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ニッキン・2021年9月3日号

主な記事

2021年9月3日号1面 金融庁、コロナ下の企業再生てこ入れ、官民連携へ県別に枠組み

  • 法令制度政策

 金融庁は2021事務年度(21年7月~22年6月)、地域金融機関がコロナ禍で傷んだ中小企業の経営改善や事業再生支援に注力できる環境を整備する。全都道府県で信用保証協会など公的支援機関との連携強化を促し、官民一体で活動できる態勢づくりを急ぐ。サービサー(債権回収会社)の活用を促すための情報収集・発信や、同一業種の企業を支援する際に参考となる典型的な再生手法などの研究も進める。
 8月末に公表した金融行政方針で、急場をしのぐ資金繰り対応の次の課題として…

2021年9月3日号16面 関東甲信地区地銀3行、「企業」や「人」呼び込む、地域活性化に貢献

  • 地域貢献

 地方の人口減少やマーケット縮小で、関東甲信地区の地方銀行で企業誘致や移住促進を後押しし、地域活性化に貢献する動きが広がっている。山梨中央銀行は県外から乗馬クラブ、千葉銀行は同一県内で体操教室の移転を支援。常陽銀行は首都圏からの企業誘致に力を注ぐ。

 【写真】千葉銀行が支援した体操教室「SKGスクエア」オープニングセレモニー(8月1日)

2021年9月3日号2面 FATFが審査結果公表、日本を「重点フォロー国」

  • 法令制度政策

 金融庁は検査・監督強化
 金融活動作業部会(FATF)は8月30日、日本のマネーロンダリング・テロ資金供与対策に対する第4次審査の結果を公表した。日本はリスク理解や国際協力で一定の評価ができる半面、金融機関の監督などに課題があるとして「重点フォローアップ国」に認定した。政府は結果を受け、対策の改善に向けた行動計画を策定。金融機関に対しては金融庁が検査・監督を強化する。
 FATFの4次審査は、法令などの整備状況(TC)40項目と、対策の有効性(IO)11項目を4段階で評価する。後者は…

2021年9月3日号4面 三井住友FG、プラットフォーム「未来X」新設、エコシステム伴走

  • 取引先支援

 起業家育成に注力
 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、傘下の三井住友銀行、SMBC日興証券、SMBCベンチャーキャピタルが一体となってスタートアップ企業の育成に力を注ぐ。8月25日にはプロフェッショナル人材サービスのみらいワークスと連携。成長企業エコシステムプラットフォーム「未来X(クロス)」を新設した。
 今回、初期段階のシード・アーリー期だけではなく、ステージが進んだ成長中の企業支援で…

2021年9月3日号7面 地域銀行、クラウド名刺管理ツール広がる、顧客情報を“見える化”

  • ネット・システム

 地域銀行で、クラウド名刺管理ツールを活用して行内の顧客情報を“見える化”する動きが広がってきた。静岡銀行など10行がSansan(サンサン、東京都渋谷区)のサービスを導入しており、うち3行は取引先に対してもデジタルトランスフォーメーション(DX)支援の一環として同社を紹介している。横浜銀行など数行は、ハンモック(東京都新宿区)の名刺管理システムを活用している。
 両社のサービスは、名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで…

2021年9月3日号9面 塩沢信組、総代改革が結実、構成比が組合員比と同等に

  • 経営

 【新潟】塩沢信用組合(新潟県、小野澤一成理事長)は、2009年の総代定年制導入から12年かけた総代改革が結実した。21年6月の総代選挙で、総代の男女別・年齢別の構成比が組合員構成比とほぼ等しくなり、業種別でも特定業種への偏りをなくした。総代の意見がそのまま組合員の総意とみなせる態勢を整えた。
 小野澤理事長が08年6月にトップに就任した当時、80歳以上の総代の割合は…

2021年9月3日号11面 特集 事件特集(上)、2021年1~6月の強盗・情報流出・その他事件

  • 社会
  • 特集

 システム障害が頻発
 2021年1~6月に金融機関で発生した店舗強盗事件は7件で、前年同期と同数だった(日本防災通信協会調べ)。銀行で3件、郵便局で4件発生したが、日頃の訓練により110番非常通報ボタンの活用や冷静な対応で、現金被害はなく全員が検挙された。本紙調査では上期中の被害額ゼロは過去10年で初めて。システム障害は9件発生。みずほ銀行では4件起きた。
 2021年上期は7件中3件の犯人が女性だった。東京・千代田区のみずほ銀行本店や…

 【写真】記者会見するみずほフィナンシャルグループ・銀行の両首脳(6月15日、本店)

2021年9月3日号15面 京滋地区3信金、合同研修を90人受講、「S認証」理解深める

  • 人事施策
  • ネット・システム

 【大阪】京滋地区の3信用金庫(京都、京都北都、湖東)は、若手や中堅職員の階層別に合同研修を実施している。3信金が龍谷大学と共同で創設した「ソーシャル企業認証制度」(S認証)の理解を深めるとともに、同世代で交流を図るのが目的。7~11月に計90人がオンラインで受講し、グループワークなどをする。
 入庫2~4年目の職員が対象の「フレッシャーズ研修」は、7月6日に開始した。1回当たり2日間で…

