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ニッキン・2021年11月5日号

主な記事

2021年11月5日号1面 金融界 ESGデリバ拡大機運、国際団体は関連指針も

  • 法令制度政策
  • 経営

 さらなるルール整備要望
 ESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みが金融界で活発になるなか、先々の市場の拡大が見込まれるのが関連するデリバティブ(金融派生商品)取引だ。国際スワップ・デリバティブズ協会(ISDA)は10月26日開催の地域総会で主要議題の一つに掲げたほか、ガイドライン(指針)を公表するなど制度整備に動き始めた。
 ESGデリバの類型は複数ある。一つは「サステナビリティ・リンク・デリバティブ(SLD)」。金利スワップや外国為替予約の条件が…

2021年11月5日号16面 特集 【地域にスポット】東海地区金融機関、スタートアップ創出後押し

  • 取引先支援
  • 特集

 投資やイベント開催が加速
 【静岡・名古屋】「スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市」の選定を受け、愛知県・名古屋市・浜松市を中心に新産業創出を支える東海地区。スタートアップやベンチャーの支援機運が高まり、金融機関でも幅広い施策でサポートする動きが加速している。マッチングや育成支援など、各機関が手掛ける特徴的な取り組みを見た。
 スタートアップやベンチャーへの投資事業に乗り出す銀行が増加している。4月に十六銀行が投資専門子会社を…

 【写真】名古屋銀行主催のセミナーでピッチに臨むスタートアップの代表(10月21日)

2021年11月5日号11面 特集 中国地区金融機関「支店長100人に聞きました」

  • 人事施策
  • 特集

 理想の連携先は「ひろぎんホールディングス」、「部下の指導」に悩み
 【広島】「自分の勤め先が他の金融機関からどう思われているか」は意外とわからないもの。そこで、中国地区の地域金融機関支店長100人に「提携や合併相手としてふさわしい金融機関」や「仕事での悩み」などを調査した。

 ■中国地区で興味がある金融機関の業態は?
 最多は「地方銀行」が38人。厳しい経営環境のなかで「合併や今後のビジネスモデルをどうしていくか」(地銀支店長、信金支店長)など再編を意識した回答が多かった。地銀支店長は…

 【写真】店内で何でも話せる雰囲気づくりも支店長の役割

2021年11月5日号2面 実像 リスクに備える(上)―底上げ急務のマネロン対策―

  • 経営
  • 特集

 システム共同化に活路
 金融機関がマネーロンダリング(資金洗浄)・テロ資金供与対策の高度化を急いでいる。8月に公表された国際機関による審査結果では、中小規模金融機関の取り組み状況に厳しい指摘が並んだ。犯罪組織やテロリストは小さな“穴”も見逃さないため、日本全体で対策の底上げが欠かせない。切り札の一つと期待されるのが、システムの共同運用だ。

 「小規模な預金取扱金融機関の11%がITツールを全く導入していない」「適切な取引モニタリング(監視)システムを整備しているのは、非常に限られた金融機関」――。
 金融活動作業部会(FATF)が8月に公表した…

2021年11月5日号4面 【新企画】人材支援はいま(1)足利銀行、事業性評価を基に紹介

  • 取引先支援

 銀行本体の人材紹介業務参入が認められ、取引先の人材支援が本格化している。本紙では、金融機関の人材支援について連載で紹介する。

 2016年12月に本格的に事業性評価を開始した足利銀行。約2万6500社にのぼる法人取引先のうち…

【写真】人材コーディネーターは、1カ月60人のウェブ面談をすることもある

2021年11月5日号5面 りそな銀行・埼玉りそな銀行、新人事制度から6カ月、現状を継続希望が8割

  • 人事施策

 動画で多様な業務紹介
 りそな銀行と埼玉りそな銀行が4月の新人事制度へ移行してから約半年が経過した。社員自らキャリアを選択できる仕組みを導入したが、約8割の社員は従前のキャリアを継続することを希望し、残る2割は希望する業務分野に偏りが見られた。人事を担当する人財サービス部は、業務内容を紹介する動画を活用し、目立たないがやりがいのある仕事に脚光を当てている。
 新人事制度は、「ダイバーシティ・マネジメントの促進」と「分野別のプロ人財の育成」を…

2021年11月5日号6面 北国銀行、法人IBの契約増、手数料無料化で10倍に

  • 手数料

 店頭の申込書“なくなる”
 【金沢】北国銀行で、法人インターネットバンキング(IB)の契約数が増加している。9月は新規の契約と機能が限られた無料タイプなどからの切り替えを合わせて約2千件に上った。10月1日から基本手数料を完全無料にするなど、企業の生産性向上を促すための思い切った施策が、着実に利用意向を高めている。
 同行は7月、10月からの法人IBの新たな手数料体系を公表した。他の金融機関が…

【写真】北国銀行本店

2021年11月5日号9面 JA全中、全国大会で10年後の姿を示す、役割発揮へ自己改革実践

  • 経営

 全国農業協同組合中央会(JA全中)は10月29日、東京都内のグランドプリンスホテル新高輪で3年に一度の「第29回JA全国大会」を開催した。JAグループが10年後に目指す姿として「持続可能な農業の実現」「豊かでくらしやすい地域共生社会の実現」「協同組合としての役割発揮」を提起。今後も組合員の声を聞き、「不断の自己改革」を通じて、農業と地域の展望を切り開く、なくてはならない存在であり続けることなどを確認した。
 全中の中家徹会長は「新たなステージに進むための重要な転換点。JA、県域、…

