀行・伊藤 佑真氏
信頼構築へ勉強を継続

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。