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ニッキン・2021年4月23日号

主な記事

2021年4月23日号1面 金融界、重要情報シートに苦慮、投資商品を比較提案

  • 法令制度政策
  • 投信保険

 生保協、ガイドライン策定
 投資信託や生命保険など預かり資産の提案時に、顧客への提示を新たに求める「重要情報シート」の導入を巡り、金融界が対応に苦慮している。まだ、個別運用会社の体制が整っておらず、「システムを含めた準備や行員への周知に時間を要する」(首都圏地域銀行)ためだ。おおむね2021年秋ごろからのシート活用を目指しているが、金融庁は「銀行の規模や商品の品ぞろえによって、対応のスピードに差が出る」(市場課)と危惧する。
 重要情報シートは、20年8月に金融審議会市場ワーキング・グループが活用を提案した。ジャンルの異なる商品間の比較情報や…

【写真】金融審議会市場ワーキング・グループ報告書

2021年4月23日号19面 京葉銀行、社員寮を医療機関に賃貸、施設活用で地域貢献

  • 地域貢献

 京葉銀行は4月1日から、常盤平支店3~6階の社員寮を医療機関の職員寮として貸し出している。保有不動産を活用して地域の医療体制を支える取り組み。コロナ禍で最前線に立つ医療機関の福利厚生充実と安定的な人材確保を支援する。
 同行が外部に保有不動産を貸し出すのは初めて。賃貸先は新型コロナウイルス感染症の診療など…

 【写真】社員寮の医療機関向け賃貸を開始した常盤平支店の外観

2021年4月23日号2面 インタビュー 三井・預保理事長、簡単ではない可変料率

  • 法令制度政策
  • インタビュー

 目標設定へ国際比較も
 3月1日に就任した三井秀範・預金保険機構理事長(61歳、元金融庁企画市場局長)が本紙インタビューに応じ、可変保険料率の導入は「コロナ禍を踏まえると簡単ではない」という見解を示した。責任準備金の新たな積立目標の設定については、欧米との比較を一つの軸にして議論を進める方針だ。

 ――平成金融危機の対応や2013年の預金保険法改正に携わってきた。
 「金融庁での初仕事が金融機関の健全化支援だった。経験は生かさねばならないが…

【写真】三井秀範・預金保険機構理事長

2021年4月23日号4面 大手行、2021年度上期部店長会議、変化への挑戦呼びかけ

  • 経営

 コロナ禍をチャンスに
 大手行は、2021年度上期部店長会議を相次ぎ開催した。コロナ禍の影響から前年度に引き続きオンライン開催が目立った。環境変化が加速するなか、各トップは変革への挑戦を訴えた。

 ■三菱UFJ銀行、三つのチカラ発揮
 三菱UFJ銀行は4月2日、オンライン開催。半沢淳一頭取は、コロナ禍対応について…

2021年4月23日号5面 大手損保4社、2022年度新卒採用計画、専門人材確保を積極化

  • 人事施策

 起業経験者や地方学生を発掘
 大手損害保険4社は2022年度新卒採用(22年4月入社)で、専門人材を積極的に確保する。アクチュアリー(保険数理人)やIT人材のほか、起業経験者や地方大学在籍の学生へのアプローチも重視する。総採用予定数は4社合計で1140人と、5年前の17年度入社(2737人)と比べ6割減となる。
 東京海上日動火災保険はオンライン選考会を通じて、地方や海外在住の学生との接点を…

【写真】東京海上日動はオンラインで全国をつなぎ、新入社員と役員が「私を突き動かす原動力」をテーマにトークセッションを開催(4月1日の入社式)

2021年4月23日号6面 地銀協、次期「クリッツ」稼働、信用リスク管理の高度化

  • ネット・システム

 全国地方銀行協会は、信用リスク情報統合サービス「CRITS(クリッツ)」の次期システムを5月6日に稼働する。従来よりもデータ分析機能を拡充して、複数処理の一括実行を可能にするなど使い勝手を良くする。利用する地銀62行は蓄積してきた融資先企業の情報を最大限に生かし、中長期的な融資戦略の策定などに活用する。
 「クリッツ」は、すべての地銀が保有する融資先の信用情報や財務情報を蓄積し、…

2021年4月23日号7面 愛媛銀行、全国初・セールスフォースマネジメントシステム、AIで営業統合管理

  • ネット・システム

 渉外は年間150時間捻出
 【高松】愛媛銀行は4月20日、ゼネリックソリューション(東京都)が提供するソフトウエアを進化させた営業推進統合管理の「セールスフォースマネジメント(SFM)システム」を全国で初めて導入した。松山市内の2カ店で試行し、2021年度上期中に全店へ展開する。
 同システムはビッグデータ解析と人工知能(AI)の活用で法・個人営業に関する情報を…

2021年4月23日号8面 信金、進む不動産活用、東信協の会員の9割が実施

  • 地域貢献

 事例研究で選択広がる
 保有不動産の活用に注力する信用金庫が増えている。東京都信用金庫協会(澁谷哲一会長=東京東信用金庫会長)が4月中旬にまとめた「事業用不動産の有効活用を通じた地域貢献活動」によると、25信金(準会員含む)のうち9割の23信金が取り組んでおり、2014年調査の15信金から拡大。首都圏信金で新たな活用方法を検討する動きもある。金融庁が柔軟な不動産活用を認めた監督指針の解釈や事例研究が進み、地域ニーズに応じた選択肢が広がりつつある。
 東信協は7年ぶりに会員25信金に活用状況をアンケートした…