 【写真】8月23日にオンラインで開催された「第1回ミドル研修」の受講者たち。3信金から各5人が参加、4時間の研修を受けた。

2021年9月3日号16面 北陸地区3信保協、経営支援を活発化、企業に深く入り込み活動

  • 取引先支援

 【金沢】北陸地区の信用保証協会が、事業者の本業支援に力を注いでいる。各協会は女性職員で構成する支援チームの発足や、専門家派遣事業の利便性を高めたりすることで、企業に深く入り込んだ活動を展開。新型コロナウイルス感染拡大に伴うゼロゼロ融資(実質無利子・無担保)で保証先が急激に増加するなか、信保協にとって資金繰りだけでなく本業支援の重要性は一段と増している。富山県、石川県、福井県の3信保協の取り組みをまとめた。

2021年9月3日号19面 日本銀行、来なくても見学できます、学校向けにオンライン授業

  • ネット・システム

 日本銀行は、独自の3D・VR(仮想現実)コンテンツを用いたオンライン授業を展開している。生徒へのタブレット端末配布といったICT教育(情報通信技術を活用した教育)の環境が整うなか、リモート本店見学などを交えた学習プログラムを用意。コロナ禍で校外学習の機会が減る学校に、先端技術を生かした“学びの場”を提供する。
 日本銀行は“リアル”の本店見学を休止していた昨夏、3DやVRなど最先端のデジタル技術を活用した見学コンテンツを導入し…

 【写真】「スタジオにちぎん」から本館のリモート見学案内を行う日銀職員(日本銀行本店)

2021年9月3日号20面 ワンチーム 顧客本位、西武信金中神支店、ありがとうを行動基準に

  • 営業店

 事務1位・業績4位獲得
 西武信用金庫中神支店(古屋貴之支店長=職員11人うち女性4人。パート1人)は、「『ありがとう』と言われる仕事をしよう」を行動基準に、職員らとの密な情報交換や顧客への提案で業績を向上。2020年下期、表彰グループ内41カ店中、事務管理部門1位、業績管理部門4位を獲得した。
 古屋貴之支店長は2020年9月に着任した。国際ホテルチェーンのザ・リッツ・カールトンやコーヒーチェーン大手のスターバックスが導入するクレド(信条)を導入。職員のマニュアル的行動や…

 【写真】意思疎通の向上を狙い、渉外係は毎月順番に古屋貴之支店長(左)の隣で執務する(8月24日)

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[22]=主要通貨の特徴(1)』
『“そうぞく”に強くなる[22]=贈与の基礎知識(6)暦年贈与』
『地域金融の未来―価値共創[22]=「ミラサポplus」と「ローカルベンチマーク」』
『金融コンプラ[22]=高齢顧客との取引の再点検(1)』
【金融法務】[22] 弁済
自己診断テスト

人材育成 (15面)

注目集める「事業承継・人材マッチング」企業(3) 森・森興産 代表取締役
有料職業紹介業で提携

レギュラー企画

『寸言』 アンチ「勘と経験と度胸」 (1面)=河村 直樹・東北財務局長
『東西ペンリレー』 聖火リレートーチ (12面)=七十七銀行頭取・小林 英文氏
『ちょっと一言』 熊本城の修復工事を指揮 (12面)=大林組 元熊本城工事事務所長(現長崎駅ビル工事事務所長)・土山 元治氏
『横顔』 タイムリーな情報伝達を (18面)=四国財務局長・日室 裕二氏
対話重ねて連携強める (18面)=北陸財務局長・目黒 克幸氏
『スマイル』 「貢献感」が力の源 (20面)=山陰合同銀行・高木 優斗さん
『初支店長(722)』 全員が自発的に協力へ (20面)=福井信用金庫 福町支店長・土橋 克二氏

企画・特集・連載など

フォーカス2021 (1面) 適用近づく男性版産休
子育てを“会社ごと”に
インタビュー (4面) 中村・三菱UFJ銀行副頭取(中部駐在)
中部地区の変革期支える
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]末安の呪縛を断ち切った日本株
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]ジャクソンホール会合が終了
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
連携と絆 <5> (8面) 信金中央金庫
「わがまち基金」で地域創生
インタビュー (9面) 藤嶋・豊田信用金庫理事長
量から質へシフトチェンジ
千里眼<333> (13面) サイバーアークソフトウェア 執行役社長・智田 公徳氏
特権IDを安全管理
防災月間 企業トップに聞く (13面) サンフィールド 代表取締役・金澤 秀樹氏
太陽光・蓄電へ融資を
いまさら聞けない 用語解説(10) (17面) 特定郵便局
投資銀行
キャリアを描く(5) (18面)
 本部の仕事
尼崎信用金庫・山中 晴子さん
若手の成長がうれしい

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。