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ニッキン・2021年11月12日号

主な記事

2021年11月12日号1面 金融庁 シ・ローン参加解禁を検討 「国内免許」ない外銀に

  • 法令制度政策

 都銀懇 要望受け
 金融庁は、日本の銀行免許を持たない外国銀行に対し、国内で組成するシンジケートローンへの参加を解禁するか検討に着手した。都市銀行4行で構成する都銀懇話会の要望を受けたもの。規制が緩和されれば、国内企業が海外企業を買収する際の資金調達ニーズに対応しやすくなるほか、国内金融市場の国際競争力強化も期待できる。
 都銀懇は2018年度から、国内免許がない外銀のシ・ローン参加を求めてきた。19年度まで2回の要望に対する金融庁の回答は…

2021年11月12日号19面 東北地区3信金、ことば絵の活動支援、大垣西濃信金が橋渡し

  • 地域貢献

 【仙台】東北地区の3信用金庫(石巻、あぶくま、福島)は11月1、2、4日、「ことば絵」の制作に取り組む新井理玖氏の活動を支援した。以前から支援してきた大垣西濃信用金庫が3信金に橋渡しをし、ことば絵で被災地に勇気と笑顔を届けるという同氏の企画を実現につなげた。
 新井氏は工房「atelierぼく色」(岐阜県)を主宰。12歳ごろから水彩画の挿絵と筆文字によるメッセージを記した「ことば絵」の制作を開始。相手の顔を見て浮かんだイメージを描く即興スタイルで…

 【写真】あぶくま信金が紹介した会場の一角で訪れた人に「ことば絵」を描く新井氏(奥、11月1日、東日本大震災・原子力災害伝承館)

2021年11月12日号7面 第二地銀、AI活用に本腰へ、ラボで先進情報共有

  • ネット・システム

 第二地方銀行の各行は、人工知能(AI)の業務への活用に向けて本腰を入れ始めた。第二地方銀行協会のSARBLAB(サーブラボ)は、会員行がAIへの関心を急速に高めていることから、先進事例を共有してAI活用の加速を促す。
 サーブラボは、デジタルトランスフォーメーション(DX)による業務効率化を…

【写真】金融AIミートアップで徳島大正銀行から説明を受けるサーブラボ関係者(11月2日、第二地銀協)

2021年11月12日号2面 実像 リスクに備える(下)―サイバー攻撃を防げ―

  • 法令制度政策
  • ネット・システム
  • 特集

 欠かせぬ不断の改善
 増え続けるサイバー攻撃。2021年上期、警察庁がまとめた犯罪を検挙した件数は前年同期比22%増の5345件となり、通年で1万件を超える勢いだ。警戒態勢で臨んだ東京オリンピック・パラリンピックは乗り越えたものの、コロナ禍でのテレワーク拡大や経営のデジタルトランスフォーメーション(DX)は金融機関に新しいリスクをもたらしている。不断の改善が求められるセキュリティー対策の現状に迫った。
 「@fsa.go.jp」。10月下旬、金融庁のドメインを使う詐欺Eメールが国内にまかれた。公的機関になりすまし…

2021年11月12日号3面 日銀、受け入れ担保、200兆円に迫る、根強いコロナオペ需要で

  • 法令制度政策

 日本銀行が受け入れている担保の残高が200兆円に迫っている。日銀の新型コロナオペに対する金融機関の根強い利用ニーズが背景にあり、同残高(額面ベース)はコロナ禍前から100兆円超増加した。国債保有減などで金融機関の“担保余力”が低下するなか、足元では地域銀行による「住宅ローン」の差し入れが目立っている。
 オペを活用する金融機関は、利用額に見合う担保を差し入れる必要がある。コロナ禍前(2019年12月)の同残高は…

2021年11月12日号4面 世界の金融95社、投融資先「脱炭素」に誓約

  • 地域貢献

 国際枠組み加盟、日本は5社
 3メガバンクグループなど大手金融機関は、取引先の脱炭素実現に向けた取り組みを加速する。投融資先の実質脱炭素化に誓約する国際枠組み「ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス(NZBA)」の参加金融機関は11月12日時点で39カ国・95機関に増え、加盟先の金融資産は66兆米ドルと世界全体の43%に相当する。日本からは三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)をはじめ、5機関が参加。2022年度中に温暖化ガス排出量削減に向けた中期目標を設定し、開示を進めていく。
 NZBAは国連環境計画金融イニシアティブ(UNEP‐FI)が主導し、4月に43機関で発足。投融資先の排出量削減目標の設定や…

2021年11月12日号5面 三井住友FG、交通手段をシームレスに、実証実験参加や決済提供

  • 地域貢献
  • 為替・決済

 三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、傘下の三井住友銀行、三井住友カードが中心となって、地域交通の交通手段をシームレスにつなぐスマート化を促進。MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)事業の実証実験やタッチ決済による乗車などを進めている。
 11月1日から、横浜市金沢区富岡エリアでの乗合型移送サービス「とみおかーと実証実験」を…