【写真】リアル会場にはメイン、サブを合わせて約1200人が集まった(10月29日、グランドプリンスホテル新高輪)

2021年11月5日号17面 金融界、「心の教育」関心高まる、若手の離職防止狙いも

  • 人事施策

 金融機関が「EQ(心の知能指数)」教育研修へ関心を高めている。都市銀行、信託銀行など3行と地域銀行12行、生命保険・損害保険10社が、研修会社ジャパンラーニングのEQ教育を研修に採用。10地域銀や5信用金庫が導入を予定している。
 EQは、自身と他者の感情を的確に把握してコミュニケーションに生かす能力。メンタルコントロールの一環として…

 【写真】トマト銀行では新任支店長代理へEQ研修を実施

2021年11月5日号18面 地域銀行、「内定者SNS」で接点強化、交流機会増やし辞退防止

  • 人事施策

 地域銀行で、“内定者SNS”で接点を拡大する動きが広がっている。オンライン就活の普及で前年に比べ内定辞退の増加が予想されるため、各行は接点を持つ頻度と入行意欲を増幅させる企画に策を凝らす。
 内定者SNSは、内定者と会社、内定者同士のコミュニケーションを促し…

2021年11月5日号20面 ワンチーム 法・個人の融資提案、千葉信金大和田支店

  • 営業店

 フリーローンで利回り確保、減額先の返済計画も策定
 新型コロナウイルスの実質無利子・無担保(ゼロゼロ)融資などの急増で、貸出金利回りの低下は営業店の大きな課題だ。千葉信用金庫大和田支店(横川正徳支店長=職員10人うち渉外3人)はフリーローンの推進を強化し、同利回りの確保に取り組む。また、取引先への課題解決や新規法人先の開拓にも力を入れる。
 貸出金の利回り確保では、4月から住宅ローン利用先2千世帯にフリーローンのダイレクトメールを送付。全員で送付先に…

 【写真】SDGs私募債の発行を提案中の(左から)取引先SCミートの鈴木良夫社長夫妻と横川正徳支店長、齊藤利裕支店長代理(10月13日、千葉市花見川区)

社説/ニッキン抄

学び (14-15面)

【2021年度金融ホームドクター養成】
【知識と実践力を磨く】 『FP実践力強化[30]=暗号資産の現状(1)』
『“そうぞく”に強くなる[30]=争族の基礎知識(2)結婚・養子』
『地域金融の未来―価値共創[30]=信用補完制度の概要』
『金融コンプラ[30]=マネロンへの取り組み(1)』
【金融法務】[30] 事業再生(2)
自己診断テスト
投信窓販優績者に聞く 城北信用金庫・倉林 真弓さん
身近な話題から資金ニーズ喚起
※「金融ホームドクター養成」は過去掲載分も含め、「ニッキン プラザ」でご覧になれます。

レギュラー企画

『寸言』 価値共創会社を目指す (1面)=原口 裕之・紀陽銀行頭取
『当店の元気印』 熱意で相手の懐へ (9面)=信用組合愛知商銀春日井支店 支店長代理・鷹峰 裕 氏
『東西ペンリレー』 デジタルの力で健康に (12面)=アフラック生命保険取締役上席常務執行役員&CDIO・二見 通 氏
『ちょっと一言』 「地域の応援団」標榜 (12面)=大島グループ 代表・大島 誠 氏
『スマイル』 素早い対応を心がけ (20面)=遠軽信用金庫・青木 慎弥さん
『初支店長(731)』 融資以外の支援にも力注ぐ (20面)=大東銀行 棚倉支店長・寺田 淳 氏

企画・特集・連載など

地域銀再編 新常態(6) (1面) 関門海峡の衝撃から10年
意識変えた二つの転機
【マーケット・トレンド】 (5面) [為替]円は需給面でも売り圧力が強まりやすい
 柴田 秀樹・東海東京調査センター 投資戦略部 グローバルストラテジーグループ 金利・為替シニアストラテジスト
[金利]長期金利は0.1%まで上昇
 熊野 英生・第一生命経済研究所 首席エコノミスト
インタビュー (7面) 殖栗・第四北越銀行頭取
信頼を勝ち得ていく
インサイト
 キーパーソンに聞く<6> (13面)
鬼頭 政人・サイトビジット 代表取締役
企業の電子契約を支援
インタビュー (17面) 坂本・にしせとサービサー社長
価値見極め再生支援に力

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社説/ニッキン抄

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2022年5月27日号1面 【写真を読む】米作りで「金融」学ぶ

  • 地域貢献
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 【金沢】農林中央金庫富山支店は5月18日、農業と金融教育の融合プログラム「バケツ稲」の苗植えを実施。農林中金の職員(写真右)と片山学園(富山県射水市)の小学4年生32人がブランド米「富富富(ふふふ)」を育て、収穫米で名産「ますのすし」を作る。生産・加工・販売で“お金の流れ”を学ぶ体験型教育が始まった。