2021年4月23日号10面 インタビュー 中江・労金協理事長、経営戦略の軸にSDGs

  • インタビュー

 2025年までの長期的な“ろうきんビジョン”の実現を掲げ、4月に「第Ⅲ期中期経営計画」をスタートした全国労働金庫協会。中江公人理事長(67)に、コロナ禍での勤労者支援や役割発揮に向けた取り組みなどを聞いた。

 ――前中計では事業基盤の深化・拡大を柱に据えた。
 「人生100年時代において、勤労者の資産形成支援に力を入れた…

2021年4月23日号18面 九州地区7地域銀行、若手・女性の登用積極化、柔軟な働き方改革促す

  • 人事施策

 【福岡】九州地区の7地域銀行が4月1日、人事制度改革を実施した。能力の高い若手行員の登用と女性管理職比率を引き上げるための改正をはじめ、行員の早期離職を抑止するための従業員満足の向上や、時間単位休暇の取得、テレワークや在宅勤務規定の整備など柔軟な働き方改革を促す制度の導入などもあった。

 ■人事制度改革
 佐賀銀行は、55歳をポスト定年にしていたが、55歳を超えて管理職につく場合、…

2021年4月23日号1面 【写真を読む】こども食堂を応援 足立成和信用金庫

  • 地域貢献
  • 写真を読む

 足立成和信用金庫は4月15日、南花畑支店で「こども食堂応援野菜即売会」を開催。収益金は全額寄付。コロナ禍以降、本店や本木、竹の塚各店で実施し、子供たちの健やかな成長を願い、善意を届けてきた。「少しでもお役に立ちたい」(土屋武司理事長)との一念。

【写真】即売会では鹿沼相互信用金庫の協力で栃木県鹿沼市産イチゴ「とちあいか」も出品・完売。買い物客を手伝う土屋理事長(4月15日)

2021年4月23日号20面 ワンチーム ソリューション営業、十六銀行瀬戸支店

  • 営業店

 取引先の経営安定化を支援、返済見直し1億5000万円軽減
 【名古屋】十六銀行瀬戸支店(辻和宏支店長=行員9人うち女性3人。パート4人)は、地元信用金庫が強固な地盤を持つエリアにあるなか、ソリューション営業に注力する。コロナ禍の影響を受ける事業者に対して返済条件の見直しなど機動的な対応で経営の安定化を支援した。全員営業を徹底し、顧客ニーズを先取りした提案で業績拡大につなげている。
 同店の貸出金は法・個人がほぼ均衡する。法人貸出は製造業と卸小売業がそれぞれ35%を占める地域だ。工業団地には…

 【写真】打ち合わせでは継続することの重要性を説く(3月19日)<写真撮影時にマスクを外していただきました>

社説/ニッキン抄

研修企画 (14面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[4]=金融教育の展開(1)』
『“そうぞく”に強くなる[4]=相続の基本知識(4)相続人であること』
『地域金融の未来―価値共創[4]=融資構造=借入構造の大きな歪み』
『金融コンプラ[4]=顧客本位の取引を考える』
【金融法務】[4] 地銀特例法
【解説】[4] 改正個人情報保護法

人材育成 (15面)

人間力を高める -4-
リモートマネジメント(上)
方向性・成果の確認を

レギュラー企画

『寸言』 投信のパレット始動 (1面)=森 拓二郎・十八親和銀行頭取
『東西ペンリレー』 「出会い」と「別れ」 (11面)=あおぞら銀行常務執行役員・伊東 武 氏
『ちょっと一言』 常識覆す備蓄用ゼリー開発 (11面)=ワンテーブル代表取締役社長・島田 昌幸氏
『スマイル』 感謝の声忘れられず (20面)=宮崎第一信用金庫・宇戸 麻喜子さん
『初支店長(704)』 顧客の立場で考える (20面)=大阪シティ信用金庫 森ノ宮支店長・深尾 友彦氏

企画・特集・連載など

トランスフォーメーション【4】 (1面) G・グリーン(下)
地域の産業死守へ手探り
インタビュー (4面) 岡橋・りそな銀行副社長(西日本担当)
関西100社の本業支援へ
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]市場の新陳代謝が膠着感打破のカギ
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]景気回復は織り込み済み
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
みになる金融のはなし(4) (10面) 金融商品の種類 投信・保険・個人向け国債
千里眼<317> (13面) タニウム 代表執行役社長・古市 力 氏
IT資産の健全性確保
デジタルバンキングナビ (13面) 広がるか非代替性トークン
輝け!フレッシャーズ(5) (18面)
 顧客・地域を支える
横浜信用金庫・安齋 涼太氏
成功体験経て自己研さん
新入行職員日記(4) (18面) ロビーで“感動応対”を

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ニッキンのおすすめ

社説/ニッキン抄

写真を読む

2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
  • 写真を読む

 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。