2021年11月12日号8面 信金界、商工中金との提携が拡大、「再生・経営改善」は23先

  • 取引先支援

 信用金庫業界では、商工組合中央金庫と「再生・経営改善支援」で業務提携する動きが急拡大している。2021年3月末時点では全国で3信金だったが、21年度上期中に新たに20信金が業務協力協定を締結した。業態別でも、信金の23先が最多(地方銀行は11行、第二地方銀行は7行、信用組合は9先)。商工中金が持つ企業支援ノウハウの習得が進む。
 各信金と商工中金との業務提携分野は、再生・経営改善支援のほかにも、…

2021年11月12日号10面 証券各社、ストック収益伸長、費用カバー率が向上

  • 資産管理
  • 手数料

 経営安定化に寄与
 証券各社は、投資信託やファンドラップなどのストック資産の拡大に注力するなか、収益面での寄与が顕著になってきた。一部大手証券では、2022年に預かり資産残高に連動した手数料体系の導入を控えるなか、ビジネスモデルの転換を進める。
 野村ホールディングスは23年3月期にストック資産目標21兆円を掲げる。4月以降、…

2021年11月12日号18面 主要156機関の2023年卒向けインターン、4割で開催回数増加

  • 人事施策

 早期に母集団形成へ
 2023年春入行庫の新卒採用に向けて、約4割の主要金融機関がインターンシップの実施回数を20年度に比べ増やしていることが本紙調査で分かった。大手銀行、地域銀行、預金量上位50信用金庫(6月末残高)の156機関に調査した。学生の就職活動の動き出しが早まり、インターンの参加希望者が増加傾向にあるため、募集枠を広げて母集団を早期に形成する狙い。
 主要金融機関の21年度のインターン実施率は99%。2行庫が…

2021年11月12日号20面 ワンチーム コンサル営業、神奈川銀行末吉支店

  • 営業店

 預金衛星店でも融資伸長、母店と連携し法人ニーズ喚起
 神奈川銀行末吉支店(横田隼志支店長=行員5人。パート3人)は、母店となる川崎支店の連携店として法人融資残高の伸長と役務収益拡大で成果をあげている。預金店舗ながら融資業務にも意欲的に取り組み、育成する提案力の高い“人財”が応対することで個人取引先の不安を解消。顧客ニーズを喚起するコンサルティング営業で業績をけん引する。
 同店は預かり資産推進がメイン業務で、支店長以外は全て女性行員だ。法人融資は母店の渉外2人が担当し…

 【写真】コンサル営業のためのロープレで日々のスキル向上を図る行員(11月2日)

社説/ニッキン抄

学び (14-15面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[31]=暗号資産の現状(2)』
『“そうぞく”に強くなる[31]=争族の基礎知識(3)遺言』
『地域金融の未来―価値共創[31]=認定経営革新等支援機関(認定支援機関)とは』
『金融コンプラ[31]=マネロンへの取り組み(2)』
【金融法務】[31] 改正個人情報保護法(1)
自己診断テスト
投信窓販優績者に聞く 愛知銀行・小谷 詩織さん
資産形成のお役に立つ
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

レギュラー企画

『寸言』 「こころ」を繋ぐ (1面)=岡本 一夫・福井信用金庫理事長
『脚光』 本業支援に軸足を置く (8面)=埼玉県信用金庫理事長に就任した・池田 啓一氏
『輝いています』 仕事と育児・家事両立 (8面)=山形信用金庫・多田 みづき さん
『東西ペンリレー』 災害の時代に生きる (16面)=東京海上ホールディングス専務執行役員・川口 伸吾氏
『ちょっと一言』 ドローンで離島のインフラ整備 (16面)=かもめや 代表取締役社長・小野 正人氏
『リーダー』 変革型リーダーの集合体に (18面)=第57期西部地銀協議長・大河内 孝規氏
『日銀支店長』 果敢な挑戦を後押し (18面)=長崎支店長・鴛海 健起氏
『スマイル』 目標となる上司に (20面)=北おおさか信用金庫・乙部 直美さん
『初支店長(732)』 部下の目線に合わせ指導 (20面)=福岡中央銀行大川支店長・齋藤 忍 氏

企画・特集・連載など

地域銀再編 新常態(7) (1面) 関西第二地銀、13行が1行
“県民銀行”みなと銀行の矜持
インタビュー (2面) 増田・日本プルーフポイント チーフエバンジェリスト
脆弱性は人にあり
人材支援はいま (2) (4面) 亀有信用金庫
“新現役”成約率向上へ
識者に聞く (4面)
 地域銀再編
大森・元金融庁幹部
旧大和銀行の“DNA”残る
【マーケット・トレンド】 (5面) [株式]ファンダメンタルズ改善に逆行する日本株の低迷
 広木 隆・マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
[債券]米国でも利上げ期待が高まり始めた
 野地 慎・SMBC日興証券 金融経済調査部 チーフ為替・外債ストラテジスト
インタビュー (7面) 高木・トマト銀行社長
苦しい時こそ本業支援
2021年度 第二地方銀行のCSR活動 (地方創生・地域活性化策) (11面特集) 地域と共に発展・成長、地域に根ざす経営実践
インサイト
 キーパーソンに聞く<7> (13面)
大西 次郎・アイテル 事業本部長
システム開発を伴走支援
金融ジャーナル社 2021年度「ベストバンカー賞」 (17面トップ) 土井・京都銀行頭取が受賞
広域店舗網生かし課題解決、拠点の存続に工夫

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。